デッドリーコング（Deadly Kong）
- 登場作品：機獣創世記ゾイドジェネシス
- 分類：ゴリラ型ゾイド（コングタイプ）
- 形式番号：GZ-014
- 全長：14.5 m
- 全高：15.0 m
- 全幅：13.1 m
- 重量：187.0 t
- 最高速度：150 km/h
- 動力：ゾイドコア、レッゲル
- 装甲材質：不明
- 所属：ディガルド討伐軍
- 主なパイロット：ガラガ
ガラガが搭乗するゴリラ型の巨大ゾイド。
背中に装備した棺桶のような武装ユニット「ヘルズボックス」が最大の特徴で、中にはメタルZi製の爪を持つ副腕が隠されているほか、副腕同様にメタルZi製の斧や大鎌（追加装備）が収納されている。
実はヘルズボックスの中には謎の節足動物型ゾイドが潜んでおり、デッドリーコングと共生関係にある。また、その分ゾイドコアが二つ存在しているため、本体のゾイドコアを破壊されても再起動が可能。
その他にも左手の封印武器「シザーアーム」や、処刑人の仮面を思わせるメタルZi製のフェイスカバー「ヘルズマスク」等を装備しており、ムラサメライガーと並んで謎多きゾイドである。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦K
- 優秀なAコンボ武器2種に自軍唯一の装甲値ダウンL3の追加効果を持つシザーアームなど、微妙な性能が多いゾイド勢の中では優遇されている。
弱点としては陸戦型ゆえの対空攻撃の弱さと移動力の低さだが、強化パーツスロットが３つあるため、フライトモジュールとメガブースターを装着すれば解決する。あとは高性能レーダーで射程を伸ばせば文句無し。
撤退する強敵撃破のための重要な役割を担える分、ぶっちゃけ主人公ルージのムラサメライガーよりも優秀との声も。ちなみに他のゾイドは強化後に名称が変更されるが、デッドリーコングのみ陸適正の強化と武器追加のみで元の表記のままとなっている。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- アームバルカン
- 通常の射撃武器。Kではコンボ武器であり、なおかつ射程が2～6と何気に凄いことになっている。もっとも、ガラガの射撃能力はそれほど高くないのであまり使われないが。
- 格闘
- 左手で殴りつけた後、ヘルズボックスの爪で切り裂く。射程1～3でEN無消費の優秀なコンボ武器。15段改造してガラガにインファイトL9を加えると攻撃力がなんと7000という破格の強さに化ける。
- 大鎌
- ヘルズボックスに乗って滑走し、メタルZi(リーオ)製の大鎌で斬りつける。ボックスをひっくり返すと非常に気味の悪い事になっているはずである。同じくコンボ武器であり、威力は上記の格闘よりも上だが、EN消費するため使いまくってるとあっさりEN切れを起こす。
- シザーアーム
- 左腕に巻いた包帯の下に封印されている、メタルZi製の巨大な鉤爪。一度その封印を解き放つと機体は暴走状態へ陥り、周りの全てを破壊するかレッゲルが尽きるまで暴れ続けることになってしまう。
Kでは1発限りの最強武器で、装甲値ダウンL3の追加効果を持つ武器でもある。また、使用しても暴走状態に陥ることはない。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動可能。
移動タイプ
- 陸
- 陸適応はS。
機体BGM
- 「夜鷹の夢」
関連機体
- アイアンコング
- 「コングタイプ」の祖ともいえる帝国軍のゾイド。厚い装甲と高い格闘能力に加え豊富なミサイル兵器を持つ強力な機体である。共和国軍のゴジュラスのライバルゾイドでありゴジュラスの無敵時代を終わらせた。機動性や装甲、武装を強化したMk-IIが存在する。