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| :聖堂を出たキリコの背後で炎が上がる。その名のごとく燃え尽きた、彼女を送るかのように……。 | | :聖堂を出たキリコの背後で炎が上がる。その名のごとく燃え尽きた、彼女を送るかのように……。 |
| ;(戦いのない世界……俺に残されたのはフィアナの最後の言葉だけだ……)<BR/>(それは、俺とフィアナが捜し求めていたものだった。そこでなら俺達は、平穏と安らぎを得ることが出来ると信じて……)<BR/>(フィアナはその願いを俺に託して逝った。だが、彼女のいない世界で、それに何の意味がある……?)<BR/>(それでも俺は戦い続ける……それ以外の生き方を知らないのだから)<BR/>(今日も、明日も……そして、その先も……) | | ;(戦いのない世界……俺に残されたのはフィアナの最後の言葉だけだ……)<BR/>(それは、俺とフィアナが捜し求めていたものだった。そこでなら俺達は、平穏と安らぎを得ることが出来ると信じて……)<BR/>(フィアナはその願いを俺に託して逝った。だが、彼女のいない世界で、それに何の意味がある……?)<BR/>(それでも俺は戦い続ける……それ以外の生き方を知らないのだから)<BR/>(今日も、明日も……そして、その先も……) |
− | :「触れ得ざる者」クリア後のモノローグ。マーティアル教団は潰した。だが、フィアナを取り戻すことは出来ず、キリコのささやかな望み、掻き抱けるだけの夢、胸に収まるだけの真実は永遠に失われてしまった。それでも戦いは終わらない。世界全ての危機が、新たな敵が現れる。そして何より、[[ワイズマン|マーティアルの神]]がまだ残っている。生きる意味を失ってなお、キリコは戦い続ける。この世の光のように眩しくフィアナが生きたこの世界のために。だから、今はそっとしておいてやろう。明日に繋がる今日くらいは、せめて……。 | + | :「触れ得ざる者」クリア後のモノローグ。マーティアル教団は潰した。だが、フィアナを取り戻すことは出来ず、キリコのささやかな望みは、掻き抱けるだけの夢は、胸に収まるだけの真実は永遠に失われてしまった。それでも戦いは終わらない。世界全ての危機が、新たな敵が現れる。そして何より、[[ワイズマン|マーティアルの神]]がまだ残っている。生きる意味を失ってなお、キリコは戦い続ける。この世の光のように眩しくフィアナが生きたこの世界のために。だから、今はそっとしておいてやろう。明日に繋がる今日くらいは、せめて……。 |
| ;「宗介」<BR/>「お前は、自分が死んだときのことを考えたことがあるか?」<BR/>「今、お前が感じている思いをあの子に味わわせるな」 | | ;「宗介」<BR/>「お前は、自分が死んだときのことを考えたことがあるか?」<BR/>「今、お前が感じている思いをあの子に味わわせるな」 |
| :地上ルート第40話「終わらないデイ・バイ・デイ」のインターミッションにて。壁を越えられず足掻く宗介に、己の経験―――直近のものも含めて―――から助言を送る。何のために生きて、何のために戦うのか考えろ、と。 | | :地上ルート第40話「終わらないデイ・バイ・デイ」のインターミッションにて。壁を越えられず足掻く宗介に、己の経験―――直近のものも含めて―――から助言を送る。何のために生きて、何のために戦うのか考えろ、と。 |
| ;(フィアナ……)<BR/>(お前の夢見た戦いのない世界……)<BR/>(俺は、それを必ず見つけてみせる。今の俺に残されたのは、それだけだ) | | ;(フィアナ……)<BR/>(お前の夢見た戦いのない世界……)<BR/>(俺は、それを必ず見つけてみせる。今の俺に残されたのは、それだけだ) |
| :「終わらないデイ・バイ・デイ」の初戦闘時。かつて共に夢見た世界を見つけ出す……それだけを心に、「触れ得ざる者」は再び戦場に立つ。 | | :「終わらないデイ・バイ・デイ」の初戦闘時。かつて共に夢見た世界を見つけ出す……それだけを心に、「触れ得ざる者」は再び戦場に立つ。 |
| + | ;「たとえお前が神だとしても……そして、相手が運命だとしても……」<BR/>「俺は従わない」 |
| + | :「天の光はすべて星」より、アンチスパイラルとの戦闘前会話。滅びが待っていようと、それが運命だと断じられようと、キリコには関係がない。神だろうと運命だろうと、己を縛る者は全て敵。そして敵は倒す、それだけだ。 |
| + | ;(フィアナ……お前が永遠を否定したのも同じなんだな……) |
| + | :最終話クリア時、「限りある時間を全力で生きる」と決意表明したニアを見てのモノローグ。永遠を否定し、戦いのない世界を望んで逝ったフィアナ……その意志を真に理解したキリコは、この先どんな道を選ぶのか? それは、彼しか知らない。 |
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