Gファルコン(G-Falcon)
- 登場作品:機動新世紀ガンダムX
- 分類:モビルスーツキャリアータイプ戦闘機
- 型式番号:不明(一部資料ではGS-9900と記載されているケースが有る)
- 全長:18.8m(DX収納時:25.6m)
- 重量:6.1t(DX収納時:13.9t)
- 装甲材質:ルナ・チタニウム合金
- 開発:地球連邦軍
- 所属:サテリコン、フリーデン
- 主なパイロット:パーラ・シス
機体概要
旧地球連邦軍がガンダムタイプとの連携を重視して開発した戦闘機。前後をA、Bパーツに分離する事が可能で、それらで挟み込むようにして合体する事でガンダムの速やかな戦線への投入を可能としている。また、合体した状態での戦闘も可能で、機動性や火力の強化はもちろん、単独での大気圏突入も可能である。単体でもモビルスーツと互角に戦えるだけの性能を持っている。
第7次宇宙戦争時に開発が間に合わずに宇宙に放棄されていた機体の1機をサテリコンが回収して完成させ、パーラ・シスの乗機として運用していた。サテリコンが壊滅した後はフリーデンの戦力として運用されている。
元々はガンダムエックス、ガンダムエアマスター、ガンダムレオパルドとの合体を想定していたのだが、戦後に開発されたガンダムダブルエックスはサテリコンが、改修機であるガンダムエアマスターバースト、ガンダムレオパルドデストロイはキッド・サルサミルが合体機構を改造した事によって合体可能となった(ただし、劇中ではレオパルドデストロイとの合体テストが行われただけで、エアマスターバーストとはコンピュータで合体パターンが示されたのみである)。ただしレオパルド・エアマスターとの合体はBパーツのみを増設するような状態になる為パーラ本人はAパーツのみの状態(スーパーガンダムのGディフェンサー部のコアブロックと同じ)になるのだが再現されたゲーム作品は無い。ガンダムエックス・ディバイダーとの合体が可能かどうかについては不明。
劇中には登場しないが、オプションにエネルギーパックが用意されており(プラモオリジナル要素と見る向きも多いが実際はプラモ版のそれより洗練された設定画が存在しておりアニメ本編に反映が予定されていた設定で有る事が伺える)、これを装備する事でダブルエックスとの合体時にマイクロウェーブの受信なしでもサテライトキャノンを連射する事が可能となっている。
なお、外伝漫画『機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT』にも登場し、ヒロインであるローザII世の搭乗機となっている。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- シナリオ「Loreleiの海」でバルキリー隊と一緒に味方増援として参戦する。
ダブルエックス、エアマスターバースト、レオパルドデストロイと合体が可能。基本的に単体で運用する事は稀である。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ダブルエックスと合体可能だが、エアマスターバースト、レオパルドデストロイとは合体出来なくなっている。合体すると、ツインサテライトキャノンのチャージが1ターン短くなる。ちなみに、パイロットのパーラのカットインは必見。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 破界篇ではパーラ共々登場しなかったが、本作で登場。今回は登場早々ガンダムDXと合体してしまい、分離不可能になる。その上サブはパーラ固定である。出撃枠を取らないのは嬉しいが…。「Z」と違い、合体したことにより1チャージで2発サテライトキャノンが撃てる様になる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- シナリオ「月が見えた!」から登場する。ダブルエックス、エアマスターバースト、レオパルドデストロイと合体が可能。合体すると、ツインサテライトキャノンのチャージが1ターン短くなるが、合体攻撃は使用できなくなる。
装備・機能
武装・必殺攻撃
射撃兵装
- バルカン砲
- 機首に2門装備。使用頻度は少ない。
- 赤外線ホーミングミサイル
- Bパーツの左右に装備された赤外線誘導の実弾兵器。計10発が装填されている。命中率はいまひとつという設定だが、スパロボでは命中率が高く設定されている。
- 拡散ビーム砲
- Bパーツの左右に1門ずつ装備されたビーム砲。本機の主兵装である。拡散して発射される為か、Zでは全体攻撃武器に設定された。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- Gファルコン・デルタ
- 漫画『機動新世紀ガンダムX外伝 ニュータイプ戦士ジャミル・ニート』に登場した試作機。
- ガンダムダブルエックス
- ガンダムダブルエックス+Gファルコン
- ガンダムエアマスターバースト
- ガンダムレオパルドデストロイ
- ガンダムエックス
- ガンダムエアマスター
- ガンダムレオパルド