V・B

2012年11月17日 (土) 19:23時点におけるCross (トーク | 投稿記録)による版

V・B

『超機人 龍虎王伝奇』の第一部に登場する、ドイツから中国清国に赴いた謎の女性。本名不明。服装はレオタードとパンストのボディースーツを着用。男装した女性の立ち振る舞いで、美しさと捻じ曲げない心を併せ持つ強かな性格。強靭な身体能力を持ち、持ち前のチャクラムを自在に操る。「機人大戦」おいては超機人を巡る抗争に介入。生身でも相当な強さを誇る孫光龍と渡り合った。その孫とは浅からぬ因縁を持っているようで、孫は彼女のことを「恋」していたと思われる。

最終局面で稲郷隆馬と孫との対決に割って入った。そして、孫との一騎打ちにおいて、止めを差そうとした瞬間に背後からデヴォラの一撃により致命傷を受けた。デヴォラは孫の逆鱗に触れて殺されるが、その瞬間に持ち前のチャクラムを孫顔面に直撃させ致命傷を負わせた。最期に自身の本当の名を口にするが…

彼女の遺体は孫によって回収され保存されたままとなっている。

人間関係

稲郷隆馬
彼と協力してバラルと戦う。
文麗
互いに因縁を持ち合う。
孫光龍
彼から惚れられてしまう。その惚れようは上術の通り。
デヴォラ
バラルの僕として対峙する。最後はV・Bに致命傷を負わせるが…
ジェイベズ・グリムズ
英国人で、彼とは国柄の敵対関係となる。
レーツェル・ファインシュメッカーエルザム・V・ブランシュタイン
孫光龍は彼を見てある女性(V・B)を浮かぶ。「V・B」とは「フォン・ブランシュタイン」の略なのだろうか…

セリフ 

「大日本帝国、陸軍情報部所属…稲郷隆馬大尉。超機人調査の命を受け清国に潜入した示現流の達人…」
(…こ、こいつ!?)
「…で、間違いなくて?」
稲郷隆馬との初の邂逅。彼の素性を知ってるあたり、スパイの世界に通じているようだ。
「ええ。それが私が追っている男の名前…。私が知る限りでは8つ目の偽名よ」
以前より孫を追いかけていたが、なんと8つの偽名を知っている。互いに執着しあっている仲であるが、孫自身は…
孫光龍「あ…あれ…?」(チャクラムが直撃)
V・B 「はあっ…はあっ…約束…だったわね…はあっ…」
孫光龍「!?」
V・B 「本当の名前…いまわの際に…教えてあげるって…」
孫光龍 「ふふ…V・B…君は実にいい女だね…もう離さないよ…」
V・B 「私の…名前は…」
デヴォラに致命傷を受け、僅かな力で孫に渾身のチャクラムを顔面に当てた。そして、V・Bは本名をいい残して崩壊する大地と共に命を断たれた。だが…