篠原遊馬
篠原遊馬(Asuma Shinohara)
- 登場作品:パトレイバーシリーズ
- 声優:古川登志夫
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 所属:警視庁警備部特科車両二課
- 階級:巡査(特車二課第二小隊員)
- 出身:東京都
- キャラクターデザイン:ゆうきまさみ、高田明美
特車二課第二小隊員の一人で、口が悪くひねくれものの一面もあるクールな性格だが繊細かつ感情的な一面もあり、きっかけ次第ではひとつの物事にとことん突っ走ってしまう部分もある。
実はレイバー製造メーカーで有名な篠原重工の御曹司であり、そのためか隊員たちの中でレイバーシステムなどのコンピューターやソフトウェアの知識に最も詳しい。 しかし本人は実父との確執により、実家を話題にされる事を嫌っている。その一方で御曹司の立場を利用して篠原重工に無茶な要求をする事もしばしばある。 漫画・アニメともに終ぞ語られることはなかったが、実父との確執の詳細は小説版で明かされた。
TV版、漫画版では野明のバックアップのみ担当をしていたが、『アーリーデイズ』や劇場版では第二小隊全レイバー並び現場での作戦指揮を担当した事もあった。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦OperationExtend
- 初登場作品。野明との掛け合い要員の他、担当声優である古川氏はPV2のナレーションも担当。
人間関係
篠原重工
- 篠原一馬
- 実父。篠原重工の社長で犬猿の仲。
- 篠原一驥
- 実兄。既に故人で、彼の死が父との確執の原因となっている。兄弟仲そのものは親子仲とは違って良好ではあった。
- 篠原雄高
- 祖父。息子や初孫に対してどこか思うところを抱いており、それもあってか遊馬を溺愛していた。
- 実山剛
- 篠原重工の社員。育ての親に等しく「じっちゃん」と呼んで親しんでいる。
特車二課
他作品との人間関係
名台詞
- 「俺に銃を撃たせろー」
「そう言って命令を無視してリボルバーマグナムをぶっ放す国家公務員がいるって話さ。」 - 警察にけじめがないという太田に対しての皮肉、無論彼と喧嘩になった。
- 遊馬「そんな馬鹿な!?じゃ篠原重工の責任はどうなるんです?俺だけ処分されて向こうはおとがめなしなんて、喧嘩両成敗ってのが筋ってもんでしょうが!!」
課長「貴様ぁ!警察を一体何だと心得とる!捜査活動は親子喧嘩の手段ではない!」
遊馬「偉そうなこと言いやがって!自分たちだって真相を知りながら、そっちの勝手な都合で裏取引しやがったくせに!!」
課長「だいたい捜査権ももたぬ警備部の人間が、上司の許可も得ず勝手に捜査活動を行なうなど言語道断!」 - 劇場版で、突然自宅謹慎を言い渡されてその本当の理由を聞かされ、物凄い顔芸を見せながら激怒しての、課長との言い争い。ちなみに自宅謹慎の理由は、篠原重工の政府に対する圧力をかけたためである。
- 遊馬「俺と野明がどんな思いでいた事か。純真な若者の青春の光と影を弄びやがって、あのクソ中年……」
野明「遊馬、カワイソー」
遊馬「呪ってやるーーーーーー!!!!」 - 劇場版で、後藤にいいように利用されていた事を知って激昂する。こちらも遊馬は物凄い顔芸を披露している。
- 野明「だってわるいことだよ!どうしてあんなあっけらかんといえる訳?」
遊馬「そりゃあ・・・悪いことだと思っていないからじゃねえか?」
野明「えー!?」 - 漫画版でバドが自分がグリフォンのパイロットであることを明かし、これまでの破壊活動を楽しそうに話していることを現実だと思えない野明に対して言った言葉。確かに遊馬の言うとおり人身売買の商品にされたバドが一般的な善悪の区別など教わっている訳はなく、野明よりは異常な事態に対して柔軟な思考を持っていることが覗える。
- 「その時は俺がもらって…」
- 漫画版最終回にて、野明の嫁の貰い手が無い、こうなったら魔性の女になるかという発言に対して。まごうことなき愛の告白だが、本人としては意図せずに思わず口をついて出てしまった台詞らしく、野明から聞き返されるとごまかしていた。
- 「お前は俺のパートナーだからな、知っていてほしかった」
- こちらはOVA2作最終回にての野明に対して、兄の墓参りに来た際の一言で、漫画版とはまた違った印象を感じる。
スパロボシリーズでの名台詞
- 「まぁ要するに、真面目に取り組めばロボットが強化されるって事だな」
- PV2での発言。古川氏によるゲームについての真面目な説明ナレーションが続く中、唐突に遊馬の口調と声調になる。
関連機体
- イングラム1号機
- 1号機バックアップ(指揮)担当。