EWACは、特殊能力のひとつ。
概要編集
早期警戒管制を指す「Early Warning And Control」の略称。EWACと略した場合は「イーワック」と読む。なお、現実では「AWACS」(Airborne Warning And Control System)と訳される。この違いは現実では専用の航空機により管制するが、SF世界では航空機以外が管制する事が多いためであろう。
スパロボでは『スーパーロボット大戦A』にて特殊能力として初出。周囲の味方ユニットに常時、命中・回避補正を与える効果を持ち、集中や信頼補正とも重複する。所持ユニット自身には補正はかからない。
採用作品編集
現状、『機甲戦記ドラグナー』の参戦する作品に登場する能力であり、「電子戦」を再現した能力。
『スーパーロボット大戦A』では大小、『スーパーロボット大戦MX』では強弱2種類が存在する。大(強)を所持しているのはドラグナー3型やレビ・ゲルフなど、『機甲戦記ドラグナー』に登場する電子戦用機。小(弱)は母艦や強化パーツにも存在する(EWAC装置)。
『スーパーロボット大戦GC/XO』では大小の区別はなく、距離が近いほど修正が大きくなり、指揮補正とは重ならない。またHEAD部位のダメージで修正が小さくなる。
作品 | 小(弱) | 大(強) | 効果範囲 | 備考 |
---|---|---|---|---|
A | 15% | 30% | 周囲8マス | 自機に隣接するマスと斜めのマスで合計8マス |
MX | 15% | 30% | 距離2マス | ユニットコマンドに偵察追加 |
GC / XO | - | - | 距離5マス | 5%~30%で変動 |
主なユニット編集
殆どが『機甲戦記ドラグナー』出典の機体である。
- ドラグナー3型
- EWACの代名詞的存在。『MX』では、ユニットコマンド『偵察』を使用すると専用ムービーが流れる。
- キャバリアー0型
- ほぼ序盤用装備で、活用できる期間自体が純粋に少ない。また、役割がD-3と重複するのも難点。
- ドラグーン
- D兵器のいいとこどりな量産機ということで所持。位置取りがいい場合、NPCでも命中・回避を補いあって意外と生存することもある。
- レビ・ゲルフ / レビ・ゲルフ・マッフ
- 飛行ユニットを装備し「~・マッフ」名義になる前から所持している。敵としては厄介。原型機のゲルフからいつの間にか改造されていることが多いため、注意が必要。
- スタークダウツェン
- ホバー・トラック
- ガルバーFXII
- 『A』のみ。『A PORTABLE』ではカスタムボーナスで補正が(大)相応となる。
- 戦艦
- アーガマなどの自軍母艦以外に敵戦艦も含む。『A』のみ所持。
- ガンダムサンドロック改(EW版)
- 『A PORTABLE』のみでカスタムボーナスで追加。