カーペンタリア基地
『機動戦士ガンダムSEED』に登場するザフトの軍事基地。親プラント国家「大洋州連合」領内のオーストラリア大陸北岸の中央にある。
C.E.70年4月1日にザフト軍が実施したニュートロンジャマーの全地球規模での無差別大量散布事件「エイプリルフールクライシス」の混乱を突く形で4月2日にカーペンタリア制圧戦を行いこの周辺を制圧(と言っても大洋州連合からは土地が無償提供されている)。地球連合軍の太平洋艦隊が迎撃したが敗北。なお、制圧から48時間で基地の基礎建設を行っている。 第1次連合・プラント大戦中はザフトの地球方面軍総司令部として機能。ジブラルタル基地と同じでザフトの一大拠点となる。作中では語られなかったが、地球連合軍がビクトリア基地を奪還した後に発動した「八・八作戦」により軌道上のMSを降下させる「エアーズロック降下作戦」が開始。オーストラリア大陸内陸部に橋頭保を築き、更に連合海軍の太平洋艦隊がカーペンタリア基地を挟撃したため、戦局は一進一退ながらザフト側の劣勢で推移した。ただし、戦闘は長期化し、第1次大戦終結までに決着はつく事はなく、停戦に至った。
戦後、ジブラルタル基地と共に地球において認められたザフトの基地となり、在地球大使館の役割も担う。第2次連合・プラント大戦でも主力基地として稼働しており、プラント本国への核攻撃前後で地球連合軍太平洋艦隊に完全包囲されていたが、ザフト軍の降下作戦「オペレーション・スピアオブトワイライト」で連合軍を撃退。その後、ロゴスが暴露され、地球連合軍最高司令部ヘブンズベースが陥落すると、ログス幹部にしてブルーコスモス盟主ロード・ジブリールがオーブ連合首長国に逃げ込んでいた事が判明し、ザフト軍と反ロゴスの地球連合軍と共にオーブ侵攻作戦「オペレーション・フューリー」を引き起こすが、大敗する。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 原作と同じくザフトの基地。