ダイガイアン1号は『スーパーロボット大戦T』に登場した機動兵器。同作のラスボス機でもある。
ダイガイアン1号 | |
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登場作品 | |
SRWでの分類 |
機体 ラストボス |
スペック | |
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全長 | 300.0 m |
重量 | 7500.0 t |
動力 | クォーク・ドライブ×20 |
開発者 | ダイマ・ゴードウィン |
主なパイロット | ダイマ・ゴードウィン |
概要
VTXユニオンの前社長ダイマ・ゴードウィンが銀河統一計画のフラッグシップ機として密かに開発していた絶対決戦兵器。 ダイマが現役時代に搭乗していたスーパーロボット「ガイアーン」の後継機に当たるマシンでもある。 白と青、金のカラーリングが特徴で、フォルムは日本の武将を思わせるスタンダードなスーパーロボットのそれに近い。 機体各所には「V」「T」「X」の意匠がちりばめられている。
20基ものクォーク・ドライブを搭載したことで爆発的な出力を実現しており、これにダイマの操縦技術が合わさった結果、その戦闘力たるや単機でUND第零番艦隊に匹敵するレベルという怪物。 機動要塞VTXの制御ユニットとしての役割を兼任しており、この機体のコックピットからVTXの全機能の制御が可能。 GストーンやDG細胞をモデルとした出力増幅機構が搭載されており、継戦能力も非常に高い。
完成時には排除されたものの、設計段階では宇宙戦艦への変形が想定されていた。 手足に見える砲身状のパーツはその名残。
この機体の開発には、ダイマがスポンサー権限で手に入れたT3の戦闘データ、地球文明・太陽系先史文明・ラミィがもたらした異星文明を融合した科学技術に加え、VTXユニオンの資金が大量に流用されていた。つまり横領の産物である。 ネーミングはガイアーンを意識したもので、「全ての人間に覚えてもらうためにはわかりやすい方が良い」という考えによる。
なお、300mという超巨大ロボットながら、重量はなんと3500t。 参考までに言っておくとガンバスターは全長200mの重量9800t、キングジェイダーは全長101mの重量32370tであり、このクラスのロボットとしてはとんでもない軽量化に成功している。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦T
- 本作のラスボス機。どちらのルートでもダイマが搭乗して襲い掛かってくる。
- 近年のラスボスとしては珍しくHP回復がなく、特殊能力はオールキャンセラーとEN回復(小)のみと控えめで、耐久力もそこまで無茶苦茶ではない。が、攻撃力が恐ろしいレベルで高く、ダイマの能力と相まって「必殺銀河断獄剣」が直撃すれば戦艦でも一撃で落とされかねない。
- それ以上に問題なのはステージの構造で、通常ルートではゾヌーダロボとの戦いで味方が離脱した状態で、かつダイマが気力300の状態であるため、イベント発生までの戦いが非常に厳しい。幸い、30%ほど削ればダイマの気力が最低値に落ち込んで一気に弱体化するため、頑張って削ろう。なお、こちらでは2号が出てこず、こちらは単に「ダイガイアン」名義。
- 困難ルートの場合は後半ステージで登場。途中で増援として現れるダイガイアン2号によるエネルギー供給を断ち切るため、そちらを先に倒さねばならず、撃破後はティランドの数が30機を超える前にこちらを撃破せねばならない、という速攻を強いられる。2機合わせて、イベント込で600000近いHPを削り切らなければならないので、火力のある面子は全リソースを使い切るつもりで攻撃を叩き込むべし。こちらのルートでは「ダイガイアン1号」名義。
装備・機能
武装・必殺武器
- 必殺星雲断光砲
- 胸部クリスタルから放つ大出力ビーム砲。方向指定型のMAP兵器。
- 必殺銀河断獄剣
- ウイングを分離・接続したイカリ型の大剣「VTXソード」を構え、空いた背部からビームマントをなびかせて突撃、敵機を横一線に切り裂いた後、至近距離からの星雲断光砲でトドメ。攻撃の〆には「VTX社訓その6:やる気のない者は去れ!」という一喝が入る。
- 近接武器にも関わらず射程が1~8と隙がない。が、『T』ではこれ以上のロングレンジ攻撃もその気になれば普通に可能なので、立ち回り次第ではサンドバッグにできるる
特殊能力
移動タイプ
サイズ
機体BGM
- 「暴虐の守護神」
関連機体
- ガイアーン
- 原型機。ダイマが軍人時代に乗っていたスーパーロボットだが、詳細は不明。
- ダイガイアン2号
- エイム・プレスバンド専用に調整された2号機。1号の支援機としての側面を持つ。