ウーフ
ウーフ(Wulf)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:楠大典
- 種族:ラ・ギアス人
- 性別:男
- 年齢:30代
- 所属:ヴォルクルス教団
- 役職・称号など:暗殺者
- キャラクターデザイン:下山剛史
ヴォルクルス教団の実行部隊(暗殺隊)に所属する狼のような男。ガエンと同じく「ウーフ」とはラングラン神話に出てくる裁きの神の一柱の名であり、本名は不明。長身の痩身体躯を飾るブラウンのテンガロンハットとトレンチコートが主な目印。その信仰心の深さは単独でヴォルクルスの分身を召喚し得るほどに篤い。融通の利かない性格。
ヴォルクルスやラスフィトートの復活のため、実行部隊を率いて暗躍する。ヌル・ツーホークと連携してティアンに致命傷を負わせたことから、それを目撃したミオやベッキーと深い因縁を持つこととなった。魔装機神IIの6年前、エルシーネを襲撃した際には護衛の任務についていたゼオルートと戦ったことがあり、そのときに同伴していたプレシアとも面識がある。
登場作品と役柄
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- シナリオ「裏切り」からの御登場。以後、教団の派遣する実行者として幾度となくマサキ達の前に姿を現す。全身図の映るイベントカットが2枚用意されている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 多極式ボーヰンに「射程延長」スキルを重ねて、こちらのアウトレンジ射撃を潰してくる屈指の難敵。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END
- 3度目の登場だが、多極式ボーヰンは量産機と同じ性能なので普通にスタン(行動不能)にすることができ、ギュヰリの性能も味方や第3勢力である巨人に追い付けない。強化パーツ入手の為、師匠と共にガエンに倒されることが多い。48話で撃墜されると死亡するが、先にボーロを撃墜すると教団残党軍が撤退する。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
命中と回避に抜きん出ている。射撃と格闘はやや平均より高め。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 幻影、気配察知
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 射程延長
パイロットBGM
- 「迫り来る敵」
- 敵専用曲。
人間関係
- マサキ・アンドー
- ヴォルクルスの仇敵、ランドールの名を継ぐ者として敵意をむき出しにする。
- シュウ・シラカワ
- かつての上司。いまは怨敵の一人。
- サフィーネ・グレイス
- かつて戦い勝利したことがある。
神聖ラングラン王国
- ゼオルート・ザン・ゼノサキス / プレシア・ゼノサキス
- 今は亡き仇敵とその娘。
アンティラス隊
- ガエン
- 元部下。暗殺者としての弟子でもあったようだ。
- ミオ・サスガ
- 彼女の目の前でティアンの命を奪ったため因縁を持つ。
- レベッカ・ターナー
- 彼女はウーフの闘争心を刺激する存在であるらしく、専用台詞が存在する。彼女を愛称で呼ばない数少ない人物である。
- サナン・ティアンプラサート
- 「暗殺者」シナリオデモにて彼に瀕死の重傷を負わせるが、結果的に彼にラスフィトート復活を阻止されてしまった。
ヴォルクルス教団
- ヌル・ツーホーク
- 協力者だが、秘匿とすべき作戦内容を軽々しく口に出してしまう彼を邪魔に思ってか、最終的に彼を騙してラスフィトートへの生贄にした。
- サティルス・ギャレール / エルシーネ・ヴォルクルス
- 上司である大司教。ただし、ウーフの直属の上司はサティルスなので、エルシーネの命令には従わない事もある。
- ベルガ・メンフィス
- 教団の司祭。直接的にではないが、晨明旅団を使っていたことを彼に批判されていた。
- バシュリエ・ドローゼン
- 師匠だが現在は上下関係にない。
- ピレイル・ボーラセン
- POJでは当初彼の指示で行動していた。
- ワッシャー・ニールカン
- ピレイルの命令を優先して彼の命令を無視したことがある。
テロリスト
- エリック・グレゴリック
- 彼からアニキと呼ばれる。魔装機神IIIではサフィーネの画像データを渡していたらしい。
- ゲオード・サクリア、バッシュ・ザレイド、ドレル・ボードル
- ワッシャーからの任務でグラギオスの力を借りるための通路を開く魔装機に乗せようとした。
名台詞
戦闘台詞
- 「大地系など、動きが遅い分、格好の標的になるだけだ」
「ちいっ!ラ・ウェンター風情にここまで追い込まれるとは……不覚!」 - ベッキーとの戦闘で。ラ・ウェンターも散々な言われ様である。
- 「ふ……ガエン。お前に技を教えたのはこの俺だぞ」
- ガエンとの対峙で。
魔装機神シリーズ
魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 「ランドールの名を受け継ぐ者……我らの敵!」
- シナリオ「赦されざる者」から。
- 「俺はヴォルクルス様と深く契約を結んだ身……分け身を顕現させることなど造作もない」
- シュウとプレシアとの戦いを隠形の術を使って観戦し漁夫の利を得ようとしたが失敗して。ヴォルクルスの分身を呼び出すがマサキたちも現れ敗北した。
- 「ラスフィトートの力を受け続けていれば、いずれそうなるのは、わかっていた事」
- ラスフィトートの力を借りてアンティラス隊を圧倒するが限界を迎えたヌルに対して。最初から詐欺師ヌル・ツーホークを利用するつもりでいた。
- 「賢明だ」
- ボーヰンに乗ることを諦めたエリックに対して。ウーフにとっては相槌程度のものだったがエリックは感激し彼から兄貴と呼ばれてしまう。
魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 「……断る。俺が受けた任務は、ワッシャー司教を回収する事だ。任務以外に余計な事はせん主義でな」
「同じ司教同士の命令ならば、先に出ているピレイル司教の命令の方が優先される」 - ワッシャーにファングの持つ精霊石を奪うように言われて。ROEでも似た理由でエルシーネの命令を拒否していた。
搭乗機体・関連機体
余談
教団の位階は不明。助祭であったガエンを部下として扱っていた描写を見る限り、助祭長に相当する身分なのかもしれない。