VF-25G メサイア
VF-25G メサイア(Messiah)
※この記事ではファストパック装備形態に関しても記述する。VF-25全体の解説はVF-25 メサイアを参照。
- 登場作品:マクロスシリーズ
- 分類:全領域型可変戦闘機【バルキリー】
- 型式番号:VF-25G
- 全長:18.72m(ファイター時)
- 全高:14.53m(バトロイド時)
- 空虚重量:8,450kg
- 動力:熱核反応炉
- 推進機関:新星/P&W/RRステージII熱核反応タービン FF-3001A×2
- 補助機関:P&W高機動バーニアスラスター HMM-9,ISC(慣性蓄積コンバーター)
- 推力:1,620KN+×2
- 最高速度:マッハ5
- 開発者:新星インダストリー,ゼネラル・ギャラクシー共同
- 所属:新統合軍→S.M.S
- 補足:以上のデータは「VF-25 メサイア」
- 主なパイロット:ミハエル・ブラン、クラン・クラン
- メカニックデザイン:河森正治
VF-25 メサイアの長距離狙撃型のチューン機。スナイパーライフルを装備。ミハエル・ブランの乗機として活躍した。
ミシェル死後はクラン・クランが搭乗し、専用のスナイパーライフルをアルトのメサイアに渡し、このスナイパーライフルをもってバジュラクイーンに寄生したグレイス・オコナーを倒している。カラーリングは青と白。
劇場版ではミシェルは死亡しない為、最初から最後まで搭乗している。『恋離飛翼』ではトルネードパックを装備。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今回はバルキリーより小型のATやKMFが参戦しているのでサイズはM。よって従来の作品より回避率が下がっている。その上、物語が中盤前に終了するということで、反応弾などの強力な武器は装備されてない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- アルト機と同じくトルネードパックを序盤に無条件入手できる。性能は破界篇からそのままなのでほぼ同じ運用ができるが、オズマ機・ルカ機の参戦が遅いこともあり、事実上メインとして運用されるバルキリーはアルト機とミシェル機だけになる。トルネードパックは大気圏内と大気圏外で戦闘アニメが若干変化している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦L
- 初登場作品。プロローグ1話から搭乗する。パックの任意換装は無く、地上ではパック未装着の標準形態、宇宙ではスーパーパック装備状態に自動で切り替わる。
- アルト機には若干劣るが、バルキリーの特性として適応S、サイズSで運動性が非常に高いため、回避性能に飛びぬけて優れる。武装も優秀で初期から高火力、長射程の「スナイパーライフル(精密射撃)」を持ち、シナリオ進行で強力な追加武装も増える。更にそれらを自身の機体ボーナスで強化でき、ミシェルがデフォで持つヒット&アウェイで運用できる高性能機。
- 難点はバルキリー共通のサイズ差による火力不足。サイズ差補正無視技能が欲しいところ(追加武装の反応弾・MDE弾メインの運用なら不要)。またスナイパーライフル(精密射撃)は回避、移動に劣るバトロイド形態専用なので、初期では「高火力武器を使ってからのヒット&アウェイ」が多少生かしづらく、最後まで火力のある近接武器がない点が挙げられる。
- 今回はフラグを建てない場合、原作のミシェル死亡イベントが発生し、本機体はクランの乗り換え候補の一つになる。しかもミシェルの撃墜数を稼ぎすぎると生存フラグを満たせなくなる(ミシェル参照)ため、高周回プレイなどでVF-25Gを最大限運用し続けるなら、二名の養成が必要になる。通常プレイ時には条件を満たすか、そしてその後の考慮をして養成をすれば問題ない。
- クラン搭乗時には、デフォルトではヒット&アウェイがないものの貴重な突撃が使用可能なので、ミシェル搭乗時以上にアグレッシブに攻め込める上に、クランの乗機では火力が最も高いため、あえて条件を満たさないという選択肢もありうる。なお、中盤でミシェルが死亡した時点から無条件で乗り換えできるようになるが、特に「VF-25Gを使おう」と言うような会話がある訳でもなく(地上ルートを通っていて死亡イベントを見ていない場合は特に)、クランはそのままならクァドラン・レアに乗ったままなので、原作を知らないプレイヤーだと乗り換えできるようになっている事に気づかない事がある。
- スーパーロボット大戦UX
- Lと違い劇場版での登場のため最後までミシェルが搭乗し続ける。また、中盤イベントで撃墜されるがトルネードパックを装備する形でそのまま居続ける(アルト機同様大気圏内外で見た目と地形適応が変化する仕様)。
