プレセア
プレセアは『魔法騎士レイアース』の登場人物。
プレセア | |
---|---|
外国語表記 | Presea |
登場作品 | 魔法騎士レイアース |
声優 | 篠原恵美 |
デザイン | 石田敦子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 | サポーター |
プロフィール | |
---|---|
種族 | セフィーロ人 |
性別 | 女 |
髪色 | 明るめの茶色 |
髪型 | ポニーテール |
瞳の色 | 茶色 |
役職 | 創師 |
趣味 | 折檻 |
好きな物 | ブイ・テック(セフィーロの食べ物) |
嫌いな物 | ちらかった部屋 |
概要
異世界のセフィーロで最高位の創師(武器職人)。沈黙の森にある家でモコナと共に暮らしている。趣味は折檻であり、人の話を聞かず、自分だけの想像の世界で遊ぶくせがある。
セフィーロで唯一成長する武器が作れるという鉱物の「エスクード」を使い、魔法騎士の獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の3人に武器を創るが、制作の際に魔物の襲撃を受け、武器の完成直後に死亡する。
登場作品と役柄
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。今作ではエスクードの剣を予め用意してくれている。
- また、光達がエスクードの剣を入手する前にアスコット達と和解したことにより、原作漫画と同様に生存している。その為、アニメのみに登場する双子の妹シエラは出てこない。
- エキスパンション・シナリオでは、第11話限定のサポーター「クレフ&セフィーロの仲間達」として登録される。
ステータス
サポーターコマンド
人間関係
迷台詞
- 「さあ、どんな折檻してやろうかしら? お耳がどこまで伸びるか引っぱってやろうかしら!」
「それとも逆さまにして家の扉に吊るしておこうかしら!!」 - 第2話より。自分の仕掛けた罠が作動し、高笑いした後、どんな折檻をするかを考える。想像の世界では当然3頭身。
- 「子供でも容赦するわけにはいかないわ。あたしの大事な書斎を滅茶苦茶にしたからには、お口がどこまで広がるか引っぱってやろうかしら!」
「それとも3人一緒に釜茹でにしようかしら!」 - 同上。モコナではなく光達が檻に入っているのを見て、標的を変える。なお前半のイメージ図では海が被害者になっている。
- なお、原作では海と風が自分達ではないと弁明するも、「侵入者である事に変わりはないもの」と聞き入れられなかった。
余談
- 名前の由来は日産自動車が1990年から2000年まで販売していた「日産・プレセア」から。
- よく「原作で死亡したキャラがアニメでは生きている(或いは原作より長生きする)」事が多い中「原作で生きているにも拘らずアニメで死亡した」珍しいケースである。
- この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談で「辛かった[1]」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」「私の力不足」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かった様である。
- 監督の発言にもある様に脚本を担当したまるおけいこ氏が他のスタッフに相談せず独断で押し通した事が示唆されており、責任を取らされたのかは不明だがまるお氏は脚本を下ろされ業界から姿を消している。
- 原作では、武器を作ったあとに疲労困憊になって、魔法騎士たちと再開の約束をして別れた直後に崩れ落ちるという描写がある。これはあくまで「プレセアがすごい頑張った」というだけの描写だったのだが、まるお氏が「原作でのプレセアはここで死んだ」と強引に拡大解釈したという説が有力。そしてアニメの方ではプレセアの死をもっとドラマチックに描こうとして、モンスターに殺されたという描写を入れたのではということである。
- また当初はアニメ版では第一部で完結する予定だったため、プレセアが再登場する第二部はアニメでは描かないから死んでも問題ないという判断もあったのかも知れない。
- 結局、アニメでも第二部が描かれることになったため、つじつまを合わせるためにプレセアの双子の妹であるシエラをアニメオリジナルキャラクターとして登場させ、彼女に原作でのプレセアの立ち位置を担わせることになった。
- この事に関しても、当初は「プレセア本人で、エメロードが死ぬ直前に戦いの犠牲者が蘇る事を望み復活した」と納得のできる理由だったにも関わらず、後に「柱でも死者を蘇らせる事は不可能」「実は本人ではなく双子の片割れ」と態々回りくどい設定で否定された。これは原作者のCLAMPが一度死亡したキャラの復活に否定的であり、最初はスタッフとの話し合いで当初の様に復活させたが、やはり死んだ者は生き返らないとの考えの下に変更されたのではないかと言われている。[2]
- この一件はCLAMPのターニングポイントとなっており、自作品のメディア化の際は原作者が製作サイドに参加し妥協しなくなった原因と言われている[3](嘗てレイアースのスパロボ参戦が不可能だと言われていた理由でもある)。
- ファンから評判も良くない為か、レイアースのゲーム化の際は(スパロボも含めて)原作通り死亡する事なく生き延びていることが多い(アニメ以上に殺りすぎと悪名高いセガサターン版でさえ生き残っている)。
- 同じ境遇にイーグルがいるが、こちらは「不治の病に蝕まれており」「戦場で散る事を望んでいる(生きる事を諦めている)」事と、原作でも「回復傾向にはあるが、2年間昏睡状態から覚めていない」事からプレセアほど騒がれる事は無かった。[4]
- この件に関しては、CLAMPの大川氏は監督平野俊弘氏との対談で「辛かった[1]」と不満を述べており、平野氏自身も「最後まで反対した」「私の力不足」と述べており、製作サイドでもこの展開への評判は悪かった様である。
- 原作ではプリメーラ程ではないが、スカートがフワっとなってるシーンがあり中身が見えている。ただし、此方は稀である。
- 沈黙の森と言われる魔法が使えない空間を拠点にしている事から、「過去、創師が敵対勢力に襲撃(或いは抹殺)された」事があり、沈黙の森に隠れ住んでいるのは身を守るためだと推測される(アニメ版で、その危惧は的中している)。
- また、魔法騎士の伝説も関係者であるにも関わらず「異世界より、伝説の魔法騎士が召喚され魔神を纏い戦う」と中途半端にしか教えられておらず、第二章で光達とプレセアが再会した際に「伝説は知っていたけど、(柱抹殺の)真実が隠されていたとは知らなかった」と発言しショックを受けていた事から、過去に「自ら制作した武器が柱の抹殺に使われる真実を知った創師が、協力を拒否(逃亡や最悪自殺)したり、魔法騎士や支援組織(クレフ達)と対立した」事がり、意図的に知らせていなかったものと思われる。