ブレックス・フォーラ

2016年10月30日 (日) 22:12時点における110.66.210.239 (トーク)による版 (→‎ティターンズ)

ブレックス・フォーラ(Blex Forer)

エゥーゴの指導者。地球連邦軍の准将であり、地球連邦政府議会員の資格を持つ。

ジャミトフ・ハイマンにより創設され、30バンチ事件を始めとしたスペースノイドに対する弾圧を行うティターンズに対抗して、アナハイム・エレクトロニクス月面都市スペースコロニーの支持を受けてエゥーゴを創設した。

作中では地球連邦議会にて演説をする予定であったが、滞在中のホテルでバスクの放ったティターンズの刺客により暗殺され、その最期を看取ったクワトロに後を託す(正体がシャアであることに気づいていた)。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦S
選択肢次第では死亡せずに、ブレックスがダカール演説を行う。原作通りに死亡してしまうと、彼の後を継ぐために、クワトロがプレイヤー部隊から離脱してしまう。
スーパーロボット大戦F
スーパーロボット大戦F完結編

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
序盤のみ登場。本作では暗殺されなかったが、以降のシリーズには未登場。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
ザフトと協力関係を結ぶが、何者かに暗殺され謎の死を遂げる。犯人は不明だが、タイミングから考えてザフトの可能性が高い。なお、原作ではジャミトフより先に死亡するが、こちらではジャミトフの方が先にクーデターで死亡している。また、原作と違いクワトロはブレックスの最期を看取ることができず、悲報はカイを通じて届けられることとなった。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
本人は登場せずクワトロの台詞中などに名前が出るのみだが、ジャミトフがコロニー住民を虐殺しようとしている事を察知し、クワトロら特務隊に阻止させて彼を失脚させている。
その後も特務隊(原作と違って反連邦ではないため、エゥーゴではなくこのような呼称なのだと思われる)は活動を続け、コネクト・フォースとの共同作戦を機にクワトロとカミーユを合流させている。

人間関係

エゥーゴ

シャア・アズナブルクワトロ・バジーナ
彼の素性に気付いており、死の間際、彼にエゥーゴを託すことになる。
カミーユ・ビダン
TV版では「アムロ・レイの再来」と評したが、劇場版では逆の事を言っている。
ヘンケン・ベッケナー
部下。
エマ・シーン
第3話で、中身を知らずに彼女が持ってきた親書に目を通して、その内容に後述の台詞で激怒した。
その後、正義の違いから彼女がティターンズを裏切りビダン父子を連れて、ガンダムMk-II3機を手土産に自分達の下に身を投じたため彼女を仲間に迎えた。

ティターンズ

ジャミトフ・ハイマン
政敵。
バスク・オム
ジャミトフ同様に互いに敵視し、その残虐なやり口を激しく嫌った。
パプテマス・シロッコ
原作では絡みはない。
現在『ガンダムエース』で連載中の北爪宏幸氏による漫画作品『機動戦士ΖガンダムDefine』では、まだティターンズに編入する前で3年ぶりに地球圏から帰還したばかりの彼に、アーガマが強奪したガンダムMk-IIアナハイム・エレクトロニクスの輸送艦に引き渡しているところが運悪くジュピトリスの進路上であったため、発見され臨検を受ける際にクワトロやブライトと共に応対する。近年の地球圏情勢の情報提供を彼にするが、シロッコの鋭い観察眼・ずば抜けた頭の回転の速さには、ブレックスも舌を巻いており「彼が我々の敵に回らない事を祈るばかり」とさえ評した。

他作品との人間関係

ジョン・コーウェン
原作の宇宙世紀における関係は不明であるが、スパロボでは反ティターンズ側の人物として関わる。
ショウ・ザマチャム・ファウ
第4次S)ではダカールにおける連邦議会での演説の際、選択次第では連邦兵に射殺されそうになったところを、同行した二人の息の合ったコンビネーションで命拾いする事に。
ギリアム・イェーガー
旧シリーズでは部下。

名台詞

「なんと破廉恥な!」
第3話より、当時ティターンズ所属であったエマエゥーゴにもたらした命令書を見ての怒りの一言。
その命令書の内容は「カミーユの母親を人質にして、Mk-IIの奪回とカミーユの投降を誘う」という卑劣なものであったので、ブレックスが怒るのも無理もない。
「君が…君がエゥーゴの指揮を取れ…シャア・アズナブル…。ジオン・ダイクンの息子ならそれができる……」
第24話より、自身の死の前にクワトロ(シャア)に対して、時代を生きる一人として後継者とした。
もっとも後年、彼が正真正銘の「人類の敵」に堕ちてしまった事は皮肉としか言いようが無い。

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