ゼハート・ガレット(Zeheart Garette)
- 登場作品:ガンダムシリーズ
- 機動戦士ガンダムAGE
- 機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN(SRW未参戦)
- 声優:神谷浩史、能登麻美子(幼少期)
- 種族:人間(火星出身)
- 性別:男
- 年齢:17歳→18歳(アセム編)
- 身長:175.5cm
- 所属:ヴェイガン
- 役職・称号など:地球制圧軍総司令官(アセム編)→イゼルカント直属司令官(キオ編)→ヴェイガン新指導者(三世代編)
- キャラクターデザイン:長野拓造(原案)、千葉道徳
第二部・アセム編より登場。ヴェイガンに所属する軍人の一人であり、長い銀髪と褐色肌が特徴の美青年。『MEMORY OF EDEN』では事実上の主人公となる。
来歴
アセム編
ガンダムAGE-1及びAGEシステムの奪取を目的とするため、コロニー・トルディアへと潜入。その際に身分を偽り学生として転入し、アスノ家の人間であるアセムへと接触を図るが、部活動「モビルスーツクラブ」を通して友情を感じていき戸惑うようになる。
卒業式の日に、自身の正体を晒し決別。その後は連邦軍へ入隊したアセムと多く交戦する。当初は自身の操縦技術の高さとXラウンダー能力も相まって、アセムを圧倒していたが、次第に追いつかれるようになる。最終決戦では移動要塞ダウネスが地球へと落下し始めたため、アセムと共闘し食い止めるものの、大気圏へと突入。その際に、ドール・フロストに庇われ一命を取り留める。その後はイゼルカントの元でコールドスリープへと入った。
キオ編
コールドスリープから目覚めた後、新たな専用機ギラーガを駆りオリバーノーツを強襲。その際、民間人への被害を一切躊躇しないなど非情な面が描かれている。キオと対峙して、それを非難された際に「戦争はゲームではない」と切り返した。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。序盤からギラーガに搭乗し幾度も自軍部隊と対峙する。終盤にガンダムレギルスに乗り換える。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
地球連邦
- アセム・アスノ(キャプテン・アッシュ)
- コロニー・トルディアにて潜入した頃からの奇妙な友情で結ばれた親友にしてライバルと言うべき存在。ゼハート自身の正体がアセムに知れ渡ってからは、彼と戦場で度々交戦した。
- しかしながら、ゼハートはアセムの性格を「優しすぎる」と評して、戦いから遠ざけようとするなど非情になりきれない面を見せる事が多かった。
- ロマリー・ストーン
- 同級生。淡い想いを寄せられていたが、ゼハート本人はアセムとの仲を後押しする事が多く、ゼハートがヴェイガンへと戻ってからも度々気に掛けていた。
- 一方でゼハートは後ろめたさもあったのか、ロマリーの事はあまり気にかけていない様子ではあった。
- シャーウィー・ベルトン、マシル・ボイド
- 潜入時の同級生。彼らと同じMSクラブに所属。
- キオ・アスノ
- キオ編にてオリバーノーツを強襲し、因縁が出来る。その後は親友であるアセムとロマリーの息子という事もあって(当時はアセムが死んでいたと認識していたこともあるが)、深く気にかけるようになる。
- フリット・アスノ
- 直接の関係は無いが、ビッグリング攻防戦を始めとする多くの戦局にて交戦。また、ゼハートの生き様は奇しくもフリットに通ずるものがあった。
- ジラード・スプリガン
- ヴェイガンへ寝返った連邦軍大佐。彼女の事を評価していた様子。
ヴェイガン
- デシル・ガレット
- 実兄だが、彼の苛烈な性格も相まってか仲は良くない。自身が地球攻撃の司令官に抜擢されたときは強い嫉妬を向けられていた。最終的には見殺しにした。
- メデル・ザント
- アセム編での副司令。
- ダズ・ローデン
- アセム編での補佐官。
- ドール・フロスト
- アセム編での部下。マジシャンズ8のリーダー。大気圏に落ちたゼハートを庇い、戦死。
- フラム・ナラ
- キオ編以降での副官。彼女の兄・ドールが戦死した要因となった事もあってか、ゼハートを懐疑的に見ていたが、次第に彼に惹かれていく。
- 『MOE』では、彼女に対して「私が死んだ兄の命に値しない男だと判断したらいつでも私を撃て」と言う。
- レイル・ライト
- キオ編以降での部下。フラムと二人でゼハートを支えている。
- ダレスト・グーン
- キオ編以降での部下。
- ザナルド・ベイハート
- ヴェイガンの指揮官。ゼハートを疎んでいる。
- フェザール・イゼルカント
- 幼少期より彼を信奉していた。アセムとの交流もあってか、三世代編では懐疑的に見るようにもなったが、最終的に彼の後継者となった。
他作品との人間関係
名台詞
アセム編
- 「お前のような優しい奴は戦うべきじゃない…!」
- 第18話より。卒業式の日に、アセムに正体を明かしての発言。
キオ編
- 「ガンダム…またもや私の前に立ちはだかるのか」
- 第29話より。オリバーノーツ襲撃時に、ガンダムAGE-3と対峙して。ちなみに、「赤い彗星の再来」と呼ばれる男もまた、ゼハートと同様の趣旨の発言をしている。
- 「スパイは人類が戦争を覚えた時代から存在している。それをとやかく言われる筋合いは無い……戦争はゲームではないのだよ、坊や!!」
- 第33話より。ロストロウラン基地でキオと対峙した時の言葉。シャナルアの弱みに付け込んでスパイに仕立て上げた事を糾弾されたが、ゼハートはこの言葉で逆に切り返した。
- かつて、戦争を自分本位のゲームとしか見ていなかった兄・デシルとは真逆の考えで戦争を捉えている事が伺える。
三世代編
スパロボシリーズの名台詞
- 「…甘いな、ロマリー・『アスノ』」
「私はヴェイガンだ。若き日にお前達と共にいた男ではない。イゼルカント様の理想を実現する為なら、お前も、アセムの息子も慈悲なく殺す」 - BX29話にて、トルディアを訪れた際、ロマリーと再会して時の訣別のセリフ。
搭乗機体
(ほぼ)一貫して赤いカラーリングの機体に搭乗している。
余談
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