ギャスパル・ギラン

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ギャスパル・ギラン(Gaspard Gillan)

地球連邦軍元帥。恒久的な平和などありえず、軍が存在していくためには常に「敵」がいることが相応しいという考えを持っている。ガイアセイバーズ司令官として台頭してきたアルテウルを警戒しており、互いに腹の探りあいを繰り返していた。反逆者となった鋼龍戦隊に対しては、身内として庇う一方、万一の場合は切り捨てることも辞さないリアリスト。

一方、孫を可愛がる子煩悩な一面もある。オペレーション・レコンキスタの命名は彼によるもの。なかなか優雅な生活を送っているらしく、「トゥールダルジャン」(1582年創業、パリのレストラン)や「ディケムのソーテルヌ」(最高級の貴腐ワイン)から彼の暮らしぶりが垣間見える。

登場作品と役柄

OGシリーズ

第2次スーパーロボット大戦OG
かなり目立ち、下手な自軍キャラより出番が多い。鋼龍戦隊に対しては追撃命令を出すものの、同時にジェイコブを通じて非公式の独立遊撃部隊として扱い、アルテウルを牽制する。

人間関係

ダニエル・ハウエル
副官的存在。基本的に彼とペアで登場する。
ジェイコブ・ムーア
グラスマン事故死以降も彼を通じ、鋼龍戦隊をバックアップする。
アルテウル・シュタインベック
対立する存在であり、鋼龍戦隊を通して出方を窺う。逆に言えば、アルテウルにとってギャスパルは行動を予測しやすい相手でもあったが。
グライエン・グラスマン
ミッション・ハルパー決行を察知していたらしく、体制の維持を図った。大統領のお手並み拝見とばかりにガイアセイバーズの行動を掣肘するようなことはなかったが、さすが暗殺されるとは予想外だっただろう。

名台詞

「特次副大統領殿が手の内を見せてくれると言うのだ。我らはエスプレッソでも飲みながら、季節外れのクリスマスを楽しめばいい」
ゲストの襲撃を機に華々しいデビューを飾ろうとするガイアセイバーズを傍観する。軍の体面を気にするダニエルとは対照的。
「この世界に完全な平和など成立せんよ。それに、軍隊は敵と戦い、勝利を収めることと同等……あるいは、それ以上に困難な課題を抱えている」
「敵対者の根絶は、自らの足場を危うくすることにつながるのだよ、ダニエル」
敵がいてこそ軍は存在意義を保てるという彼の持論。
「そうだ。君がパイプ役となってやれ。ただし、追撃の手は緩めんぞ」
「また、私は彼らの行動に関与せん。何せ、こちらの手を離れた反逆者のやることだからな。……理解したか、ジェイコブ?」
保身を図りつつも鋼龍戦隊をアルテウルへの対抗手段として温存させる。
「……機械仕掛けの星の次は、空中庭園か。出し物に事欠かんな」
浮上したバラルの園を評して。実に肝が据わっている。
「フン……随分と手の込んだプロモーションだ。来年のカンヌに招待されるぞ」
直後にメッセージを送ってきた孫光龍に対して。まってくもって肝が以下同文。
「確かに、ルイーナバラルは大きな脅威だ。我々人類は存亡の危機に瀕していると言えよう」
「だが、このような局面で我らと足並みを揃えぬ体制側の戦力は……いや、アルテウル・シュタインベックは……」
「やがて、人外の敵に次ぐ脅威になり得ると考えているのだよ」
協定にも拘らず鋼龍戦隊を襲撃してきたガイアセイバーズに対して。彼なりの嗅覚でアルテウルの危険性を見抜く。

話題まとめ