邪悪獣とは、『絶対無敵ライジンオー』に登場する、ジャーク帝国の戦力。
概要
街中に散らばった真っ黒い球体「アークダーマ」が「迷惑」という単語に反応してその「迷惑」な対象をモチーフにした姿に変化する。名前は迷惑の対象物をそのままもじっただけであることが多いが、酔っ払い邪悪獣ビッグタイガー(SRW未登場)[1]などのように捻った名前のものもいる。基本的に怪獣なので頭はあまりよくないが、ヤクザード(SRW未登場)やオセッカイザーなどのように人間と意思疎通が可能な個体もいる。
外見は種々様々で、どう見てもロボットなものから、一見すると生物に見える個体までいるが、オセッカイザーが致命傷を負った際には機械の部品が露出していたので、実態はあくまでメカらしい。
幼生態で活動し、破壊活動を行ったり、モチーフとなった物体を摂取したりして暴れた後に、ベルゼブ&ファルゼブの「ジャークパワー照射」で成体になる。後半はジャークパワーの代わりにジャークサタンの超次元融合で合体しスーパー邪悪獣となる(原作ではベルゼブらがそのまま操縦する形になる)。
スパロボに登場した邪悪獣
邪悪獣
- エキゾースト
- 第1話に登場。邪悪獣第1号。篠田先生が排気ガスを迷惑がったため誕生。
- ジャークライジンオー
- 第21話に登場。ベルゼブが「ライジンオーは迷惑だ」と吹き込んで作った偽物。
- イカルダー
- 第23話に登場。主婦が蜘蛛を見てヒステリーを起こした事で生まれた。
- サタンJr.
- 第38話に登場。トラックの運転手がジャークサタンを迷惑がったことで誕生。番組終盤に登場したが、スーパー邪悪獣ではない。
- ブラックタイダー
- 第48話に登場。タイダーが大量のアークダーマを飲み込んだことにより誕生。厳密に言えば邪悪獣と呼んでいいか微妙な所。
スーパー邪悪獣
関連用語
余談
- 第1話では邪悪次元獣と呼ばれていたが、『絶対無敵ライジンオー』と同年に放映されていたテレビドラマ『鳥人戦隊ジェットマン』の怪人が次元獣という名称であった為、途中から「邪悪獣」という呼称に変更された。
- スパロボでは邪悪獣だけではなくスーパー邪悪獣も量産されているが、邪悪獣をスーパー邪悪獣にするためには一体しか存在しないジャークサタンが必要なため、本来ならスーパー邪悪獣の量産は物理的に不可能である。
脚注
- ↑ 酒乱を表す比喩「大トラ」を直訳したもの。