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;「また?」<br />「ったく、昨日渡されたのだってまだ終わってないのに」
 
;「また?」<br />「ったく、昨日渡されたのだってまだ終わってないのに」
 
:記念すべき第1話での最初の台詞。[[オーブ連合首長国|オーブ]]に属する[[スペースコロニー]]の[[ヘリオポリス]]にある工業カレッジのキャンパスの休憩所で、ノートパソコンから世界情勢のニュースを見ていた所を、所属する同じゼミの友人の[[トール・ケーニヒ|トール]]とトールの恋人の[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]から、ゼミの教授であるカトウから呼び出しを食らっているのを聞いて。[[コーディネイター]]故に、なまじ[[ナチュラル]]より優秀なのを良い事に便利屋扱いされているようである。評価してくれること自体は喜ばしいが、ここまで体よくこき使われる事にはうんざりしているようで不満タラタラである。
 
:記念すべき第1話での最初の台詞。[[オーブ連合首長国|オーブ]]に属する[[スペースコロニー]]の[[ヘリオポリス]]にある工業カレッジのキャンパスの休憩所で、ノートパソコンから世界情勢のニュースを見ていた所を、所属する同じゼミの友人の[[トール・ケーニヒ|トール]]とトールの恋人の[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]から、ゼミの教授であるカトウから呼び出しを食らっているのを聞いて。[[コーディネイター]]故に、なまじ[[ナチュラル]]より優秀なのを良い事に便利屋扱いされているようである。評価してくれること自体は喜ばしいが、ここまで体よくこき使われる事にはうんざりしているようで不満タラタラである。
:なお、[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]は「'''21世紀の1stガンダム'''」と謳われているが、中学卒業後は進学もしなければ働くわけでもなく、家に引きこもって機械いじりばかりしていた根暗で内向的な[[アムロ・レイ|アムロ]]と比べたら、キラはきちんと学校にも通ってるし、親と確執があるわけでもなく(ただし本当の親ではないが)、普通に友達もいるのでかなりマシな方だと言える。
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:なお、[[機動戦士ガンダムSEED|SEED]]'''「21世紀の1stガンダム」'''と謳われているが、中学卒業後は進学もしなければ働くわけでもなく、家に引きこもって機械いじりばかりしていた根暗で内向的な[[アムロ・レイ|アムロ]]と比べたら、キラはきちんと学校にも通ってるし、親と確執があるわけでもなく(ただし、本当の親ではないが)、普通に友達もいるのでかなりマシな方だと言える。
 
;「キャリブレーションを取りつつゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定。ちっ、なら擬似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結、ニューラルリンゲージ・ネットワーク再構築。メタ運動野パラメータ更新、フィードフォワード制御再起動、伝達関数、コリオリ偏差修正。運動ルーチン接続、システムオンライン、ブートストラップ起動!!」
 
;「キャリブレーションを取りつつゼロ・モーメント・ポイント及びCPGを再設定。ちっ、なら擬似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結、ニューラルリンゲージ・ネットワーク再構築。メタ運動野パラメータ更新、フィードフォワード制御再起動、伝達関数、コリオリ偏差修正。運動ルーチン接続、システムオンライン、ブートストラップ起動!!」
:ストライクのOSを瞬時に最適化。ガンダムSEEDではMSのOSが機体の性能にかなり貢献している設定という扱いになっている。戦闘中の僅かな時間に書き換えるのは物理的に不可能に近いのだが、それを可能にするという所にキラが[[コーディネイター]]であるという事から来る能力的な優位性を如実に表している。<br />余談だが、'''担当声優である保志総一朗氏は、この長台詞(しかも早口である)の収録を一発でOKしている。'''
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:[[ストライクガンダム|ストライク]]のOSを瞬時に最適化。ガンダムSEEDではMSのOSが機体の性能にかなり貢献している設定という扱いになっている。戦闘中の僅かな時間に書き換えるのは物理的に不可能に近いのだが、それを可能にするという所にキラがコーディネイターであるという事から来る能力的な優位性を如実に表している。<br />余談だが、'''担当声優である保志総一朗氏は、この長台詞(しかも早口である)の収録を一発でOKしている。'''
 
