セラフィムガンダム

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GN-009 セラフィムガンダム(Seraphim Gundam)

セラヴィーガンダムバックパックに偽装されたモビルスーツで、ガンダムナドレの発展機。

分離時はコクピットとGNドライヴが本機に設置され、セラヴィーガンダムは無人機となる。ナドレよりも戦闘能力は上がっているが、GNコンデンサーの容量が少なく直接戦闘にはあまり向いていないことには変わりがない。

ヴェーダの奪還を想定した切り札として、ナドレのトライアルシステムとその拡張装備を一体化した「トライアルフィールド」を搭載しており、効果範囲は1つの宙域を覆うほどに広がっている。

イノベイターとの最終決戦において、ティエリアが肉体を失いつつもヴェーダの奪還に成功したことで、遠隔操作でシステムを起動させてイノベイターの戦力の大半を無力化させ、戦況を一気にひっくり返すことに成功する。
だが、直後にあらかじめヴェーダとのリンクを遮断していたリボーンズキャノンに撃墜されている。同時にオリジナルの太陽炉も失われた。
そのため、後に設計されたティエリアの専用機イノベイドの技術を流用した擬似太陽炉を搭載している。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
セラヴィーガンダムの攻撃演出で登場。トライアルフィールド発動は、セラヴィーにとってかわられている。

装備・機能

武装・必殺武器

GNバズーカII
本機体の主力ビーム砲。分離状態での「シングルモード」、合体時の「ダブルモード」、「ダブルバーストモード」、トランザム時の「ハイパーバーストモード」で発射することができる。GNコンデンサーが少ないため、セラヴィーより威力が低下してしまう。
GNキャノン
両腕に装備されているビーム砲。通常型モビルスーツなら一撃で蒸発するほどの威力。ヴァーチェと比べると攻撃範囲が低下しているが、その分威力が高められている。GNビームサーベルとの併用が出来る。
GNビームサーベル
両腕に装備。
トランザム発動
GNドライヴを搭載しているのでスペック上可能だが、使用していない。

特殊能力

GNフィールド
GN粒子で形成されたバリアフィールド。
トライアルフィールド
ヴェーダの制御下に置く機体を全てこちらのコントロール下に置く。ナドレのものとは比較にならない効果範囲を誇る。

対決・名場面など

セラフィムガンダム、出現
2nd第14話より。ブリング・スタビティの駆るガラッゾとの一騎討ち。
パワーに勝るガラッゾに追い詰められてトドメを刺されそうになった瞬間、トランザムを発動させた上でガラッゾに組み付き、その動きを封じる。そして、ティエリアは自らセラヴィーの真の姿を晒し、セラフィムの砲撃でガラッゾを撃破した。
トライアルフィールド発動
2nd第24話より。肉体を捨ててヴェーダの奪還に成功したティエリアは、セラフィムを遠隔操作してトライアルフィールドを発動させる。その結果、ヴェーダのバックアップを受けていた全機体は機能停止するのであった。
その後、セラフィムはリボーンズキャノンの砲撃で大破してしまうのだが、トライアルフィールドの効果はなおも持続している。

関連機体

セラヴィーガンダム
普段は、この機体のバックパックに偽装されている。
ガンダムナドレ
前世代機。
セム
外伝に登場。セラフィムガンダムの量産型。しかし、製造コストが高くプランだけの機体となった。

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