ダナジン

2016年2月23日 (火) 01:31時点におけるナイス (トーク | 投稿記録)による版

ovv-af ダナジン(Danazine)

ヴェイガンが開発した地球侵攻用の重モビルスーツ。第3部となるキオ編から登場。

第一部に登場したMS「ovv-a バクト」の発展機で、過酷な自然地形での踏破性を追求した結果、人型とは大きくかけ離れた「怪獣」と呼ぶのが相応しい外見となっている。この機体の開発はヴェイガンの戦闘部隊が地上に降下した頃より行われているが、その際試作機による運用テストを民間人に目撃され、実際に怪獣騒ぎを引き起こしたという逸話がある。

地上での運用を想定された機体ではあるが、宇宙空間でも問題なく使用可能で図体の割に起動性も高い。脚部を収納し、フェイスカバーを閉じることによって高速移動形態へと変形もできる。武装の殆どはヴェイガンが資源に乏しい故に旧世代機の改修型が用いられており、火力の不足を補うべくレガンナーとセットで運用される事が多い。

一般機は緑系統だが、紫系統にカラーリングされた指揮官機も存在する。

登場作品と操縦者

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。ヴェイガン側の使うザコ機体といった立ち位置。レガンナーとパートナーを組んでいる事も多い。
ゴドム・タイナムレイル・ライトが乗る機体はHPが3万を超えるボス仕様となっている。
騎士アレックスを含むアルガス騎士団から竜絡みの特殊戦闘台詞が存在する。

装備・機能

武装・必殺武器

ダナジンスピナー
打撃に特化した尻尾。バランサーとしても機能する。『BX』では高威力の格闘攻撃となっており、ビームシューターでけん制したあと変形して急接近、スピナー2連撃をお見舞いする。
ビームバルカン
両手に搭載されたヴェイガン製MS特有の固定武装。
ビームサーベル
ビームバルカン発射口から発生。
ビームシューター
顎部に搭載されたビームバルカンでビームスパイクも発生可能。劇中では前傾姿勢を生かした突撃戦法を見せていた。
ダナジンキャノン
腰部に搭載されたビーム砲。ヴェイガンの量産機としては高威力の武装だが、ガンダムAGE-3のシグマシスライフルに撃ち負けていた。
捕獲用ネット
携行兵器で、ガンダムAGE-3の鹵獲任務で使用していた。SRW未実装。

特殊能力

剣装備、銃装備
切り払い撃ち落としを発動。
電磁シールド
腕部に搭載された対ビームシールド。

移動タイプ

宇宙
飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「ガンダムAGE-3~覚醒」
BX』にて採用。

対決・名場面

じいちゃんのガンダム
第29話。A.G.164年の「勇気の日」。連邦軍総司令部ビッグリングが陥落、ヴェイガンの大艦隊がとうとう地球に攻め入った。それに呼応し、世界各地に潜伏していたヴェイガン兵も一斉に決起。隠匿していたMSで世界中の各都市を蹂躙する。その中でも新型のダナジンの活躍は目覚しく、連邦の新型MSクランシェを圧倒していた。ビームシューターとビームバルカンを乱射し街を壊すさまはもはや怪獣映画のそれである。なお、外伝の記述によると彼らが所有していたダナジンは裏ルートを通じて密かに地球に持ち込まれていたものだという。
大地に吠える
連邦軍総司令部ロストロウラン攻防戦の最中、基地に仕掛けられたプラズマ粒子爆弾の除去作業に当たっていたアビス隊。巧妙に隠蔽された最後の爆弾をキオが発見、爆発まで残りわずかな爆弾を基地外に持ち出すため全速力で基地を出ようとする中、基地に残っていたダナジン隊が襲撃をかけてきた。だが、爆弾が予定通り爆発すれば基地は大破、もちろんダナジン隊も全滅は免れない。彼らも決死の覚悟で攻撃を仕掛けているが、アビス隊に足止めされ結局爆弾による破壊作戦は失敗に終わった。
宇宙海賊ビシディアン
第33話。デモンの敵討ちに燃えるゴドムとグラットは戦艦ファ・ザード所属のMS隊を率いて宇宙海賊と交戦中のガンダムAGE-3を襲撃。高速移動形態の機動力を活かしてチームプレイでガンダムをかく乱する戦法を披露した。隙を見てゴドム機と一般機でガンダムを拘束、グラット機が串刺しにしようとしたがガンダムAGE-2ダークハウンドが介入、グラット機と一般機が撃破され、ゴドム機も無念の退却を強いられた。

関連機体

ダナジンPH
ゲーム版においてダナジン(紫)の代わりに登場した指揮官仕様。青のカラーリングが特徴。
ガニア・ダナジン
ゲーム版に登場したダナジン系の最上位機種。黄色のカラーリングをしている。なお、ゲーム版ではダナジン、ダナジンPH、ガニア・ダナジンいずれもプレイヤーが使用することが出来ない。
グルジン
ダナジンの現地改修機。陸戦用で砲撃戦に特化している。
バクト
A.G.110年代から運用していた重モビルスーツ。ダナジンの祖にあたる。

余談

  • その怪獣のような姿によるインパクトの為、ガンダムシリーズでは地味になりやすい物語後期の量産機内でも非常に人気が高く、ガンプラでも出来もよく怪獣デザイン故に絵図になりやすい為、『AGE』終了からしばらく経ってからもプレミアまで価格が跳ね上がったこともあった。

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