チコ・サイエンス
チコ・サイエンス（Chico Science）
フラタニティ所属のトップレスで、現役最年少。子供らしく気分屋かつナイーブな性格で、それを隠すようにシニカルな振る舞いを心がけている。メガネビュラにノノが来た頃は、トップエースのラルクに対して対抗心全開であり、撃墜スコアに執着していた。
トップレス能力はテレパシーで、予知・通信能力に長ける。劇中では猫を媒体に火星にいたラルクと話をしていたこともあった。
搭乗機はキャトフヴァンディス。元々は「ソワサンシス」という別のマシンに乗っていたが、木星急行との戦いで全損したのをきっかけに乗り換えた。
幼少期から強いトップレス能力を持っていた。当時は思慕を寄せていた男の子がいたが、その子を病気で亡くした時に何も出来なかった自分に自責の念を強く持っており、以来自身の能力を嫌っていた。耳につけているピアスはその頃の思い出の一品で、本来は雪だるまの顔のパーツ。
キャトフヴァンディスの一件でそのトラウマを乗り越えた後はシニカルさがなりを潜め、素の自分を出せるようになっている。
登場作品と扱われ方
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 初登場作品。他のメンバーと同時に加入する。
- 能力的には避け型のスーパー系といった感じで、機体の能力と合わせて遠距離からALL武器を撃ちまくるのが主な運用法。ストーリーには原作再現以外ではそんなに絡んで来ないが、DLC「バスターマシンの心」では乗り換え時の一件が丸ごと描かれている。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
格闘・射撃ともバランスよく伸びる万能型だが、射撃を重点的に伸ばしたいところ。
精神コマンド
- 感応、不屈、信頼、祝福、闘志
- 天獄篇のラインナップ。完全なサブ向けの構成。「集中」などの「自身にかかってターン中持続する」タイプのコマンドがなく、身を守る手段が「不屈」しかないため前線に出るのは少々厳しい。
特殊スキル
- テレパシー、戦意高揚、マルチターゲット
- テレパシーの効果は、要するに「フェイズ1回、チーム一つに「直感」の効果を与える」もの。便利なようで少々使いどころが難しいが、ボスキラーやMAP兵器役に「熱血」「魂」を使わせたらSPが足りない、という時や、倒されたら困るユニットが孤立している、という時に。
エースボーナス
- 所属チームおよび隣接味方チームの命中率・回避率+10％
- 隣接チームにも効果を与えられるのはさすがだが、最終値ではないのが痛い。
人間関係
- ラルク・メルク・マール
- 当初は彼女にライバル心をむき出しにしていた。
- カシオ・タカシロウ
他作品との人間関係
名台詞
スパロボシリーズの名台詞
- 「唇にバラの花びら！ あたしは飛ぶよ！」
- バスターラケット使用時の台詞パターンの一つ。実はタイトルとテニス繋がりで「エースをねらえ！」の歌詞ネタ。昨今のユーザーでこれがわかる人はいるのだろうか。
関連機体
- ソワサンシス
- 元々乗っていたバスターマシン。木星急行との戦いで大破。
- キャトフヴァンディス