アルメラ共和国
2014年10月23日 (木) 00:49時点におけるMuguRianjie (トーク | 投稿記録)による版
アルメラ共和国(Republic of Almera)
位相空間ラ・ギアスの海に浮かぶ、中立を表明する辺境の小国。主要国家ではない。位置はナザン大陸の直下、主要10ヶ国にあたる「シュテドニアス連合」と「ラーダット王国」の目と鼻の先……元来は連合国の傘下にあった島国という経緯をもつ。シュテドニアス側が隣国ラーダットへの領内侵犯に躍起になっていた時代、その隙をついて独立を果たしたという。
長きに渡り戦災から逃れて平和だったが、その反動で動乱の世界にあって兵士の練度不足が問題視されていた。また、魔装機開発においても実戦における負荷の見積もりが甘く、後に悲劇の発端となる。
登場作品
魔装機神シリーズ
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第二章のシナリオ「悲しみのエリス」にて、エリス救出の為にマサキ達は連合領内のかなり深いところ(ラセツの息がかかった研究所がある小島)に進行することになるのだが……実はその島と『魔装F』で「アルメラ共和国」に指定された島は同じ位置にあったりする。
- Iの再々再リメイクがかかる可能性は低いが、その時がきたら修正必須箇所となるため、興味のある人はいまのうちに現物を確認しておくと面白いだろう(PSP版『OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』でも修正はかけられていないので)。この事例から判明することは、『F』の脚本の仕上がりがかなりの急ピッチで進められていたこと、過去作との矛盾は極力無視する方向にあったという事実である。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 序盤の舞台。「ジャイアント・キリング」において、ボーロをサキトで撃墜すると、攻霊機レイブレードを開発させるために教団の手を借りたイルゼノン社の方針を黙認していたことが、ボーロの口から明かされる(つまり、「ヴォルクルス教団と手を組む」という魔装機神シリーズ恒例のお約束に抵触していた)。
- 主力機に採用した「イルゼノン社」の魔装機リジェリオールは実戦の負担に耐えうるほどの駆動系を持っておらず、押し寄せるマグゥーキの大群をさばききれず首都防衛に失敗。正規軍の損耗率はまさに全滅といった感じで描写され、イルゼノンは本社と支社も含めて立て続けに迫る災厄に呑み込まれて組織として完全に瓦解(生き残ったわずかな社員が「倒産した」と語る有様)。連発された不幸のなかから、光霊機という「パンドラの希望」が生まれたことだけが唯一の救いか。
人物
「魔装機神シリーズの登場人物」のアルメラ共和国を参照。
兵器
制式機は『リジェリオール』と呼ばれるイルゼノン社製の風系魔装機。
地上世界の技術の取り込みに積極的であるため、拡張バージョンのコードネームにはCL(Commander Limited:指揮官専用機)などの英語が用いられている。
詳細は「魔装機神の登場メカ」を参照。
地理
区
区名 | 解説 |
---|---|
アーテル区 | アルメラ西部。 |
スライヴァ区 | アルメラ北部。 |
中央特区 | 首都がある。 |
フォーディス区 | アルメラ北東部。ルマーン基地を脱出したサキトたちが味方部隊と合流しようとしたが失敗した。 |
ラナ区 | マイア基地がある。 |
市
市名 | 解説 |
---|---|
首都エラルド | アルメラ中央の中央特区にあるアルメラの首都。 |
地名
地名 | 解説 |
---|---|
エラルド基地 | ライオネルが所属していた。 |
マイア基地 | アルメラ南西部。官民一体の開発研究が実施されていた。沿岸海上に建設されている海上基地。 |
リヴァ海峡 | シュテドニアスとの間にある海峡。 |
ルマーン基地 | アルメラ東部。レイブレードがありサキトが目を覚ました。 |
関連用語
- イルゼノン社
- アルメラに本社を置く兵器開発会社。その歴史の浅さゆえか、自由な気風で足腰も軽く未知の技術の解析と取り入れに余念がない。シュテドニアスにも支社を構えるなど先行きそのものは順風満帆にみえるが、その社風が思わぬ厄災を招くことになる。
- 攻霊機開発計画
- 他国の大型魔装機やアンティラス隊の魔装機神に対抗するために企画された新兵器開発プラン。敵魔装機の契約精霊の力を攻め取り、自機の力に変換する機能を持たされる予定であったが、技術的困難を中心とした諸々の理由により、幾度となく方針転換を余儀なくされている。自国の存亡を賭けた防衛策でこそあったが、このプログラムにこだわったアルメラを待ち受けていた運命は悲惨なものであった。
- 「攻霊機開発計画」で生み出された契約する精霊を持たぬ特殊魔装機。誕生から起動に至るまで複雑に入り組んだ経緯をもつ。