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== TC-OS ==

[[パーソナルトルーパー]]などに採用されているオペレーティングシステム。「タクティカル・サイバネティクス・オペレーティング・システム」('''Tactical Cybernetics Operating System''')の略称。[[カーク・ハミル]]指揮の下開発された。

機体に登録されたモーションパターンをコンピュータに蓄積し、パイロットが選択した行動をとる上で最も適切であるモーションパターンを人工知能が選び実行するというもの。これによりある程度の自律稼動が可能となり、パイロットの負担が軽減される。

もっとも最初のTC-OSにはマオ社スタッフが用意した最低限のモーションしか登録されていなかった。[[新西暦]]182年から[[特殊戦技教導隊]]([[教導隊]])によってTC-OSのモーションパターン構築が開始される。当時は機体をマニュアルで操作し、模擬戦を行っては動作をトレースシステムに記憶させ、その成果をTC-OSにフィードバック、そしてまた模擬戦を行う…といった根気の要る作業が行われた。教導隊の技量によりTC-OSの完成度は短期間で飛躍的な進歩を遂げたが、隊が解散となってからは一時的にモーションパターンの更新が凍結となる。その後188年に教導隊が新結成され、再びTC-OSの更新作業が再開された。

新旧の教導隊に参加した[[カイ・キタムラ]]によれば、当時は二人一組のモーションパターンしか更新されておらず、多人数によるパターンなどは更新できずに隊が解散したとのこと。その後、残されたデータをイングラム率いるPTXチームやアルベロ指揮下のクライ・ウルブズなどいくつかの部隊がブラッシュアップして行き、教導隊再結成時に本格的な更新が始められた。

『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』においては視覚的に明確な設定が為された。タッチパネル方式による「ゲームのような武器表示を選択して、モーションパターンを選ぶ」というもの。これによりパーソナルトルーパーと同様のコクピットシステムによるゲーム[[バーニングPT]]にも説得力をもたせることになった。

== 関連する用語 ==
<!-- :用語:解説 -->
;[[パーソナルトルーパー]]
:
;[[特殊戦技教導隊]]
:
;[[マオ・インダストリー]]
:
;[[ダイゼンガー|JINK-1]]
:DGG1号機専用のOS。TC-OSとは逆の能力を持ち、実質ゼンガー専用のOSとなっている。

== メモ ==
<!-- == 話題まとめ == -->