イズラフェール

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魔装機神 イズラフェール

ソッド・ジェストの手により生み出された、ア・ゼルスにおける5体目の魔装機神。

ア・ゼルスの全ての魔装機の起源とも言える「神の腕」の強奪に成功したソッドは、本機の右腕部に神の腕を融合。更にはダウスの魔物を使役する力を身に付けたソッド自身の力も加わり、他の4体の魔装機神以上の力を発揮することが可能となっている。世界に唯一存在する魔装機神の起源「神の腕」を持つことからソッドは「このイズラフェールこそが唯一の魔装機神。真の魔装機神なのだ」と称する。

ソッドは全てのア・ゼルスの民を根絶やしにすべく、無数の魔物を従えてア・ゼルス全土へ侵攻を行ったが、ケイゴ達4人の魔装機神操者はそれを阻止すべく魔物の群れをかい潜り、ソッドの下へ到達。ソッドはイズラフェールを駆って最終決戦に臨み、その力でケイゴ達を圧倒するものの、最終的には4機の集中攻撃の前に力及ばず敗れ去った。本機はその際にソッドと共に消滅したと思われるが、詳細は不明。

その超常的な能力も去ることながら、サイバスターを想起させる数々の類似点が本機の最大の特徴である。本機のシルエットはちょうどサイバスターを生物的に変化させたような(例えるなら、アインストに浸食されて異形に変貌したライン・ヴァイスリッターに近い)フォルムであり、また本機の右腕と一体化している「神の腕」とは、作中で判明している設定などから、ラ・ギアスで造り上げられた元祖サイバスターの右腕部そのものであると推測されており、武装に似たような技が多いのもその影響であると思われる。

その後、真・魔装機神の黒歴史化によって長らく忘れ去られていた本機であったが、『スーパーロボット大戦Z』に登場したオリジナルキャラクター、アサキム・ドーウィンの駆るシュロウガの武装「レイ・バスター」の使用時に本機と思しき姿が映し出されるサプライズが発生、一時話題となった。戦闘アニメ中で確認できるのは「右腕を失い落下していくサイバスター」「そしてそのサイバスターの相手として背後に映っているイズラフェール」らしき機体の映像であり、アサキム及びシュロウガが本家魔装機神の主人公・マサキと元祖サイバスターを想起させる点の多い設定であったこともあり、同じく「暗黒のサイバスター」といった趣の本機も背景設定に関わっているのではないかとも取りざたされた。

……が、現段階では全てが推測に過ぎず、真相は明らかとはなっていない。

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

真・魔装機神 PANZER WARFARE
HPは65000と断トツなのだが、必殺技の応酬さえできれば1ターンで倒せる。しかし、1ターンで倒しきれずに接近したままターンを終えてしまうと、マップ兵器2回行動の餌食になるので注意。

装備・機能

武装・必殺武器

バニティスラッシュ
左手が変化する手刀。唯一の接近戦武装。
ウェーブスマッシャー
デスフォッグプリズム
広範囲に邪悪なプラーナ?を放つマップ兵器。移動後使用可能で、敵味方識別あり。
アカシックバスター
魔法陣を発生させてビームを放つ。火の鳥ではない。しかし、イズラフェールの武器では最大射程。
カオスノヴァ
衝撃波を放つ。一種の破壊光線のようなもの。最強武器。

移動タイプ

飛行可能。

機体BGM

「イズラフェール」
同機の戦闘BGM。

関連機体

サイバスター