ミスマル・コウイチロウ

2015年5月31日 (日) 22:53時点におけるケニー (トーク | 投稿記録)による版 (→‎スーパー系)

ミスマル・コウイチロウ(Kouichiro Misumaru)

連合宇宙軍第3艦隊の提督で、ミスマル・ユリカの父親。横山光輝原作の『魔法使いサリー』に登場するサリーちゃんのパパのような容貌で、娘のユリカに対しては親バカ振りを見せるが、軍人としては有能な人物。

当初はユリカのアキトとの結婚に反対していたが、ラーメン勝負を経て結婚を認める。

劇場版では連合宇宙軍の総司令を務める。

登場作品と役柄

TV版では階級を呼ばれる機会がないものの、設定画の端書きや肩章によれば階級は中将。あまり周知されていない設定のためか、Jでは2階級も下のコルベット准将に不遜な口の利き方をされてしまっている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ナデシコ絡みのシナリオ上で名前が出てくるだけで、本人は登場しない。
スーパーロボット大戦J
地球連合軍では非ブルーコスモス派で、コルベットとしばしば対立。後半はアズラエルとコルベットのタッグによってヒラの提督へと格下げとなるが、二人の死後に復権。
スーパーロボット大戦W
前半はTV版、後半は劇場版の姿で登場。ほぼJと同じ立場となっている。アークエンジェルのクルーたちなど、連合所属の人間がヴェルター、あるいはノイ・ヴェルターに与することになったとき、転属手続きなどで彼の名が出てくることが多く、権限の強さが窺い知れると共に、そうした転属によって結果的にヴェルターノイ・ヴェルターに精鋭たちが集結することになったため、隠れた功労者であるといえる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
連邦軍幹部。直属の部下に『忍者戦士飛影』のローニン・サナダがいる。

その他

スーパーロボット大戦MX
連邦軍幹部としてマグネイト・テンの強力なバックとなり、クワトロからも実力を評されている。とはいえ、彼らに指令を伝達する際、例えそれがどんなに緊迫した状況下であっても一句詠まずにいられない悪癖は健在で、その度に部下からはスルー、もしくはダメ出しされてしまう。しかしユリカがほとんど出ないので、親馬鹿っぷりは見られず、相対的に今までの作品より真面目に見えてしまうかもしれない。部隊名考案イベントではウケ狙いを自重するよう、プレイヤーへ釘を刺してくれたりもする。

人間関係

ミスマル・ユリカ
娘。
テンカワ・アキト
娘婿。当初は結婚を認めず、「どこぞの馬の骨」扱いしていたが、ラーメン勝負を経て彼を認めた。
ホシノ・ルリ
劇場版では直属の部下。
アオイ・ジュン
直属の部下で実力を高く評価し、蜥蜴戦争終結後、軍に復帰させた。が、『出来る奴だがいい人過ぎる』とも評している。
秋山源八郎
劇場版では彼が連合宇宙軍所属なため部下。

他作品の人間関係

ガンダムシリーズ

ブライト・ノア
IMPACTMXでの部下。IMPACTでは彼や葉月博士相手に親バカぶりをこれでもかと発揮する。MXではユリカの命日にブライトが献花してくれたことに感謝する一幕もあった。
クワトロ・バジーナ
MXでは彼に「食えん御人」と、その手腕を高く評価された。
ムルタ・アズラエル
Jでは彼の姦計で一時的に失脚させられる。

スーパー系

葉月考太郎
IMPACTでの部下。ブライト同様、彼相手にも親バカぶりを露呈する。
ローニン・サナダ
IMPACTでは部下。
渋谷長官
MXでは部下。
一色真
MXでは彼の(というより、亘理長官の)意を汲んで、マグネイト・テンを『ダウンフォール作戦』へと編入させるが、同時に、人事に口出しせぬよう釘を刺す。
コルベット
Jでアズラエルと共謀した彼に一時失脚させられてしまった。
フォレストン
Wでは軍内で友好的な関係にある。

その他

バレル・オーランド
ACE3では連邦事務次官だった彼の養父に世話になったとの事。

スパロボシリーズの名台詞

「そうだろ、そうだろう!?ブライト君、女房子供は大切にしなければ…」
IMPACT序盤、ユリカの身を案じる余り号泣した際、ブライトから掛けられた慰めの言葉へ涙目で同意を求める。
「なんといってもユリカが艦長なのだからな。わっはっはっはっはっ」
IMPACT序盤、ブライトからナデシコロンド・ベルに敵対する存在ではないことの根拠を問われての返答…まあ、そういうことらしい。
「ん~いいじゃないか、忍者がいるなら私も見てみたいし!」
IMPACT序盤、上述の台詞でエルシャンクの受け入れをあっさり承認する。
「困った時のガンダムとスーパーロボット頼み…悪く言えば、便利屋扱い」
MX序盤、参謀本部がブライトの部隊に過度な期待を寄せている現状を嘆き、口にした皮肉。
「幽霊部員ならぬ幽霊司令か…ちと季節外れだな」
MX終盤、秋山から報告された森戸圭一なる経歴不詳の人物が、司令官を務めることに胡散臭さを覚え発した台詞。