ゾヌーダ | |
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外国語表記 | Zonuda |
登場作品 | 勇者王ガオガイガー |
声優 | 半場友恵 |
種族 | 機界新種 |
身長 | 200.0cm |
概要
パスダーことEI-01が地球に潜入し、卯都木命の自宅へと墜落した際、ゾンダーが滅亡した際の保険として、ゾンダーとは全く異なる種子を彼女の身体に埋め込んだ。それは中枢神経になり済まして身体に潜み続け、ゾンダーとの戦いを経る中で徐々に成熟。それにより、命は機界31原種のエジプト・メキシコでの作戦以降は眩暈を起こすようにまでになっていた。そして、原種との戦いを終え、オービットベースで診療を受けている最中、獅子王凱の目の前で開花し、変貌した。
ゾンダーメタルのマスタープログラムが失われたのにも関わらず活動可能であることからゾンダーの新種と呼ぶに相応しく、最大の特徴である「物質昇華」は、あらゆる物質を絶縁体と化しエネルギーを発散させてしまう恐るべき能力で、端的に言えば触れた物質は全て石コロ同然となり無力化されてしまう。さらに、命がGストーンを有するGGGのメンバーであったことから、Gストーンへの耐性まで身に付けるに至った(一説では護でも浄解は出来ないらしい)が、Gストーンへの耐性を得たとはいえ、対消滅する危険性がゼロではないからか、Gストーンを持つメカを吸収しようとはしなかった。
容姿に関しては、同じゾンダー関連の女性型であるプリマーダやパリアッチョが人間に近い姿をしているのに対し、ゾヌーダはロボットのような姿をしており、頭部は複眼で命のトレードマークであるウサ耳ヘアを長大化したような触覚に似たパーツが付いている。知性は有してはいるが、人語は発さずに「ゾヌーダ」の掛け声だけを発する。
覚醒したゾヌーダは、その力でオービットベースのエネルギーを強奪し、勇者ロボも物質昇華により無力化させた。全域双胴補修艦アマテラスの艦体右半分を奪取して地球へと落下。墜落した新宿において、アマテラスを基に「ゾヌーダロボ」を形成した。
仲間たちのAIを搭載したガオガイガーとの戦いの最中、護を葬り去るが、皮肉なことに、護の犠牲により命の意識が目覚めた影響で弱体化してしまい、ガオガイガーの猛攻によりゾヌーダロボを失ってしまう。核の状態から戻ったゾヌーダは命の意識を有していて会話も可能になったが、物質昇華を止めることはできず、凱のサイボーグ体を物質昇華していく。堪りかねた命は殺してくれるように頼むも、最後まで諦めない凱の命懸けの浄解により、命は元の姿へと戻り、護は蘇生、凱も生身の身体に戻るのだった。
尚、ゾンダーの遺児とも呼べるゾヌーダが何故、機界昇華による秩序ではなく、物質昇華による破壊を行おうとしたのか、その理由は不明のままである。
登場作品と役柄
能力的に言えば物語の世界観を覆すほどの絶対的存在なのだが、原作で深堀りされなかった敵であることもあってか、原作再現以外の部分においては特に情勢に影響は及ぼさない。
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 序盤戦の最終話と言える第28話「いつか星の海へ」(『ガオガイガー』最終話は「いつか星の海で」なので微妙に違う)における相手で、「機界新種」名義。最大の特徴はゾヌーダロボの特殊能力の側にあるが、パイロットとしての能力も高く、特殊技能にサイズ差補正無視もあり侮れない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- やはり、前半戦・第1部の最終話「そして、終わらない明日へ」にて登場、つまりは前半のラスボスである。条件は概ね『第3次α』と同じだが毎ターン一体ずつ確実に戦線離脱させられるようになった(ただし全員ナデシコに乗せれば一応防げる)。
- スーパーロボット大戦BX
- 「機界新種」名義で第46話「心」にて登場(ちなみにゾヌーダロボの方も同じ名義)。
- 本作ではテレビ版のみの参戦ゆえに、『ガオガイガー』編の無二のラスボス。これまでは単独での活動だったが、本作ではゾンダーメタルを生み出して、ゾンダーロボたちを再生怪人の如く復活させるだけでなく、周りの建物をゾンダーロボにする芸当すら見せつけた(エリナはこれを機界昇華と物質昇華の中間と推測している)。なんと自軍のほとんどのキャラクターが対ゾヌーダ用の特殊戦闘台詞を持っている。最終盤ではスターガオガイガーと戦艦以外のユニットは戦闘に参加すると強制離脱(援護行動・合体攻撃でも離脱)するので攻撃の順番が重要。
- なお、ご丁寧にも大河長官の戦術指揮効果の対象外。確かにゾンダーとも原種とも異なる存在という設定に即しているのだろうが、ここまで同じ作品内同士での戦術指揮効果がほぼ確実に有効なだけに引っかかってしまいかねない。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- ダメージ-10%
- 『第3次α』で採用。