リュウ・ホセイ(Ryu Jose)
ホワイトベースクルーの一人。モビルスーツのパイロット候補生で、作中ではコアファイターやガンタンクを操縦した。
面倒見の良い人物で、友人であるブライトの良き相談役であり、アムロ達年下にとっても良き理解者であったが、第21話にて重傷を押してホワイトベースを守るためにハモンの乗るマゼラトップに特攻し、死亡する。
彼の死にはクルー全員が悲嘆に暮れるが、同時にクルーの結束力を強めるきっかけにもなった。
なお企画当初彼は黒色人種と設定される予定であったが、放送当時の自主規制のため人種はラテン系という形に変更されたとされている。その当初の設定を汲んでか、キャラクターを実写で表現したPSゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』においては黒人の俳優が演じている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 第1話からジムに乗って登場するが、すぐにヘンケンの部隊にハヤトと共に転属してしまうために印象は薄い。
単独作品
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
特殊技能
人間関係
名台詞
- 「まったく。ガンダムのこんな姿は見たくもないな」
- TV版第15話でコアファイターの部分を離脱させ、四つんばいになっているガンダムの姿を見ての台詞。
- 「ブライトはアムロとゆっくり話し合ったこと無いんだろ。それじゃトラはおとなしくならんな」
- アムロがガンダムで脱走した件でアムロを独房を入れ、自惚れがなくなるまで出さないとブライトが言ったのに対してそれはただの言い逃れと言い「なぜ?」と言うブライトに言った台詞。ブライトがアムロの力量に内心に恐れていることを見抜き、アドバイスした。実際、アムロがガンダムで脱走したのはブライトがアムロをガンダムのパイロットから解任する話をしていたのをアムロが偶然に聞いたからで、アムロに聞かれ彼が走り去ったにもかかわらず、ブライトはアムロと話そうとも追いかけようともせず「手間が省ける」とアムロをほっといた。
- 「ブライトがな、お前は野生のトラだっておっかながっていたよ。おかしいだろ」
- ブライトと話した後、独房にいるアムロと話し、ブライトがアムロを恐れていることを伝えた。リュウの死後、アムロはリュウのこの台詞を回想している。
- 「あの赤い彗星とやり合って生きてるとは!ラッキーボーイだぜぃ!」
- 上述の『THE WAR FOR EARTH』で飛び出した台詞。リュウ自体を黒人の俳優が演じていることに加え、飯塚昭三氏も洋画吹き替えでも定評のある声優であるためか、完全に洋画っぽいノリである。