ナナフシ | |
---|---|
登場作品 | 機動戦艦ナデシコ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | 地形 |
スペック | |
---|---|
分類 | 木星蜥蜴(無人砲台) |
所属 | 木連 |
概要編集
木連がチューリップを使いクルスク工業地帯に設置した、戦艦並みの大きさの無人レールガン。形状は大砲に近いが、実際には超小型ブラックホールを発射する装置である。理論上は地球の裏側への砲撃も可能だが、未完成なため有効射程が決められており、一度発射した場合も半日近くエネルギーチャージが必要となる。
生成・射出したマイクロブラックホールはナデシコのディストーションフィールドを貫通し、艦に甚大なダメージを与えるだけの威力を誇る。初撃でナデシコに発射したブラックホールは大気圏外で蒸発したが、大気圏内で蒸発した場合はガンマ線バーストを伴って都市一つが一瞬で壊滅する。
対空装備とレールガンの砲撃能力によって空中からの接近が困難なため、ナデシコ側はバッテリーを積んだ陸戦フレームと砲戦フレームで地上から長距離行軍を行い、テンカワ・アキトによるありったけの砲撃を受けた[1]後、最後はアカツキ・ナガレのダメ押しを受けて機能を停止した。
登場作品編集
スパロボではマップ上の地形扱いで登場している。地上ユニットによる攻略作戦を取ることになるため「陸戦に優れた指揮官」としてシロー・アマダにスポットが当たることが多い。
COMPACTシリーズ編集
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 選抜された地上ユニットのみで攻略する事になるが、予めミノフスキークラフトを装備していると空中行動は可能。ただし空中状態で敵ターンが終わり自ターンが始まる際に砲弾を放ち、たとえひらめきを使用していても99999ダメージを与え撃墜する。この撃墜はゲームオーバー条件にある訳ではないので、復活でユニットを撃墜地点で復帰させる事も可能ではある。今回の該当ステージでのエステバリス隊はスポット参戦であり、ガンドール隊本隊よりも先行済み、またプロペラントタンクも装備しているため『A』よりも活躍しやすい環境となっている。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。宇宙ルートから戻ってきたアーガマを撃墜する。イベントで制限時間内にこれを破壊するまでの間、空中に上がったユニットは問答無用で大ダメージを受け破壊される。該当ステージにはナデシコが出撃できないためエステバリスはEN回復の恩恵が受けられない。また、本作の陸戦フレームはイベント用機体であり、0Gフレームは地上マップで出撃不可、空戦フレームは地上適応が悪く、必然的に使うことになる砲戦フレームは鈍足とナデシコ組の活躍は困難な環境となっている。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 「陸を移動できない機体は出撃できない」という理屈なのか、防塵装置の追加で1機に限り空中専用・宇宙専用機でも出撃/変形できるようになった。周回プレイ前提の話だが、隠し機体のGファイターもカスタムボーナスの取得で出撃できるようになる。
- スーパーロボット大戦J
- シナリオ「敵の新型兵器を叩け!」に登場する。同シナリオでは全機体が飛行不能。本作ではDG細胞と融合している。
脚注編集
- ↑ 無人戦車軍団(SRW未登場)との交戦でアキト機はかなり無駄弾を撃ってしまっており、破壊には一歩及ばなかった。