アンディ・フォン・デ・オニヤテ

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アンディ・フォン・デ・オニヤテは『カウボーイビバップ』の登場人物。

アンディ・フォン・デ・オニヤテ
登場作品 カウボーイビバップ
声優 江原正士
デザイン 川元利浩
初登場SRW スーパーロボット大戦T
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 地球人
性別
役職 賞金稼ぎ
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概要

Session#22「カウボーイ・ファンク」に登場する賞金稼ぎ。身長約188cm、体重約79kg、27歳。

馬に乗った西部劇のカウボーイのような男で、元YMCA(ヤングメンズ・カウボーイ・アソシエーション)会員にして大牧場である「オニヤテ牧場」の御曹司。なお、オニヤテ牧場ではシチューの製造もしている。

傍迷惑な言動&奇行で賞金首内ではスパイク・スピーゲルと並んで嫌な賞金稼ぎとして有名になっており、スパイクと争いながら爆弾魔の賞金首「テディ・ボマー」を追う。愛用銃は「ピースメーカー」の異名を持つコルト・シングル・アクション・アーミー。

当人の自己分析に因れば「コレと決めたら他はNothing!見えないのさ」…てな性分らしく、フェイ・ヴァレンタイン嬢も「…なーンかどっかで聞いたような性格」とのコメントを寄せている。また、「Because、それは」「誰だ、Who are you?」といった具合に、同じ言葉を二度繰り返すという奇天烈な癖が有り、更には前日に会った人物の顔すらド忘れするほど物覚えが異常に悪い。

その一方でソードフィッシュIIからの機銃掃射を難なく躱す乗馬テクニックや、リボルバーながらも自動式拳銃に引けを取らぬ早撃ちを誇る連射テクニック、(互いに冷静さを欠いているとは言え)曲がりなりにも「ジークンドーの達人」たるスパイクと互角に渡り合う格闘センスなど、諸々の問題行動にさえ目を瞑れば「賞金稼ぎ」としての実力はスパイク同様に極めて高いと言える。

たった一回きりの出番ながら強烈なキャラクターが印象に残り、馬ともどもゲストキャラクターの中でも非常に高い人気を持つ。ちなみに登場話はスペシャルイベントの投票でぶっちぎりの1位を獲得している。劇場版でもワンシーンの隅に登場。

登場作品と役柄

VXT三部作

スーパーロボット大戦T
初登場作品。ボーナスシナリオ「対決!カウボーイVS社長!」で登場。キャラクター事典には登録されない。スパイクとワッ太の争いに割って入る。最後は原作通りサムライになってどこかへ行った模様(サラリーマン姿になったとも示唆されている)。

人間関係

アンディといえばこの馬。オニキスだったりジロウマルだったり、ジョブに応じて名前が変わる模様。もしかすると「アンディやスパイクより頭がいいのでは?」と勘ぐりたくなるシーンも。
スパイク・スピーゲル
アンディを嫌い(フェイが言うには同族嫌悪との事)、彼より先に賞金首を捕まえようとする。
フェイ・ヴァレンタイン
アンディに近づき、彼と食事をする。ビバップ号に帰ってきた時にはお土産としてオニヤテ牧場印のシチューの缶詰(パッケージはアンディ)を大量に持たされていた。
テディ・ボマー
爆弾魔の賞金首。スパイクとアンディの騒動に巻き込まれ、資本主義に警鐘を鳴らすという目的が無惨に砕かれてしまう。散々目的を声高らかにしているのに、毎度毎度遮られてしまう気の毒な人。

名(迷)台詞

「ヒュ~♪ チッチッチッ…『ワイアット・アープ』と呼んでくれ」
スパイクとの邂逅時、口笛交じりで発した自己紹介。かくして、似た者同士による「傍迷惑」なドタバタ劇の幕が上がる事に…。
「Oh! My愛馬オニキスはただの馬では無い! 時には心の拠り所となり、時にはチェスの相手として…」
ティディ・ボマーが潜んでいるパーティ会場へ愛馬同伴で馳せ参じた際、「馬は迷惑」と注意を促してくる会場スタッフへ語り始めた愛馬自慢だが、この発言はスパイクの怒声交じりのツッコミによってカットアウトされてしまう。
「さあ! 私の特製サノバガンシチューをご馳走しよう……ほっぺた落ちちまうぜ♪」
パーティ会場から撤収する際、どさくさに紛れてついてきたフェイを自身のモノシップへと招待し、ウインク交じりでオニヤテ牧場謹製のシチューを振舞うが、今日び使わぬ「死語」を臆面も無く口にするアンディのセンスに、流石のフェイも引き攣った笑みを浮かべる。
…が、天敵たるスパイクも「お腹と背中がくっ付きそう」といった死語を口走る事が有るので、第三者から「同レベル」と括られるのも無理は無いか…?
「君の瞳に…映った僕に乾杯!」
フェイとのディナー時、彼女とグラスを傾けながら。
自分自身に陶酔しているというか、周りが眼中にないというか、アンディの良くも悪くも自己中心的な思考がよく現れている台詞。
「お前は誰だ!? WHO are YOU!?」
スパイクとのやり取りに熱中するあまり、すぐそばにいたテディに対して言い寄った際の台詞。二重表現になってしまっているが、それはそれでらしい。当のテディはすっかりコケにされてしまい、哀しみのあまり「お前らちゃんと仕事しろぉ!!」と泣き叫んで爆破を開始してしまったのであった。
「待て待てーい!」
テディ「アンディ!?」
「ムサシと呼んでくれ! GO! ジローマルゥー!!」
逮捕され、移送されていくテディは己の目的――資本主義の生み出す全ての無駄に対して警告をしたかったのだと警官に語る。そんな時、馬の蹄が響いた。テディと警官が見やるとそこには疾風の如く駆ける馬に跨った、サムライ衣装に身を包んだアンディがいた。
颯爽と走り去るアンディを見送ったテディは『そんな己こそ無駄だった』と悟り、警官はそんな彼に同情したのか無言で優しく肩を叩くのであった。
「今回のミーの活躍、しっかり見てくれたかな?」
スパイク「おい、ちょっと待てよ」
「さて、次回のネクスト・ストーリーだが…」
スパイク「なんでお前が予告やってんだよ!?」
「またしてもミー、つまりアンディが大活躍!」
スパイク「お前の出番終わったんだって!」
「スペース・サムライとなったミーが、カウボーイ達をバッタバッタと薙ぎ倒す!」
スパイク「もう出ないんだよ!」
「次回、カウボーイビバップ『アンディの逆襲』!」
スパイク「そんなタイトルじゃねーだろ!」
「お楽しみに!」
サムライになってオチが付いたと思いきや、何と次回予告まで乗っ取ってしまった。もちろんこれ以降アンディは登場せず、次回の本当のサブタイトルは「ブレイン・スクラッチ」となっている。