;「もう僕たちのことを放っておいてくれ!」
 
;「もう僕たちのことを放っておいてくれ!」
 
:どこまでも追ってくる[[クルーゼ隊]]に対して。
 
:どこまでも追ってくる[[クルーゼ隊]]に対して。
 
;「あの艦には…友達が乗ってるんだ!」
 
;「あの艦には…友達が乗ってるんだ!」
:イージスに捕獲され、アスランに「お前もこっちに来い!」と言われて。以降、アスランと敵対関係となるが…。
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:[[イージスガンダム|イージス]]に捕獲され、[[アスラン・ザラ|アスラン]]に「お前もこっちに来い!」と言われて。以降、アスランと敵対関係となるが…。
 
;「…やめてよね…本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ!」
 
;「…やめてよね…本気でケンカしたら、サイが僕にかなうはずないだろ!」
:突然婚約解消を言い渡されたサイとフレイの間に割って入って、サイを取り押さえた時の台詞。キラの増長ぶりが最も強く感じられる台詞である。ただし、この時、キラがこの様な行動に出たのは戦いたくないのに戦わなければならない戦場という非常な現状、[[ナチュラル]]と[[コーディネイター]]の対立、エルの乗ったシャトルを目の前で破壊され、状況が状況だけに理解してくれる人はいない、と精神的に追い詰められていた時にフレイにつけこまれて肉体関係を結んだからである。この件に関してはいつ和解したのかはっきりしていないため、キラの増長もさることながら、ぎごちないながらも普通に振舞おうとするサイの人柄の良さが際立つ結果となった。
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:突然婚約解消を言い渡された[[サイ・アーガイル|サイ]]と[[フレイ・アルスター|フレイ]]の間に割って入って、サイを取り押さえた時の台詞。キラの増長ぶりが最も強く感じられる台詞である。
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:ただし、この時、キラがこの様な行動に出たのは戦いたくないのに戦わなければならない戦場という非常な現状、ナチュラルとコーディネイターの対立、[[エル]]の乗ったシャトルを目の前で破壊され、状況が状況だけに理解してくれる人はいない、と精神的に追い詰められていた時にフレイにつけこまれて肉体関係を結んだからである。
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:この件に関してはいつ和解したのかはっきりしていないため、キラの増長もさることながら、ぎごちないながらも普通に振舞おうとするサイの人柄の良さが際立つ結果となった。
 
;「気持ちだけで、一体何が守れるっていうんだ!?」
 
;「気持ちだけで、一体何が守れるっていうんだ!?」
:明けの砂漠の無謀な戦闘行為に憤りながらカガリをひっぱたいて叫ぶ。状況的には正論だがキラが増長中なだけに、やや後味の悪い言動となってしまった。避難民を乗せたシャトルを目の前で撃墜された自分とも重ねているのだろう。
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:明けの砂漠の無謀な戦闘行為に憤りながら[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]をひっぱたいて叫ぶ。状況的には正論だがキラが増長中なだけに、やや後味の悪い言動となってしまった。避難民を乗せたシャトルを目の前で撃墜された自分とも重ねているのだろう。
 
;「僕は…僕は…殺したくなんかないのにぃぃっ!!」
 
;「僕は…僕は…殺したくなんかないのにぃぃっ!!」
:バルトフェルドの[[ラゴゥ]]を撃破した時の台詞。総集編版では「殺したくなんか'''なかった'''のにぃぃっ!」になっており、若干ニュアンスが変わっている。
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:[[アンドリュー・バルトフェルド|バルトフェルド]]の[[ラゴゥ]]を撃破した時の台詞。総集編版では「殺したくなんか'''なかった'''のにぃぃっ!」になっており、若干ニュアンスが変わっている。
 
;「…でも…サイも、僕なんかとは違うだろ」<br />「君に出来ないこと、僕は出来るかも知れない。でも、僕に出来ないこと、君は出来るんだ」
 
;「…でも…サイも、僕なんかとは違うだろ」<br />「君に出来ないこと、僕は出来るかも知れない。でも、僕に出来ないこと、君は出来るんだ」
:自分を曝け出したサイに言った台詞。実際、キラは戦うことはできても、サイの様に周囲に気を配ることができなかった(状況的に考えれば当然だが)。この台詞の後、小説版では二人は本当の意味で出会ったと書かれている。
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:自分を曝け出したサイに言った台詞。実際、キラは戦うことはできても、サイの様に周囲に気を配ることができなかった(状況的に考えれば当然だが)
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:この台詞の後、小説版では「二人は本当の意味で出会った」と書かれている。
 
