シルヴィア・斑鳩・ミスルギ

2017年3月14日 (火) 23:34時点における220.146.248.183 (トーク)による版 (→‎名(迷)台詞)
シルヴィア・斑鳩・ミスルギ
読み シルヴィア・いかるが・ミスルギ
登場作品 クロスアンジュ 天使と竜の輪舞‎‎
声優 東山奈央
種族 地球人
性別
年齢 12歳
所属 ミスルギ皇国
役職 ミスルギ皇国第二皇女
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概要

ミスルギ皇国の第二皇女。過去に遭った事故の影響で下半身不随となっており、マナの力で動く車椅子に乗っている。 姉であるアンジュリーゼ(以下、「アンジュ」と表記)を慕っており、アンジュにとってもシルヴィアを事故から救えなかった事を後悔し気に掛けている程だった。

しかし、結局はシルヴィアもまた世界の歪んだ常識を盲信しきっており、兄ジュリオに唆された事も相まって姐アンジュに憎しみを抱くようになっていた。

それどころか、自分の身可愛さに主義主張を変える節が見受けられ、虎の威を借りる狐のような素振りも多い等「自己」というものが欠落しているようにも描かれている。身も蓋もない事を言ってしまえば、作中の主な人物とは別の方向で下衆い性格をしており、力ある人間からのお零れを授かろうとする厭な人となりをしている。そういう人間は得てして全てを失ってしまうのだが、シルヴィアは皇室であるということから自覚など全くしていない。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦V
初登場作品。NPC

人間関係

アンジュ
姉。敬愛し慕っていたが、ジュリオに唆され恨むようになる。
なお、シルヴィアの足の負傷は幼少期にアンジュと共に馬に乗っていた時に落馬したことによるもの。
ジュライ・飛鳥・ミスルギ
父。
ソフィア・斑鳩・ミスルギ
母。
ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
兄。アンジュを恨むように唆した。彼の死後は唯一の皇族なので、皇帝に即位したと思われる。
リィザ・ランドッグ
ジュリオに薬を盛っているところを見てしまい、眠らされて監禁される。
エンブリヲに救われた後は、逆に鎖で拘束し鞭で叩くなど奴隷扱いしている。
エンブリヲ
リィザに監禁されているところを救われ、「おじさま」と呼んで慕うようになる。


名(迷)台詞

「馴れ馴れしく呼ばないで…貴方なんて姉でも何でもありません! この化け物!」
「どうして…どうして生まれてきたんですか? 貴方さえ生まれてこなければ…お父様も、お母様も、お兄様も、私も、みんなみんな幸せだった! 貴方がいなければ私が歩けなくなることは無かった…お母様が死ぬ事は無かった! 貴方が…全部奪ったんです、全部壊したんです! お母様を返して! この化け物! 大っ嫌い!!」
第9話より。駆けつけた姉アンジュリーゼ(アンジュ)を前にしてナイフを突きつけ罵倒する。
露わになったシルヴィアの本性にはアンジュとモモカだけでなく、視聴者もまた衝撃を受けた。
「今日、お姉さまを捕まえました。とても凶暴で怖かったです。か弱い妹だった私もナイフをぶんぶん振り回していました。酷い扱いでした、まる」
第9話の次回予告より。第9話自体がかなり暗い話な分、なかなかぶっ飛んだ次回予告である。
「これは私を馬から落とした罪!これは私を歩けなくした罪!そして、これは生まれてきた罪です!」
第10話。処刑台に吊るされたアンジュを容赦なく鞭打つシルヴィア。彼女の恨みの根深さが垣間見える。
「助けて! アンジュリーゼお姉様ーッ!!」
第11話冒頭、リィザの秘密を見てしまった事で思わず発した言葉。アンジュを自分自身で追い出しておきながら、助けを懇願するシルヴィアの図々しさがよくわかる。
「私を殺しに来たのですね!?」
「来ないでこの殺人鬼! 助けて、おじ様! おじ様ァ!!」
第19話より。ミスルギ皇宮内でアンジュと再会するが、会うなり罵倒しエンブリヲに助けを懇願した。
「大人しく牢屋に入りなさい! エンブリヲおじ様に折檻してもらいますわよ!?」
第21話より。モモカにより牢を脱出したリィザに銃を向けて。完全にエンブリヲに依存しきっている。
「誰か! 私は第一皇女…いえ、女帝シルヴィア一世ですよ!? 早く私を助けなさい!」
第22話より。エンブリヲの世界融合の影響で世界中でマナが使えなくなったため、シルヴィアも車椅子が使用できずに誰もいない廊下で転倒。その時に周囲に向けてこう叫んだのだが、視聴者からはほぼ間違いなく失笑を買ったであろう内容となっている
ジュリオ死後、生き残っている皇族は彼女しかいないため、必然的にそうなるのは分かるが、シルヴィアの国内処遇が明確ではなく不意打ち的に発言が飛び出したため、ネタ台詞としか思えない状態に。どこまでも他力本願なシルヴィアの性格を表しているともとれるが。
「死にたくなければ、戦いなさい」
最終話ラストより。レジスタンスの思わしき仲間たちと共に武器を取り、大人に虐げられる子供を助けた際に放った一言。最後の最後でようやく自分の力で歩いて生きることを決意したシルヴィア。この言葉を放った時、もうかつてのように甘ったれの他力本願だった頃の姿はどこにもなかった。