チル(Chil)
盗賊団サンドラットの最年少メンバー。語尾に「~だわさ」と付けるのが口癖。
8歳ながらもウォーカーマシンの操縦を器用にこなす。ジロンがギャリアに乗り換えた後は、そのサブパイロットを主に務める。
愛用銃はチェコスロバキア製の小型サブマシンガン・Vz61スコーピオン。
ジロン曰く、「将来はいい女」で、サウンドトラックのイラストではその成長した姿が描かれており、確かにいい女になっている。
スーパーロボット大戦シリーズにおいて
全体的にステータスが低く、戦闘させるのは危険としか言いようが無い能力値だが、基本的にウォーカー・ギャリアのサブパイロットとしてジロンのサポートをするのがメインなので、あまり関係ない。ただし、Zではトライバトルシステムが採用されている都合上、トライチャージを使う為に1小隊を3機編成にした方が都合が良い為、その頭数を揃える為にメインパイロットとして駆り出される事がある。それを除けば、メインパイロットとして使うのは趣味の範囲を出ない。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場。担当声優のTARAKO氏も当作品でスパロボ初参加。デフォルトでのザブングル及びウォーカー・ギャリアのサブパイロット。ひらめきがあるのでジロンのサポートをこなす事が出来るが、集中はどちらも持っておらず、幸運と気合が被っている。期待、脱力を覚えてからがある意味本番。各能力値は低いが、後半はSPが加速的に上がる。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 今回もデフォルトはウォーカー・ギャリアのサブパイロット。ジロンには無い熱血を覚えるので、彼のサブパイロットにしておくと、ジロンの勇気を使わずに火力を上げる事が出来る。歳が近い事もあってアナ姫と仲がいい。メインパイロット向けの能力ではないが、彼女のカットインは一度は見ておくべき。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 今回はウォーカー・ギャリアのサブパイロット固定。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- ジロンとのタッグカットインが追加。
関連作品
- リアルロボット戦線
- ドランに乗り、中盤に仲間になる。しかしシロッコルートではそもそも登場せず、ラズロルートでも選択肢次第で未登場、シャアルートでもすぐに永久離脱する。
パイロットステータスの傾向
能力値
上述の通り、全体的に低い。Zでトライチャージ用の人数合わせの為以外には、メインパイロットとして戦わせる事は無いだろう。その能力値の低さゆえ、戦わせる際には注意が必要。Zでの隊長効果が非常に優秀だが、隊長として使うには厳しい能力値である。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
隊長効果
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「…ねえ、ジロン。格納庫にあったあれ…本当に使うの?」
「いいのかな…。すんごく危険な爆弾みたいだけど…」 - Zにてヘブンズベースに配備されていたICBMのコントロールを乗っ取ったジロンに対して。チルのすんごく危険な爆弾という言葉からギャリアにICBM投げが追加されたことに気づいたプレイヤーも多いはずである。
- 「きったなぁい!ウンコ部長だって!」
- カシマルの役職、「運行部長」を聞き間違えての発言。そしてこの呼名が定着してしまう。
- 「何あれ!?インチキおじさん登場!?」
- メックスプルートのオーバースキルを使って、アデットに告白したケジナンを見て言った一言。声優ネタである。
- 「必中!だわさ!」
「そ~れ~!ひらめきだわさーっ!」
「ド根性使わなきゃ、やられちゃうよ~」 - スパロボの精神コマンドをネタにしたメタな台詞の数々。ちなみにチルはこの中ではひらめきしか覚えない。
- 「あたいやアナ姫を置いてきぼりにして大きくなったんだから、活躍しないと承知しないだわさ」
- 第2次Z 再世篇で成長を遂げ、実戦への意欲を示すギミー&ダリーへと送った激励。
余談
声優のTARAKO氏は小堺一機氏・関根勤氏のラジオ番組にゲスト出演した際、「ザブングルにはヒロインのオーディションを受けに行ったが、落ちてチルになった」というリスナーからのタレこみに、笑いながら「なんでそんなことまで知ってるの」とコメントしている。なおエルチとラグのどちらを受けに行ったのかまでは不明。