クリティック | |
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外国語表記 | Critic |
登場作品 | |
種族 | プログラム |
性別 | 男 |
所属 | ザ・データベース |
役職 | 批評家 |
概要
知の記録者プログラムの一人で、「批評家」を意味する。設定画では刀を持った中年男性として描かれており、また、他のプログラム達と違い唯一ヴァルストークファミリーのコピーではない(ブレスと共に知の記録者たちを作った始原文明エスの人間が元になっているという説も)。
インファレンスが感情を持つ遥か前から自己を確立し、己の感情のままに”批評家”という立場で巧妙にインファレンスを操り、裏からザ・データベースを乗っ取ってゆく。独占欲が強く、データベースが知の独占の為に文明を滅ぼしてゆくきっかけとなったのも彼が大きな原因となっている。
最終決戦においては、スキエンティアでインファレンスのサポートをしていたが、撃破された際に自らの陰謀がインファレンスに露見し、そのままサピエンティアに乗り換えた彼にスキエンティアごと消されてしまう。だが、2周目では逆に秘密裏に造られていたサピエンティアを奪いインファレンスを消そうとするが、アプリカントによって防がれる。そして、サピエンティアでカズマ達ノイ・ヴェルターと戦うものの、敗れ去る。
インファレンスやアプリカントとは対照的な、完全な悪役として描かれた。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 彼と戦えるのは、2周目のみ(3周目以降は最終話手前で選択可能)。
- 実質的なラスボスなのだが、能力値がインファレンスよりも低い。おまけに彼がラスボスの場合はEDが多少変わって短くなってしまい、他の仲間達のその後の状況を見ることができない。
パイロットBGM
- 「Eternal Memory」
人間関係
- インファレンス
- 同僚。巧妙に彼を操っていたが、スキエンティアが倒された後の展開はルートによって異なる。
- アプリカント、レギュレイト
- 同僚。
- カズマ・アーディガン
- 宿敵。
- アリア・アドヴァンス
- 彼女からはクリティックを「嫌な奴」と嫌悪されていた。
名台詞
- 「ば、馬鹿な!全ての銀河の知を集めた私が!」
- 撃墜時の台詞。
- 「ぬがああああああっ!!」
- 1周目における断末魔。全ての銀河の知を独占するべく裏でインファレンスを巧妙に操ろうとするも、その目論見が彼にばれてしまい、野望ごと消される末路を辿ってしまう。
- 「インファレンス…私に隠れてこの機体を建造したようだが全ては承知の上だ」
「所詮、お前は私の意図のままに動く操り人形なのだよ」 - 2周目においてサピエンティアと共に現れて。存在すら知らなかった1周目と違い、インファレンスが己の切り札として秘密裏にこの機体を造っていたことを見抜いた。
- 「フン…もう一人の人間が消滅させられた事に腹を立てたか」
「人間な心とはおかしなものだ…」
「先程までは殺しあいをしたと言うのに、その相手の消滅を悲しむとはな」 - もう一人の自分と言えるインファレンスを消されたこと(実際はアプリカントによって救助されたが)で怒りを露わにしたカズマを嘲って言い放つが、この発言でカズマの堪忍袋が切れてしまう。
- 「馬鹿な・・・!お前はこの私をゴミだというのか!?」
- ボン太くんとの戦闘前会話。まさか中の彼はマオ直伝海兵隊式放送禁止用語を言い放ったのだろうか?だとしたら「○」を使わずにボイスチェンジャーで上手く伏せたということに・・・。
- 「ぬおおおおお!せめて…せめてお前達だけでも次元渦に引き込んでやる!!」
「ハハハハハハ!これで全てが終わりだ!!」 - 2周目における死に際の台詞。己の創造者である「タカの目の男」の意思を継ぐ家族達に自身の野望を潰えてしまった「批評家」は、最後の悪あがきと言わんばかりに、これまで集めた「全ての銀河の知」ごとヴァルストークファミリーを次元渦に引き込もうとし、全てが終わったと妄信して嗤いながら「知恵」の名を冠した機動兵器と共に爆散していった。