ヴァルヴレイヴI

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ヴァルヴレイヴIは『革命機ヴァルヴレイヴ』の登場メカ。同作品の主役ロボット。

ヴァルヴレイヴI
外国語表記 Valvrave One
登場作品 革命機ヴァルヴレイヴ
デザイン 石渡マコト
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 機体
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スペック
正式名称 火人(ヒト)
分類 霊長兵器
型式番号 RM-011
全長 22.6m
頭頂高 19.9m
重量 19.9t
動力 レイヴ
装甲材質 VLCポリマー
所属 モジュール77
パイロット 時縞ハルト
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概要

中立国家のジオールで秘密裏に開発されていた「霊長兵器(ヴァルヴレイヴ)」の中の一体。咲森学園のプールの地下に置いてあった本機がドルシア軍襲撃の際に地上へ露出し、その場に居合わせた主人公の時縞ハルトが乗り込んでパイロットとなった。

単機で敵部隊と渡り合えるような戦闘力を持ち、I号機には「原動機レイヴ」と呼ばれる動力機関が内蔵されている。稼働には情報素粒子の「RUNE」が必須であり、欠乏すると装甲色が変化して機能を停止する。機動時は「硬質残光」という放った後に硬質化する燐光を放つため、攻防両面に利用できる。

欠点として「熱量」が100を超えるとオーバーヒートして行動不能になるなど稼働限界時間が非常に短く、その点を突かれた戦法で終始苦戦を強いられた。I号機のみ上限値が666まで上昇するようになっているが、666になるまで完全に無防備になるため、機体の冷却が急務となっていた。なお、666に達すると武装の「ハラキリ・ブレード」が使用可能となる。他にI号機のみの機能として、本機独自の「特能装備」のヴルトガを武装に持つほか、コクピットのモニターには少女姿の「ピノ」というGUI(Graphical User Interface)が表示されるようになっている。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。

装備・機能

武装・必殺武器

基本武装

下記の3種はジオール側のヴァルヴレイヴ全機の共通武装。

バリアブル・バルカン
側頭部に内蔵した機銃。
ハンド・レイ
手甲部の対人用レーザー。
フォルド・シックル
脇腹の折り畳み式の小型鎌。ヴルトガ(後述)のサブグリップとなる。

固有武装

ジー・エッジ
長さが違う2本の日本刀状の剣。ヴァルヴレイヴを構成する材質の中でも最も硬質な「クリア・フォッシル」製。
使用するたびに熱量が蓄積されるため、適切なタイミングで研ぐ(冷却する)必要がある。
ボルク・アーム
ハンドガン。硬質残光を利用した火器。その性質上、実体弾とビーム弾を使い分けることが可能。
ブレーデッド・バイケン
伸縮機能がある鎖鎌。
メテオール・プレート
刃が仕込まれた手裏剣状の板。
ストライク・ブレイス
クローが付いた防御用の籠手。ジー・エッジの研ぎ(冷却)にも使用される。
ヴルトガ
上記武装を全て合体した特能装備。
西洋のハルバードのコンセプトを発展させた武器で、「斬る」・「突く」・「撃つ」という複数の攻撃を一本で可能とする。

追加装備

インパクト・ブースター
第2期に登場したレイヴの緊急排熱用装備。レイヴに溜まった熱を攻撃に転用する事も可能。

必殺技

ハラキリ・ブレード
ジー・エッジにRUNEの光を纏わせ、巨大な刃で薙ぎ払う大規模殲滅技。
技名は熱量上限の666に達した原動機レイヴにジー・エッジを押し当て、刃にRUNEの光を纏わせる姿が切腹(ハラキリ)に見える事に由来する。一振りで艦隊すら壊滅させられる[1]が、使用後はオーバーヒートでほぼ完全に無防備となり極めてリスクが高い。作中でも指摘されたこの問題点はインパクト・ブースターの登場で多少改善された。

関連機体

ヴァルヴレイヴI フル・インパクト
ヴァルヴレイヴIの両手、両足にインパクト・ブースターを装備した決戦仕様。
ヴァルヴレイヴIII、ヴァルヴレイヴIV、ヴァルヴレイヴV、ヴァルヴレイヴVI
同型機だが、動力炉はレイヴの劣化型であるミラーレイヴに変更されている。

脚注

  1. 劇中では敵陣形が一直線上になるように上手く誘導し、一撃で一掃するという、スパロボプレイヤーにはお馴染みの戦術も行っていた。