ゴラー・ゴレム隊
ゴラー・ゴレム隊(Gora Goremu Party)
バルシェムで構成されたゼ・バルマリィ帝国監察軍総司令官直属の部隊。
偵察と潜入工作、要人の護衛が基本任務であるが、部隊そのものの主要任務はガンエデンの巫女たるイルイの捕獲である。指揮官はギメルことキャリコ・マクレディ、副官はダレットことスペクトラ・マクレディ。『第3次スーパーロボット大戦α』の主人公、アインことクォヴレー・ゴードンもこの部隊所属であった。総司令官はハザル・ゴッツォであり、部隊を管轄するのはシヴァー・ゴッツォ。
部隊の(ひいてはシヴァーの)真の目的はイルイの力を利用した霊帝ルアフ・ガンエデンの打倒。そのために、先んじてキャリコが部隊の一部を率いて地球圏へ潜入。この際、部隊にいたアイン・バルシェムに偽の経歴を与えてロンド・ベルに送り込んだが途中で想定外の事態が発生し、アインは部隊に敵対することとなる。
その後、ゲート攻防戦にて司令官ハザルが第一艦隊を伴って合流。途中、本星から護衛を伴ってアルマナ・ティクヴァーが訪れたため、霊帝への反逆を隠匿すべく護衛の名目で軟禁。地球圏でイルイの捜索を続行していたが、彼女と共に在ったナシム・ガンエデンの介入で悉く捕捉に失敗。さらにその途中でアルマナが護衛ルリア・カイツと共に脱走を企てるというアクシデントが発生し、一時は連れ戻したものの結局逃げられる。目的を隠蔽しつつ銀河の他勢力を排除乃至は弱体化させるべく、αナンバーズを銀河に誘導しつつ同行しているアルマナを抹殺しようと行動を再開した。
三重連太陽系宙域の戦いで司令官ハザルが戦死したものの、任務自体は彼の副官エイス・ゴッツォが引き継いで続行し、銀河中心殴り込み艦隊出発時の攻防に乗じてイルイの捕獲に成功。ルアフの打倒という大元の目的は追跡して来たαナンバーズが達成したため、次に彼らを撃破すべく部隊全員が地下聖堂で迎撃。しかし、ガンエデンを撃破したαナンバーズに抗しきれず、離反したアイン(クォヴレー)を残して全滅した。