概要
傭兵基地アッセンブルEX-10の責任者であるクメン王国軍の将軍で、風貌そのままの一癖も二癖もある人物。右目は義眼になっている。
クメン編終盤、クメン王国が対立関係にあったメルキア政府と停戦協定を結ぶことを嗅ぎ付け、これにより自分達がお払い箱になるであろうことを見越し、クメンに来ていたロッチナを介して「素体の身柄の確保・引渡しを条件にメルキア軍に迎え入れてもらう」という密約をメルキア軍と結ぶ。しかし、クメン内戦の最終局面であるカンジェルマン宮殿での戦闘の最中にメルキア軍に裏切られ、戦死する。
クセ者揃いのアッセンブルEX-10の傭兵たちを纏め上げているだけあって、「ビーラーキラー」の異名をとるほど将軍としては有能だが、無能が人の形を成しているかのようなカン・ユーを前線指揮官に据えるあたり、部下を見る目については甚だ疑問が残る。
登場作品
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。
人間関係
- カン・ユー
- 腹心ではあるが、度重なる失態に幾度も声を荒げている。
- キリコ・キュービィー
- PSを追う彼の存在に着目する。キリコのほうも話のわかる人物として一目置いている。
- ブールーズ・ゴウト
- 商売相手。
- ジャン・ポール・ロッチナ
- 彼を介してメルキア軍と密約を結ぶが、反故にされてしまう。
他作品との人間関係
名台詞
- 「ロッチナ大尉、いかがですかな。たまには火薬の臭いを嗅ぐのも悪くはないと思いますが」
- 第19話、停戦協定締結直後、前線視察の名目でクメンに来たロッチナと共にアッセンブルEX-10へ向かおうとしたその時、ビーラーゲリラによるEX-10攻撃の報がゴン・ヌーに入る。その際にロッチナにどうするかを尋ねた台詞。
余談
『コミックボンボン』で連載された漫画版では顔つきがかなり異なっており、どこぞの世紀末救世主伝説漫画に敵として出てきそうな、非常に凶悪な面構えになっている。