ヒルデ・シュバイカーは『新機動戦記ガンダムW』および『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の登場人物。
ヒルデ・シュバイカー | |
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登場作品 | |
声優 | 荒木香衣 |
デザイン | 村瀬修功 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦64 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(東欧系) |
性別 | 女 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 154 cm |
体重 | 39 kg |
髪色 | グレー |
瞳の色 | エメラルドグリーン |
所属 | OZ→無所属 |
軍階級 | 特士→無し |
概要
OZの融和政策がコロニー市民に更なる恩恵があると信じていた。しかし、デュオ・マックスウェルが本来コロニー市民があるべき姿を切実に語ったことが、彼女の価値観を大きく変えることなり、デュオに協力してOZを脱退。その後はデュオとジャンク屋家業を手伝いをして良い関係となった。デュオがピースミリオンと合流してからは、単独でホワイトファングに潜入しリーブラのデータを入手した。このときリーブラ内でリリーナ・ドーリアンと出会っている。
その後ホワイトファングからの脱走を図るが追手との交戦で重傷を負い、ピースミリオンで治療を受けることになる。以降はTV版に登場しないが、彼女の持ってきたリーブラとリリーナの情報は決戦で大いに役立つことになる。
SRWでの扱いからトーラスのパイロットとしての印象が強いが、作中正規パイロットとして搭乗したのはリーオー。ホワイトファングからの脱走時にはトーラスと輸送用のトーラスクルーザーを強奪しているが、そのときのトーラスは白でも黒でもなく赤茶色であり、ろくに交戦もせずに撃墜されかかっている。
『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では最終回のEDに出演、デュオと共にジャンク屋を営む様子が描かれている。なおこの際声の出演はなかったので、スパロボにおけるEW版での声付き参戦はファンサービスと言える。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 会話イベントでのみ登場。結果的に後の再登場のための布石となっている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ルナツーでリリーナ・ドーリアンと共に、ジュピトリアンの兵器の解体を行っている。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- デュオ・マックスウェルらと共に序盤から加入。クォヴレールートでは少しだけ加入が早い。一時的にザフトに所属するセレーナ・レシタールのルートでは、初登場時は敵となる。
- 小隊員としては良好で、応援・補給が使えるのが大きい。乗機がほぼトーラス固定になってしまうので、そこに目をつぶれるかが焦点。小隊長能力は何気にレアだが、実用性には欠ける。「エース級揃いの同作品の中では能力値は最低」という位置付けになるが、比較対象が悪いだけで彼女自身の成長率は高く、最終能力値はサウス・バニングやエマ・シーンを超える(乗機に恵まれないことが前提の能力付けの可能性はあるが…)。メガライダー辺りに乗れれば良かったのだが。
- ファンの間では「『第2次α』でククルを演じている荒木香恵氏が、ヒルデ役で何故出ないのか?」という疑問があったが、そういう声が製作者側に届いたのか声付きでパイロットとして参戦した。これにより『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では台詞もなかったのに声付きで参戦したという、何とも珍しい現象が発生した。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『α』来のTV版設定での登場。デュオに説得されOZを離脱し自軍入りする流れも再現された。パイロットとしては完全にサポート系なので、主にトーラスに乗ることが多いと思われるが、ノイン機とヒルデ機で補給装置と修理装置という違いがある為、好みで選ぶと良い。飛行能力や移動力に拘らず、資金に余裕があるなら、カスタムボーナスで補給装置が追加されるガンダムサンドロック改に乗せても良いだろう。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 比較的序盤から参入する。ノインと共にサーペントの入手フラグにかかわる。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 蒼の地球ルート序盤から参入する。中盤のルート分岐次第では『Frozen Teardrop』を意識したかのような会話がある。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 宇宙ルート序盤、レディ・アンの命令によってデュオと五飛を救出。以後は黒カラーのトーラスで自軍に参加。ノイン共々撃墜数によるメリクリウス&ヴァイエイトの入手フラグに関わる。ガンダムやトールギスIIに乗り換えはできないので戦闘には向かない。激励を覚えるが、カトルも覚えるので、サポートとしても微妙。
