分析は、精神コマンドのひとつ。
概要
指定した敵1体or敵小隊全員の攻撃力と防御力を1ターンの間-10%する。採用作品はZシリーズ以降のB.B.スタジオ製作の作品と、『魔装機神II』のみ。
特に「防御力-10%」の効果は地味ながら効果が高く、単純に与ダメージを上げられるので「脱力」とともに主にボス戦において重宝される。特殊効果ではないため「オールキャンセラー」の影響を受けないのも強みで、効果が1ターンの間持続することもあり「固いボスユニットに対して『分析』を使用したのち、自軍主力ユニットで一斉攻撃」という戦法は対ボス戦闘において常套手段となる。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。消費SPは15~25。
- 第2次スーパーロボット大戦Z
- 敵単体の攻撃力、防御力に-10%のハンデを与える。
- 第3次スーパーロボット大戦Z
- 指定した敵チームへのダメージを1.1倍、さらにそのチームから受けるダメージを0.9倍にする
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V / スーパーロボット大戦X / スーパーロボット大戦T
- 指定した敵ユニットへのダメージを1.1倍、さらにその敵ユニットから受けるダメージを0.9倍にする
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 1アクションの間、敵1体の攻撃力・照準値を20%減少させる。防御ではなく命中が下がる。
- スーパーロボット大戦30
- 指定した敵ユニットへのダメージを1.1倍、さらにその敵ユニットから受けるダメージを0.9倍にする
- VXTと同じ表記
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 魔装シリーズでは唯一採用。消費SPは20ポイント。効果は『第2次Z』と同様。
主な使用者
科学者や戦略家など、頭脳明晰な設定のキャラが主に所持する。
- 神北恵子
- ザンベースに分析機能があるためか所持。
- ジュリィ野口
- ゴッドシグマのサブパイロット。インテリらしく、偵察の次に習得する。
- マリン・レイガン
- 本職は科学者だけあって、バルディオスのメインパイロットながら習得。
- 鉄甲鬼
- 百鬼帝国を代表する科学者であるグラー博士の弟子だけある。
- ジュン・リー
- オタク青年ゆえか、分析は大得意。消費SPは自軍トップの15と連発可能。
- アーサー・トライン
- ミネルバの副長。
- シンシア・レーン
- 相手の能力を的確に分析し、再攻撃で痛打を与える様はまさにクイーン。
- ゼロ
- 周到に仕込んだ奇策の数々で不利な戦局をひっくり返す戦略家。
- 藤堂鏡志朗
- 徹底した戦況分析により「厳島の戦い」を勝利に導いた戦略手腕の持ち主。
- 張五飛
- Zシリーズにて所持。元は学者志望で頭の切れる面がようやくデータ的に活かされた形に。
- ロアビィ・ロイ
- 女性のスリーサイズを服の上から見ただけで正確に把握するという特技からか所持、また相方に比べて物事を一歩引いた目線で観ることも多い
- ティエリア・アーデ
- ヴェーダへのアクセス権を持つイノベイド。
- 『第3次Z』ではエースボーナスにより戦闘した敵チームに対して次の自軍フェイズ開始時まで分析を掛けられる(気力130以上で発動)。
- ルカ・アンジェローニ
- SMSスカル小隊の電子戦担当。
- テレサ・テスタロッサ
- ウィスパードの能力と、指揮官としての才能を合わせもつため所持。
- チェインバー
- 通常のコマンドとして所持する他、カスタムボーナスにより戦闘した敵チームに対して次の自軍フェイズ開始時まで分析を掛けられる。
- ニコラス・バセロン
- トップレスのリーダー的存在。その計算高い性格や慎重派の内面を反映してか所持。
- トライア・スコート
- ADWの天才科学者。消費SP15の低コストで使用可能。
- 真田志郎
- ヤマトの頭脳面を一手に引き受けるだけあって所持。