太陽系において、火星と木星の間の小惑星の軌道が集中している領域を指す。日本語で「小惑星帯」と言う。
SRWを含め多くのフィクションでは「無数の小惑星が密集した暗礁空域」といったイメージで描かれているが、実際には一つの小惑星が無作為な他の小惑星の近くを通るのさえ非常に珍しいほど個々の小惑星は散開している。
J・P・ホーガンによる小説『星を継ぐもの』や漫画『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』などのように、「以前存在した真の第五惑星が爆発した残骸」とする創作もあるが、実際は全ての小惑星を足し合わせても質量は月の100分の3にすら届かないため、現在では否定されている。
関連用語編集
- ルナツー(宇宙世紀ガンダムシリーズ作品)
- 現実にアステロイド・ベルトに存在する小惑星「ジュノー」を、核パルスエンジンで月軌道まで移動させたものという設定。
- アクシズ(宇宙世紀ガンダムシリーズ作品)
- 一年戦争終結後、ジオン軍残党が身を隠していた小惑星。宇宙世紀0088年には地球圏にまで移動し、アクシズ(ネオ・ジオンと改称)の指導者ハマーン・カーンが地球連邦政府に戦争を仕掛けている。
- 宇宙世紀0093年には地球連邦政府の管理下にあったが、ネオ・ジオン総帥シャア・アズナブルに買収される。さらに、シャアによって小惑星アクシズを地球に落下させる「地球寒冷化作戦」の重要な駒として使用されるのであった。
- J9シリーズ
- 三作品とも、物語の始まりとチームの結成場所がここになっている。
- イカロス基地
- 『αシリーズ』に登場する小惑星帯に所在する基地。