- スーパーロボット大戦L
- まさかの参戦。LOTUS合流まではデュオとともにEVA弐号機の評価試験に協力していた。固定乗機のトーラスはノイン機と一部性能が異なり、バリア1000と補給装置持ちなのでサポート役として採用の余地は十分にある。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。同時開発されていた『α』と比べても初のパイロット参戦作品。この作品でリーオーが登場しなかったためトーラスでの参戦になっている(恐らく以降も同じ理由である)。ルートによっては、ノインと一機のトーラスを取り合うことになる。二人とも精神要員としてはともかく、そこまで必死に出すようなパイロットではないのだが(一応デュオとの間にパートナー補正が設定されているので、デュオが主力の場合は一軍で頑張っている事もあり得る)。OZルートでは必ず仲間になるが、独立軍ルートでは説得せずに撃破すると、死亡してしまい、デュオが慟哭する場面がある。
- スーパーロボット大戦DD
- EW版。2020年8月より、デュオに対応した支援ユニットパーツとして参戦。
パイロットステータス
精神コマンド
- 第3次α
- 応援、信頼、集中、ひらめき、激励、補給
- 第2次Z再世篇
- 信頼、根性、集中、不屈、応援、補給
- 第3次Z
- 不屈、集中、友情、かく乱、絆
- L
- 応援、集中、ひらめき、幸運、補給
- リンクバトラー
- 集中、激励、偵察、努力、熱血、信頼
- 64
- 偵察、集中、努力、熱血、信頼、激励
特殊技能(特殊スキル)
- 第3次α
- 援護攻撃L2、援護防御L3
- 小隊員に専念する事が多いので、後から養成するならば、ラーニングや支援攻撃、SPアップを覚えさせると良い。
- 第2次Z再世篇
- 底力L4、援護攻撃L2、援護防御L3
- 第3次Z
- 底力L5、援護防御L3、パーツ供給
- D
- 援護攻撃L3、援護防御L3、コンボL2
- 64
- 切り払い
小隊長能力
- マインド系の特殊効果武器無効
- 『第3次α』。持ち主によっては要所で使いようのある能力になっていた可能性はあるが…彼女の立場では小隊長として活用し難い。
エースボーナス
支援効果
パーツ | メイン効果 | サブ効果 | 精神コマンド | 専用演出対応 |
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ジャンク屋パートナー | 照準値ダウンIII | タイプ強化IV(攻撃・回避) | 必中 | ガンダムデスサイズヘル (デュオ・マックスウェル) |
人間関係
- デュオ・マックスウェル
- 彼に出会ったことがきっかけでOZの裏の顔を知り、OZを脱退することになる。その後はジャンク屋を彼と共に営み、彼のよきパートナーに。
- ちなみに女性ファンも多かったデュオの彼女役ということで放映当時は猛烈なバッシングを浴びてしまい、担当声優の荒木香恵氏にまで被害が及んだという逸話がある。
- 小説『Frozen Teardrop』では、彼の残した教会や孤児を支える為にシスター・ヒルデを名乗っている。奔放なデュオと結婚後二・三ヶ月で離婚をしてはいるが、憎からず思っているようである。
- トラント・クラーク
- SRW未登場。TV版では、同じOZの士官ではあるもののこれといった絡みはないが、ときた洸一氏の漫画版では同じコロニー出身の幼馴染みという設定。ウイングガンダムゼロを乗りこなして上にのしあがる野心のために、暴走して危険な事ばかりに走る彼を、思い止まるよう何度も説得したが聞き入れて貰えず、遂には最悪の結果に至ってしまいヒルデの願いが叶う事はなかった。
他作品との人間関係
- アムロ・レイ、カミーユ・ビダン
- 『D』では、ハロの映像記録で男性陣が自分達のシャワーシーンから生着替えに至るまでの鑑賞会を行っていたところ、軽井学から事情を聴いて女性陣と一緒に殴り込みをかけ、メカに通じている2人に映像を消してもらう事に。
- ルー・ルカ、弓さやか、渓、日向ミカ
- 『D』では、男性陣がハロの映像機能を使って自分達の㊙映像鑑賞会を行っていた所、学から事情を聴いて彼女たちと一緒に現場へ殴り込む。
- キラ・ヤマト、トール・ケーニヒ、ミリアリア・ハウ
- 『第3次α』では、デュオと共にヘリオポリスに潜入し際に、工業カレッジの学生である彼らにカトウ教授の所在を尋ねた。
- アサギ・コードウェル、マユラ・ラバッツ、ジュリ・ウー・ニェン
- 『第3次α』で共演。同じサブキャラという位置付けからか、彼女達と年相応の世間話に華を咲かせる場面が多々ある。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- 『D』では彼女の事を「オバさん」と呼んでしまい、彼女を狼狽させる。
- 式波・アスカ・ラングレー
- 『L』ではドイツにてデュオと共に彼女のEVA2号機の調整を手伝っており、共にLOTUSに合流する。また、お互いに特殊援護台詞が存在する。
- セレーナ・レシタール
- 『第3次α』序盤でデュオと共に彼女の監視役に就く。ロンデニオンで煮え湯を飲まされた経験ゆえか、当初は彼女がαナンバーズに所属している事を快く思っていなかった様子。