;「僕が傷つけた…僕が守ってあげなくちゃならない人なんだ…」
 
;「僕が傷つけた…僕が守ってあげなくちゃならない人なんだ…」
:クルーゼから捕虜として解放されたフレイを連合のGATシリーズの妨害により取り返す事が出来ず、機体と自身に重傷を負った際に呟いた。この時のキラは本編中では殆ど見られない「熱い」キラであり、フリーダムの損傷を全く気にせず、フレイの事を最優先に考えていた。この事からフレイの存在がキラにとって如何に大きいものか良く分かる。
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:[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]から捕虜として解放されたフレイを[[地球連合軍|連合]]のGATシリーズの妨害により取り返す事が出来ず、機体と自身に重傷を負った際に呟いた。
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:この時のキラは本編中では殆ど見られない「熱い」キラであり、[[フリーダムガンダム|フリーダム]]の損傷を全く気にせず、フレイの事を最優先に考えていた。この事からフレイの存在がキラにとって如何に大きいものか良く分かる。
 
;「そんなっ! フレイ! そんな!」「どうして君が…」「畜生! 僕はっ!」
 
;「そんなっ! フレイ! そんな!」「どうして君が…」「畜生! 僕はっ!」
 
:クルーゼの狂弾により、戦死したフレイの霊体と邂逅した際の台詞。フレイを守れなかった事を本当に後悔している様子が伺える。このシーンはSEEDシリーズでキラが感情をむき出しにした最後の場面である。
 
:クルーゼの狂弾により、戦死したフレイの霊体と邂逅した際の台詞。フレイを守れなかった事を本当に後悔している様子が伺える。このシーンはSEEDシリーズでキラが感情をむき出しにした最後の場面である。
 
;「それでも、守りたい世界があるんだ!!」
 
;「それでも、守りたい世界があるんだ!!」
 
:最終局面。真正面からクルーゼに立ち向かい、この叫びと共に[[ビームサーベル]]で突撃する。
 
:最終局面。真正面からクルーゼに立ち向かい、この叫びと共に[[ビームサーベル]]で突撃する。
;「僕たちは…どうして… こんなところへ 来てしまったんだろう…」<br />「人は…世界は…」
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;「僕たちは…どうして… こんなところへ 来てしまったんだろう…」<br />「人は…世界は…」
:大破した機体から放り出されて、宇宙に漂いながら涙を流して。このシーンをもってSEEDは一端終幕した…… だが。<br />ちなみにZでは[[黒歴史]]エンドの一節で使用されているセリフでもあり、よりらしいシチュエーションになった。
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:大破した機体から放り出されて、[[宇宙]]に漂いながら涙を流して。このシーンをもってSEEDは一端終幕した。だが…。<br />ちなみに、[[Z]]では[[黒歴史]]エンドの一節で使用されている台詞でもあり、よりらしいシチュエーションになった。
;「戦闘中のザフト・連合両軍に告げます!! ただちに戦闘を中止してこの区域から退避して下さい!」<br />「間もなくこのアラスカ基地は大規模な電磁兵器によって自爆します! ここにいては危険です! 今すぐ退避を!!」<br />「'''信じてくれ! もう時間がないんだ!!'''」
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;「戦闘中のザフト・連合両軍に告げます!! ただちに戦闘を中止してこの区域から退避して下さい!」<br />「間もなくこのアラスカ基地は大規模な電磁兵器によって自爆します! ここにいては危険です! 今すぐ退避を!!」<br />「信じてくれ! もう時間がないんだ!!」
:高山瑞穂版SEEDにて。TV版でのキラはアラスカ基地での戦いで'''撤退勧告を行いながらザフトのモビルスーツを攻撃する '''という無体な行為を行っていたが、高山版では自分の方から武器を捨てて必死に撤退するよう呼び掛けるシーンに変更されている。その結果、(基地に突入した少数の部隊を除いて)ザフトのモビルスーツ部隊は生存する事が出来た。
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:高山瑞穂版SEEDにて。TV版でのキラは[[アラスカ基地]]での戦いで'''撤退勧告を行いながら[[ザフト]]の[[モビルスーツ]]を攻撃する '''という無体な行為を行っていたが、高山版では自分の方から武器を捨てて必死に撤退するよう呼び掛けるシーンに変更されている。その結果、(基地に突入した少数の部隊を除いて)ザフトのモビルスーツ部隊は生存する事が出来た。
    