- 今作では原作では台詞だけで演出が不明だったフォーメーションMMジーナスがクァドラン・レアとの合体攻撃で登場した。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章サブミッション「火星基地襲撃事件」より登場。
装備・機能
武装
- 25mmビーム機関砲 「マウラーROV-25 25mmビーム機関砲」
- ファイター形態では機体側面、バトロイド時は腰部に位置する機関砲。実弾兵器の25mm高速機関砲へ換装することも可能(ゲームでは未実装)。
- ビーム機銃 「マウラーROV 217C 12.7mmレーザー機銃」
- 頭部に装備された機銃。
- アサルトナイフ 「ガーバー・オーテックAK/VF-M9 アサルトナイフ」
- 近接戦闘用に用意された実体剣だが、ピンポイントバリアで覆うことで切断力を上昇させる。
- スナイパーライフル 「SSL-9B ドラグノフ・アンチ・マテリアル・スナイパーライフル」
- ガンポッドの代わりに装備している長身のライフル。
- スナイパーライフル(連射)
- スナイパーライフルを連続射撃する。
- 他機体のガンポッドと同等の性能。SRWオリジナルで原作に無い演出になっている。
- スナイパーライフル(精密射撃)
- 開閉式モーメントバランサーを展開しての長距離精密狙撃。
- マイクロミサイル/ホーミングミサイル
- 主翼のブースターパックに内蔵。
- 反応弾
- 核兵器の一種。
- MDE弾
- 「マイクロ・ディメンション・イーター」の略。物体を消滅させる威力をもつ。原作ではマイクロミサイルやガンポッドなどの弾頭がすべてこれに換装されバジュラとの最終決戦に挑んでいる。その他、広域に攻撃が可能な大型MDE弾「ディメンション・カッター」が登場。
- SRWでは「ディメンション・カッター」を再現している。ただし、原作ではディメンション・カッターはメインキャラたちは誰も使用していない。Lでは反応弾の上位互換扱いの武装。第2次Zでは投下型のマップ兵器。劇場版では使用していないためUXでは非採用(YF-29 デュランダルの武装名にMDEの名があるため、存在自体はしている模様)。
トルネードパック
- ビームキャノン 「TW1-MDE/M25 旋回式連装ビームキャノン」
- 機体上部に装備させる大型の2連装MDEビーム砲。
- マイクロミサイル
- 大気圏外仕様ではマイクロミサイルポッドが追加される。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- ピンポイントバリア
- バトロイド形態のみ。
- 変形
- ファイター形態とバトロイド形態に変形可能。ガウォーク形態はオミット。
- 換装
- 各種パックに換装可能。
- ガウォーク
- バトロイド形態のみ。地上移動時に移動力+1される能力。OEで採用。
- グループ (GR)
- VF-25F メサイア(スーパーパック装備含む)、VF-25S メサイア(アーマードパック装備含む)、RVF-25 メサイアとグループ出撃可能。
移動タイプ
サイズ
カスタムボーナス
- 「『スナイパーライフル(精密射撃)』の攻撃力+400 射程+1」
- 第2次Zで採用。再世篇では射程が+2に強化されている。
機体ボーナス
- 初期:照準値+5 射撃武器+100
5段階:照準値+15 射撃武器+200 射程+1
10段階:照準値+25 射撃武器+300 射程+2 - Lで採用。スナイパー用の機体らしく、スナイプに特化した狙撃系の内容。Zのボーナスと違い全ての射撃武器の威力が上がるため、魂をかけたアルト以外には攻撃力で負けない。射程ボーナスも強力で、フル改造するとMDE弾の射程が11にもなり、ほぼ全ての敵に対し射程外攻撃を仕掛ける事が可能になる。
- 初期:照準値+5 射撃武器+100
第二段階:照準値+10 射撃武器+150 射程+1
第三段階:照準値+20 射撃武器+200 射程+2 地形適応:空or宇宙A
最終段階:照準値+30 射撃武器+300 射程+2 地形適応:空or宇宙S - UXでのボーナス。狙撃系ボーナスとバルキリー系特有のMAPで変わる空or宇宙の地形適応ボーナスの組み合わせ。
- 本作では同じ狙撃機系ボーナスを持つユニットの内、アパレシオンとマークジーベンは地形適応が空のみの上昇なので、これらの上位互換的なボーナスと言える。
機体BGM
- 「トライアングラー」
- 前期OPテーマ。
- 「ライオン」
- OEでスナイパーライフル(精密射撃)と連携攻撃のBGMに採用。
関連機体
商品情報