アクエリオンEVOL(Aquarion EVOL)
- 登場作品:アクエリオンEVOL
- 分類:機械天使
- エネルギー:人間の感情
- 合体状態:ベクターゼド【ヘッド】、ベクターイクス【下半身】、ベクターシロン【バック】
- 分離合体:アクエリオンゲパルト、アクエリオンスパーダ
- エレメント【ヘッド】:アマタ・ソラ、MIX
神話型アクエリオンを元に開発された強攻型アクエリオンの発展型で、ベクターゼドを上半身とする形態。当初はこの合体形態と「アクエリオン」という名前が封印されていたが、アブダクターとの戦いに巻き込まれたアマタ・ソラがミコノ・スズシロを守りたい一心からベクターゼドに乗り込みコールサインを唱え封印を解除。合体を制御してグイゼ・ストーンを打ち砕き、「アクエリオン」として復活を遂げる。
アクエリオンらしく、人間の感情エネルギーやエレメント能力により機体の能力が大きく左右される。顔つきや背面ソーラーウイングなど、神話型アクエリオンのうちソーラーアクエリオンの意匠を最も色濃く残している。戦闘スタイルも同じく、徒手空拳による格闘を中心に、無限に伸びるパンチ「無限拳」と、それを応用した必殺技で戦う。また、三形態の中では最もパワーが大きい。
なお、「EVOL」は「LOVE」の逆さ読みである。また、「エヴォル」とカナ表記している資料もある。
登場作品と操縦者
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初参戦作品。前作のソーラーアクエリオン同様、主人公であるアマタ固定。サブパイロットはエレメントチェンジで交代できるが、基本的にはアマタ、ゼシカ、カイエンの三人。後半でゼシカが一時離脱した後はシュレードがデフォルトとなり、最終的にサブパイロットはゼシカ、ミコノ、ユノハ、カイエン、シュレード、アンディ、MIX、モロイ、サザカ、最終局面でカグラとジンが加わって総勢12人もパイロットが存在することに。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビーム砲
- ベクターゼドの主兵装。合体時には頭部に配置されている。
- 格闘
- 全体重をかけてショルダーアタックをかます。
エレメントの必殺技
- 触愛・天翔突(フライングラブ・アタック)
- アマタのエレメント能力「重力干渉」を、衛星軌道まで上昇するほど増幅させて突撃、そのまま敵を小惑星へと叩きつける。劇中で初めて使用された必殺技。
- 無限拳(むげんパンチ)
- アクエリオンの十八番とも呼べる代表的な必殺技。伸ばした腕が節ごとに展開してどこまでも伸びる。
- 牽制としてとりあえず放たれたり、伸縮を利用した緊急回避にも用いられるなど汎用性の高い技だが、敵にまともにヒットするシーンはあまりない。
- 第2次Zのソーラーアクエリオンの無限拳と違い、最大射程は13(それでも十分長い)。
- 幻影明滅拳(サブリミナルパンチ)
- 第7話において、ユノハの能力「光学透過」によって、透明化して相手に近づいて連続パンチで攻撃して、最後の一撃を放つ。SRW未使用。
- 絶対封印(アブソリュートクラム)
- 第9話において、MIXのエレメント能力である「空間補填」によって、対象の穴を多く防いで、自らの余剰エネルギーに耐えられなくなった末に内から暴発、爆砕させる。SRW未使用。
特殊能力
- エレメントシステム
- 気力130以上で、3人のパイロットの格闘、射撃、防御、技量、回避、命中を、最も高いキャラクターの数値に統一する。
- 変形
- 分離・再合体を行い、アクエリオンゲパルト、もしくはアクエリオンスパーダへと変形する。
移動タイプ
- 陸
- 前作のアクエリオンと違い、飛行できない。但し、アマタのエレメント能力で気力が130以上になると飛行可能になる。
対決・名場面など
機体BGM
- 「君の神話~アクエリオン第二章」
関連機体
- ソーラーアクエリオン
- 大元となる機械天使。前述のとおり、EVOLはこの機体に酷似している。
- アクエリオンアルファ
- 量産型の機械天使、強攻型アクエリオンの第一形態で、先祖にあたる機体と呼べる。
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