=== DESTINY ===
 
=== DESTINY ===
 
;「カガリは、今泣いているんだ!」<br />「こんなことになるのが嫌で、今泣いているんだぞ! 何故君はそれが分からない! なのにこの戦闘もこの犠牲も仕方がないことだって、全てオーブとカガリのせいだって、そう言って君は討つのか! 今カガリが守ろうとしているものを!」
 
;「カガリは、今泣いているんだ!」<br />「こんなことになるのが嫌で、今泣いているんだぞ! 何故君はそれが分からない! なのにこの戦闘もこの犠牲も仕方がないことだって、全てオーブとカガリのせいだって、そう言って君は討つのか! 今カガリが守ろうとしているものを!」
:地球連合・オーブの連合軍とザフトとの戦いに介入するキラをアスランが必死に止めようとした際、キラは多くのオーブ軍人が死んでいく事にカガリが泣いている事実を叫び、アスランの[[セイバーガンダム]]を撃墜する。<br />政略結婚を阻止する為とはいえ、カガリを強引に連れ出したキラ達が非難できた立場ではないが、だからといってアスランも人の事は言えない。カガリの為もあって戦争を回避するべくプラントへと赴きながら、勝手にザフトに戻った挙句、オーブが連合に組した責任をオーブやカガリに全て押し付け、戦争を言い訳に使ってオーブと戦っている事実を逆に非難されるのも、当然といえば当然である。アスランが全て悪い訳ではないとはいえ、「オーブでカガリを守る」という自分がやろうとしていた役目を勝手に放り出したアスランに対し、キラが見せた数少ない怒りが現れている言葉といえる。<br />この後、アスランのセイバーは修復不可能なほど滅多切りにされて大破した。結果的にアスランの心の中には戦いに対する疑念が強くなるものの、逆にザフト内での立場が悪くなった。
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:地球連合・[[オーブ軍|オーブ]]の連合軍とザフトとの戦いに介入するキラをアスランが必死に止めようとした際、キラは多くのオーブ軍人が死んでいく事にカガリが泣いている事実を叫び、アスランの[[セイバーガンダム]]を撃墜する。<br />政略結婚を阻止する為とはいえ、カガリを強引に連れ出したキラ達が非難できた立場ではないが、だからといってアスランも人の事は言えない。カガリの為もあって戦争を回避するべく[[プラント]]へと赴きながら、勝手にザフトに戻った挙句、オーブが連合に組した責任をオーブやカガリに全て押し付け、戦争を言い訳に使ってオーブと戦っている事実を逆に非難されるのも、当然といえば当然である。アスランが全て悪い訳ではないとはいえ、「オーブでカガリを守る」という自分がやろうとしていた役目を勝手に放り出したアスランに対し、キラが見せた数少ない怒りが現れている言葉といえる。<br />この後、アスランのセイバーは修復不可能なほど滅多切りにされて大破した。結果的にアスランの心の中には戦いに対する疑念が強くなるものの、逆にザフト内での立場が悪くなった。
 
;「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」
 
;「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない」
:アスランとの極秘会見にて。DESTINY時代のキラを象徴する曖昧なセリフである。
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:アスランとの極秘会見にて。DESTINY時代のキラを象徴する曖昧な台詞である。
 
;「僕もラクスも狙われたりしなきゃデュランダル議長のこと、信じてたと思うんだよね。戦わない方がいいって言った人だもん。」
 
;「僕もラクスも狙われたりしなきゃデュランダル議長のこと、信じてたと思うんだよね。戦わない方がいいって言った人だもん。」
:デュランダル議長の人柄や思想に対するキラの素直な評価。キラがデュランダルを疑っていたのは、[[ザフト]]の暗殺者にラクスが狙われたり、ラクスの影武者としてミーアが用意されたからであり、それさえなければキラやラクスもデュランダルに協力をしていた可能性は十分に有り得る。
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:[[ギルバート・デュランダル|デュランダル議長]]の人柄や思想に対するキラの素直な評価。
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:キラがデュランダルを疑っていたのは、ザフトの暗殺者に[[ラクス・クライン|ラクス]]が狙われたり、ラクスの[[偽物|影武者]]として[[ミーア・キャンベル|ミーア]]が用意されたからであり、それさえなければキラやラクスもデュランダルに協力をしていた可能性は十分に有り得る。
 
