概要
同胞と共に宇宙を放浪していたところ地球にたどり着き、地球人と共存しようとしたが、当時は地球の文明が未熟であること、異種族の安易な交わりは双方に滅びを齎すと考えていたため、人類が自分達に追いつくまで眠ることを決意。
その矢先、兄マノンは現地の女性を愛した同胞・マシウス・デル・マドウを殺そうとしたため、マシウスに味方し同胞と袂を分かつこととなった。
同胞の下を去ったゼノンの居場所は永遠の命を持つ自らのガーディアンの中しかなく、後に友マシウスとその血を引く子孫達を守り、同胞たるマノンのもとへ導くようゴーグに命令を与えて死亡。その思念はゴーグに宿り、遺体はゴーグ左胸の操縦席に残されていたが、田神悠宇がハッチを開いた直後に崩壊してしまった。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。姿だけは第13話で出てくるがこの時は遺体。本人はケドラの見せた過去の記憶で一度顔を出した後、第36話でダブルオークアンタの構築した意志共有領域内で、マノンや悠宇、ヨウタ、ジョジョたちとの対話を果たす。
人間関係
- マシウス・デル・マドウ
- 同胞の一人。無二の友であり、彼の子孫を守るようゴーグに命じていた。
- 田神悠宇
- マシウスの血を引く遠い子孫。
- マノン
- 兄。種族の交わりに対する考えの違いから袂を分かつことになった。
他作品との人間関係
スパロボシリーズの名台詞
- エルドラン「ハーデス!このバードスにいた他のミケーネ神は、ほぼ我々が討ち倒した!」
ゼノン「無駄な争いを私達は好まない!残った兵を連れ、自分達の世界へと帰れ!」 - 『BX』第21話にて、ブライティクスの危機に図らずも駆けつけてきた時のセリフ。
- 「ガリアンとゴーグは絆の象徴。我々と君達アースト人が互いの繁栄を願ってともに造り上げた、機甲兵とガーディアンだ」
- 『BX』第36話にて語った、ガリアンとゴーグの関係。星を超えた絆の証として、赤い巨人と青い巨神は生み出されたのだった。
- ちなみにここからすると、本作における「ゴーグ」の名前は正式名称らしい。
- 「違う。あれは『滅び』の始まりではなく、『始まり』の始まりだったのだ」
「今なら分かるはずだ、マノン…。この星には…」 - 『BX』第36話にて「安易な種の交わりは滅びの始まり」と言うマノンに対して。