ブラスターテッカマンエビルは『宇宙の騎士テッカマンブレード』に登場する生体兵器。
ブラスターテッカマンエビル | |
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外国語表記 | Blaster Tekkaman Evil |
登場作品 | 宇宙の騎士テッカマンブレード |
初登場SRW | スーパーロボット大戦J |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | テッカマン |
前形態 | テッカマンエビル |
所属 | ラダム |
変身者 | 相羽シンヤ |
概要
兄タカヤを超えるため、死をも覚悟したシンヤがフォン・リーによってブラスター化を施され、進化した姿。しかし、本来エビルはテッカマンが進化をする段階で無かったにも関わらず無理矢理ブラスター化を行ったため、過剰な進化に肉体が耐え切れずに崩壊を引き起こしてしまった。
ブラスター化が完了した時点で、既にシンヤに残された命は僅かなものであり、地球に行く事さえできなかった。月の裏側のラダム母艦を目指すブレードとオービタルリング外周で決戦を行い、ボルテッカの撃ち合いに勝利。疲弊してブラスター化が解けたブレードにとどめを刺そうとランサーで突撃するが、ブラスター化の限界により動きが鈍り、逆にブレードのランサーに貫かれた。
ブレード同様に鋭さを強調したデザインとなっているが、無理な進化を行っているため、上半身だけが異様に変化した姿となっている。また、背中部分からは尻尾が生えている。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 初登場作品。原作より早い段階でブラスター化を披露。まだテッカマンランスも生き残っていた。全体的に難易度の低い本作の中にあって、なかなかに手強い相手。全ステータスが強化されており、更にHPが大幅増強され装甲もスーパー系のボス並みに分厚くなっている。底力が発動するとますます手が付けられなくなるので、倒す場合は一気に畳み掛けることが推奨される。
- スーパーロボット大戦W
- 原作と同様、ラダムとの決戦に向かうブレードの前でブラスター化を披露。一対一の決闘となる。なお、イベント発生前に倒すと原作とは違い、エビルに完全勝利した事になり、洗脳が解けたシンヤと和解、シンヤがラダムに立ち向かうイベントが追加される(ミユキ生存フラグの一つでもある)。実はこの状態の顔グラが存在するのだが、バグで通常時のグラフィックしか表示されない(『J』ではこれが普通だった)。ブラスター化状態のものはソフトバンククリエイティブの攻略本90ページに掲載されているため、そちらを参照のこと。
- 決戦時はイベントでブラスター化するのだが、なぜか気力が100に戻ってしまう(ブレードの方はそのまま)。なので、フラグを狙う場合はたいていの場合、ブラスターPSYボルテッカを見る前に撃破することになる。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- テックランサー(格闘)
- ブラスター化によってランサーも進化しているため、以前のように変形させる事ができなくなった。なお、テッカマンアキの使用するランサーはこのランサーを加工したもの。
- ボルテッカ(射撃)
- 原作にはないエフェクトのボルテッカ。原作ではブレードとのボルテッカの撃ち合いで勝利し、ランサーでとどめを刺そうとした。
- フェルミオンバリア
- 原作で披露。ブレードのボルテッカランサーを軽々と防いでみせた。
必殺技
- ブラスターPSYボルテッカ(射撃)
- ブラスター化状態で放つ最大出力のPSYボルテッカ。なお、原作ではブラスター化した後にPSYボルテッカを撃っていないので、この技はオリジナル要素となる。
- これを気兼ねなく(?)見られるのは諸々の事情でJのみ。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
対決・名場面
- マスカレード(VSブラスターテッカマンブレード)
- オービタルリング外周での一騎討ち。再び刃を交えるエビルとブレード。しかし互いに疲労が蓄積し、その動きは精彩を欠いていた。更にエビルは肉体の組織崩壊が進行しており、戦闘中でも絶えず肉体には激痛が走っておりその激しさは増すばかり。このままでは勝負がつく前に自分の命が尽きてしまう。自分の全てを出し切る前に果ててしまうのであれば、もはや本気を出すしかない。そう悟ったエビルは咆哮と共に全身を赤い奔流へと包み込み変貌を遂げる。両肩の装甲は鋭く変化し、さらに禍々しく隆起した背中からは尻尾状の器官が生えたその姿は、まさしく「紅い悪魔」と呼ぶに相応しいものだった。二人の戦いはリング外周に留まらず、地球上を飛び回りながらの戦いとなった。テックランサー同士のぶつかり合い、ブレードの放ったボルテッカランサーをバリアで打ち消すエビルなど、戦況は一進一退の熾烈な攻防が続いた。最後はボルテッカの撃ち合いに競り勝ち、ブラスター化が解けたブレードに止めを刺そうとしたが、ここに来てブラスター化の限界が来てしまい、ブレードのランサーが腹部に直撃。2人はオービタルリング内部へ落下していった。子安氏の声優生命をかけた超絶的な演技と森川氏の叫びが印象的で、嫌が応にも燃える展開である。