;「ラクスはこうだからって決められるのは困る。そうじゃないラクスは要らないとか。」<br />「そんな世界は傲慢だよ。」
 
;「ラクスはこうだからって決められるのは困る。そうじゃないラクスは要らないとか。」<br />「そんな世界は傲慢だよ。」
 
:ミーアを自分に都合のいいラクスとして利用したデュランダル議長に対するキラのセリフ。最愛の存在であるラクスを、単に殺されそうになったただけでなく、影武者とはいえ政治の道具としてまで扱われた事に対する、キラの静かな怒りとも言える。
 
:ミーアを自分に都合のいいラクスとして利用したデュランダル議長に対するキラのセリフ。最愛の存在であるラクスを、単に殺されそうになったただけでなく、影武者とはいえ政治の道具としてまで扱われた事に対する、キラの静かな怒りとも言える。
 
;「でも違う!! 命は何にだって一つだ!! だからその命は君だ、彼じゃない!! 」
 
;「でも違う!! 命は何にだって一つだ!! だからその命は君だ、彼じゃない!! 」
:クルーゼの分身である事に囚われているレイにキラが言い放った台詞。クルーゼと同じくアル・ダ・フラガの遺伝子から生み出されたレイが、デュランダルの意図で「もう一人のクルーゼ」であろうとしている事に気付いたキラは、あくまでもレイとクルーゼが別人である事を叫んだ。これは、かつてのクルーゼとの戦いで、その狂気を完全否定できず曖昧な反論しかできなったキラがようやく返した答えでもある。原作ではこの発言にレイは動揺してしまい、それが敗因となるのだが、Lにおいては、逆にレイのキラに対する嫉妬が爆発する形でこの台詞を否定されてしまう。
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:クルーゼの分身である事に囚われている[[レイ・ザ・バレル|レイ]]にキラが言い放った台詞。クルーゼと同じくアル・ダ・フラガの遺伝子から生み出されたレイが、デュランダルの意図で「もう一人のクルーゼ」であろうとしている事に気付いたキラは、あくまでもレイとクルーゼが別人である事を叫んだ。
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:これは、かつてのクルーゼとの戦いで、その狂気を完全否定できず曖昧な反論しかできなったキラがようやく返した答えでもある。原作ではこの発言にレイは動揺してしまい、それが敗因となるのだが、[[L]]においては、逆にレイのキラに対する嫉妬が爆発する形でこの台詞を否定されてしまう。
 
;「傲慢なのは貴方だ! 僕はただの一人の人間…この世界で生きる一人の人間だ! どこもみんなと変わらない! ラクスだって! でも…だから、貴方を討たなきゃならないんだ! それを知っているから!」
 
;「傲慢なのは貴方だ! 僕はただの一人の人間…この世界で生きる一人の人間だ! どこもみんなと変わらない! ラクスだって! でも…だから、貴方を討たなきゃならないんだ! それを知っているから!」
 
:最終話でデュランダルに対して強い決意を持って言い放った台詞。非人道的な手段で生み出された [[スーパーコーディネイター]]や高いカリスマを備えたラクスを「選ばれた存在」としているデュランダルの歪んだ理想を認めれば、クルーゼやレイの様な大人の勝手な都合で生み出された犠牲者が増え続けてしまう事を十分に知っていたキラは、自身やラクスがどこにでもいる一人の人間であると信じ、「特別な存在」という枠の中へ勝手に押し込めようとするデュランダルを「傲慢」として真っ向から否定した。
 
:最終話でデュランダルに対して強い決意を持って言い放った台詞。非人道的な手段で生み出された [[スーパーコーディネイター]]や高いカリスマを備えたラクスを「選ばれた存在」としているデュランダルの歪んだ理想を認めれば、クルーゼやレイの様な大人の勝手な都合で生み出された犠牲者が増え続けてしまう事を十分に知っていたキラは、自身やラクスがどこにでもいる一人の人間であると信じ、「特別な存在」という枠の中へ勝手に押し込めようとするデュランダルを「傲慢」として真っ向から否定した。
 
