ラファエルガンダム

2013年8月22日 (木) 00:47時点における116.81.78.66 (トーク)による版 (→‎必殺武器)

CB-002 ラファエルガンダム(Raphael Gundam)

TVシリーズでの決戦後、眠りについたティエリアが不測の事態に備えて自分の肉体と共に開発していた機体。

本機はヴァーチェの系譜に連なる機体だが、イノベイド達が使用していたGNZシリーズいわば「ガ」系列と、リボーンズガンダムのデータも取り入れられて開発されており形式番号やシルエットなどにその影響が見て取れる。その一方で殆どの装備は背面のユニットに集約されており、機体本体には内装火器は装備されていない。しかし擬似GNドライヴを3基搭載しているだけあって火力は極めて高く、またGNビッグキャノンは巨大なGNクローにもなるため格闘戦にも優れる。防御面ではGNフィールドで耐えることが多かったヴァーチェやセラヴィーとは違い、劇中では他のCB製ガンダムと遜色無い回避性能も見せつけている。

本体は細身だが上半身に大型の背部ユニットを背負ったアンバランスなシルエットが印象的だが、これは宇宙での使用に特化しているため(地上での使用は不可能ではないが、MSVでは大気圏内の使用に適した形態が登場している)。また特徴的な背部ユニットは実はセラヴィーガンダムIIが変形した姿であり、損傷したセラヴィーを回収して機体の開発と同時に改修していたと見られる。 大型の砲撃型ガンダムと機動性に優れた細身のガンダムの二面性を持つという、今までのティエリアの機体の特性を踏襲した機体だが、重量は最も重い(細身の本体に砲撃型のアーマーを追加したヴァーチェ、バックパックが小型ガンダムに変形するセラヴィーと比較すると、ノーマルサイズの本体+セラヴィーⅡの変形したバックパックと実質二機分のラファエルが重いのは当然だが)。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。終盤で何かしら強化される00系ガンダム3機とは違い、最初から最後まで武装追加等がないが、その分、非常に火力が高い。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘兵装

GNクロー
GNビッグキャノンを変形させ、格闘モードとした形態。キャノンモードと同様遠隔操作が可能。5本の指が展開し相手を握りつぶす。また爪のスリットからはビームサーベルを発生でき、より効果を増す。

射撃兵装

GNビームライフル
ラファエルの手持ち火器。ナドレビームライフルの発展型にあたり、クリスタルセンサーを採用している。
GNビッグキャノン
背部ユニットの両サイドに装備されたビーム砲。それぞれに擬似GNドライヴを直接設置しておりヴァーチェセラヴィー譲りの圧倒的な火力を発揮する。またファングやビットのように遠隔操作も可能。
初期PVでは、ウイングガンダムゼロのローリングツインバスターライフルを彷彿とさせるローリング撃ちを披露していた。
GNバズーカ
背部ユニットの下部に設置されたビーム兵器。厳密に言えばセラヴィーⅡの武器でありラファエルで使用できるかは不明。なおGNバズーカIIのような合体機能は存在しない。

必殺武器

トランザム起動
本機の場合は擬似太陽炉搭載機でありながら、途中解除が可能などほぼオリジナルと遜色ない性能であり、またセラヴィーIIと分離しても効果は切れなくなっている。ちなみにイノベイド達のデータを使用したためか、起動画面はCBのガンダムと異なっている。
セラヴィーガンダムII
セラヴィーIIを分離させ、連携攻撃を仕掛ける。

防御兵装

GNフィールド
GN粒子を用いたバリア。ヴァーチェの系譜に連なるためか、本機にも搭載された。ちなみに、劇中ではELSの特性を省みてか、GNフィールドを使わず回避と撃ち落としに専念している。

名場面

ラファエルガンダム、降臨
ELSダブルオーライザーを侵食され、窮地に陥っていた刹那を助けたのは、新たなボディを作り復活したティエリアが乗るラファエルガンダムであった。
ティエリアはラファエルをトランザムさせ、刹那らソレスタルビーイングの仲間達を追っていたELSの大群を次々と一掃していき、最後は、ELSが擬態した木星探査船エウロパをラファエルのフルパワーの大火力で完全破壊した。

余談

関連機体

ガンダムヴァーチェ
本機の系譜に連なる機体。
セラヴィーガンダム
損傷した本機を改修し、セラヴィーガンダムIIとして搭載した。
ラファエルドミニオンガンダム
外伝に登場。「地上用」の機体。
ガデッサガラッゾガガガッデス
これらGNZシリーズ、「ガ」シリーズの技術も取り入れて開発した。
リボーンズガンダム
技術が使用されている。