神の城とは、獣神ライガーに登場する、善神アーガマが遺した古代の城。
16話にて八神冴子の祖父の資料を調べていた大牙剣らがふと見つけた写真から、神代ゆいの感じた導きにより訪れた白竜湖の湖底に沈んでいたが発見され、浮上する。
半球状の台座の上に天馬の石像を塔の頂上に携えた城があり、その周囲をリングが囲んでいるような外見。当初は上部が森になっている岩に埋まっている形であったが、28話にて岩がはがれ元の姿になった。
獅子の一族以外は当初は入れないよう番人を名乗る者によりバリアが張られていたが、剣と神代姉妹およびミニナイトは入ることが出来、剣が獅子の一族と証明されたことで彼らに受け渡され、以降は冴子らも入れるようになった。ちなみに番人の声から察するに、遺跡全体が『神の城』、上部の建造物部分が『神の館』という可能性もある。
戦う戦士や空を駆ける天馬を模した壁画や古代文字などが城の扉や内部に遺されていた。内部は湖に沈んでいたとは思えないほどで、何故かゆいやまい、剣の名前が書かれた子孫らのために用意したと思われる居住スペースなど様々な部屋が存在。儀式に使うと思われる祭壇のある間には宝玉の埋まった柱があり、ここに神代姉妹が手をかざし祈ることで、空中浮遊や瞬間転移による移動など、様々な力を発揮できる。
白竜湖の湖底には神の城とはまた別に獅子を模した像が存在している。ここに遺されていた腕輪をゆい、まいが嵌めて祈ると、長髪の全裸女性が像として現れ、塔の頂上にある石像に口づけすると重戦馬ベガルーダが召喚される。
物語前半は剣たちは冴子の改造中継車を移動拠点にしていたが、この城が見つかってからはこちらを拠点とするようになった。
登場作と扱われ方
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。2章part6にて原作通り発見され、その後境界空間の拠点として使用できると考えられ、ハーザにより境界空間に移された。
- ハーザとディドが次元間を超えて通信可能な勾玉が見つかるなど、詳細はまだ分かっておらず神崎真吾などによる調査が続けられている他、第9世界の参戦作品の主人公らを中心とした子供たちは有事以外危険にさらせないということで、普段はこの城に常駐している。
- なお、原作では最初から空中浮遊などしていたが本作では2章時点ではそこまでの力はまだ発揮されていないようで、将来的に移動要塞として使用できないかと検討されている。