;「覚悟はある……僕は戦う!」
 
;「覚悟はある……僕は戦う!」
:最終話でデュランダルに対して強い決意を持って言い放った台詞。デスティニー・プランを否定する選択を取った事で、それによって生じ得る新たな問題と向き合い、罪を背負って戦う事を決意したキラの意志を表す言葉といえる。キラにとって、この言葉はデュランダルだけでなく、中途半端な覚悟であった自分自身にも宣言したものであるのかも知れない。また、これはレイの心にも大きく響き渡ったようで、キラを撃とうとしていたデュランダルをとっさに撃ってしまう事になった。Lでは彼の決意、およびその内容をより明確に語る。
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:最終話でデュランダルに対して強い決意を持って言い放った台詞。デスティニー・プランを否定する選択を取った事で、それによって生じ得る新たな問題と向き合い、罪を背負って戦う事を決意したキラの意志を表す言葉といえる。
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:キラにとって、この言葉はデュランダルだけでなく、中途半端な覚悟であった自分自身にも宣言したものであるのかも知れない。また、これはレイの心にも大きく響き渡ったようで、キラを撃とうとしていたデュランダルをとっさに撃ってしまう事になった。[[L]]と[[UX]]では彼の決意、およびその内容をより明確に語る。
 
;「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ」
 
;「いくら吹き飛ばされても、僕らはまた花を植えるよ」
:「FINALPLUS」とスペシャルエディションにて、シンが嘗て言った「いくら花を植えても人はまた吹き飛ばす」というセリフに対して。
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:「FINALPLUS」とスペシャルエディションにて、[[シン・アスカ|シン]]が嘗て言った「いくら花を植えても人はまた吹き飛ばす」というセリフに対して。
:要約すると「諦めずに何度でもやり直せばいい」という事ではあるが、多くの視聴者に「まず花を守る(吹き飛ばされないようにする)という発想はないのか?」と突っ込まれてもいる。尤もユニウスセブンによる地球の被害を考えれば、復興という意味でこちらの方が適切と言える。
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:要約すると「諦めずに何度でもやり直せばいい」という事ではあるが、多くの視聴者に「まず花を守る(吹き飛ばされないようにする)という発想はないのか?」と突っ込まれてもいる。もっとも、[[ユニウスセブン]]による[[地球]]の被害を考えれば、復興という意味でこちらの方が適切と言える。
 
;「この戦闘に介入するつもりなのか!?」
 
;「この戦闘に介入するつもりなのか!?」
:『[[機動戦士ガンダム00]]』の1期放送時のカードゲーム『ガンダムウォー』のCMでの台詞。SEEDでアスランがオーブ対連合の戦闘に介入した時の台詞のセルフパロディである。「介入」とは[[刹那・F・セイエイ|刹那]]達[[ソレスタルビーイング|CB]]のガンダムマイスターの行動を指しての事なのだろうが、自身が介入行動を取っていたキラが言うとどうしてもシュールに感じてしまう。なお、このCMは『[[機動戦士ガンダム]]』『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』『[[機動戦士ガンダム00]]』の'''主人公'''対決がテーマであるが、[[シン・アスカ]]ではなくキラ・ヤマトが起用されているあたり、製作広報側でも主人公の見解が錯綜していたことが窺える。
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:『[[機動戦士ガンダム00]]』の1期放送時のカードゲーム『ガンダムウォー』のCMでの台詞。SEEDでアスランがオーブ対連合の戦闘に介入した時の台詞のセルフパロディである。
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:「介入」とは[[刹那・F・セイエイ|刹那]]達[[ソレスタルビーイング|CB]]のガンダムマイスターの行動を指しての事なのだろうが、自身が介入行動を取っていたキラが言うとどうしてもシュールに感じてしまう。
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:なお、このCMは『[[機動戦士ガンダム]]』『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』『[[機動戦士ガンダム00]]』の'''[[主人公]]'''対決がテーマであるが、[[シン・アスカ]]ではなくキラ・ヤマトが起用されているあたり、製作広報側でも主人公の見解が錯綜していたことが窺える。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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