44行目: |
44行目: |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :初登場作品。国連大使として[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と共に序盤から会話シーンには出番はあるが、パイロットとして登場するのは最終盤に1シナリオのみ。原作通り[[アルヴァトーレ]]に搭乗して敵として登場し、アルヴァトーレ撃破後は[[アルヴァアロン]]と[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の駆る[[ガンダムエクシア]]との一騎打ちとなる。<br />今作では原作以上に'''「道化」'''の役割を強調されており、自分の器量の限界をまるで自覚していない言動や後先を考えない行動で周囲からは冷めた目で見られている(彼本人は周囲のそんな自分の評価にすら気付いていなかった)。特にトレーズやシュナイゼルとの討議のシーンでは「アレハンドロが迂闊な発言をして、それをトレーズやシュナイゼルが窘める」というパターンが多く、小物感がなおさら強調されている。<br />さらに[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の掌で踊されるだけでなく、排除しようとしていたトレーズや[[エルガン・ローディック|エルガン]]等の計略に逆に嵌められる形で討たれる事になる。印象としては[[ロード・ジブリール]]に近い。しかし、戦闘面では謎の優遇を受けており、汎用カットイン1種類+専用カットイン(GNファング、GNビーム砲)3種類の計4種類と[[カットイン]]の数が非常に多く、戦闘演出も妙に気合が入っている。<br />なお、本作中では語られないが、最期のリボンズとの会話は刹那に聞かれており、[[再世篇]]で「[[ソレスタルビーイング]]の裏切り者はアレハンドロを倒したからいないはず」という話題になった際に刹那が「アレハンドロは最期に誰かと会話していた」と言及している。 | + | :初登場作品。国連大使として[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と共に序盤から会話シーンには出番はあるが、パイロットとして登場するのは最終盤に1シナリオのみ。原作通り[[アルヴァトーレ]]に搭乗して敵として登場し、アルヴァトーレ撃破後は[[アルヴァアロン]]と[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の駆る[[ガンダムエクシア]]との一騎打ちとなる。<br />今作では原作以上に'''「道化」'''の役割を強調されており、自分の器量の限界をまるで自覚していない言動や後先を考えない行動で周囲からは冷めた目で見られている(彼本人は周囲のそんな自分の評価にすら気付いていなかった)。特にトレーズやシュナイゼルとの討議のシーンでは「アレハンドロが迂闊な発言をして、それをトレーズやシュナイゼルが窘める」というパターンが多く、小物感がなおさら強調されている。<br />さらに[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の掌で踊されるだけでなく、排除しようとしていたトレーズや[[エルガン・ローディック|エルガン]]等の計略に逆に嵌められる形で討たれる事になる。印象としては[[ロード・ジブリール]]に近い。しかし、戦闘面では謎の優遇を受けており、汎用カットイン1種類+専用カットイン(GNファング、GNビーム砲)3種類の計4種類と[[カットイン]]の数が非常に多く、戦闘演出も妙に気合が入っている。<br />なお、本作中では語られないが、最期のリボンズとの会話は刹那に聞かれており、『[[再世篇]]』にて「[[ソレスタルビーイング]]の裏切り者はアレハンドロを倒したからいないはず」という話題になった際には、刹那が「アレハンドロは最期に誰かと会話していた」と言及している。 |
| | | |
| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
70行目: |
70行目: |
| ;[[リボンズ・アルマーク]] | | ;[[リボンズ・アルマーク]] |
| :従者。自分に尽くしてくれるリボンズのことは本心から信頼しており、彼にヴェーダをリンクさせて情報操作を行っていた。しかし、彼に利用されていたことを最後の最期で告げられてしまう。ただし、リボンズ自身もアレハンドロに対して何らかの好意を抱いていたようで、後に「アレハンドロは残念だったが、計画のためやむを得なかった」と告げている。 | | :従者。自分に尽くしてくれるリボンズのことは本心から信頼しており、彼にヴェーダをリンクさせて情報操作を行っていた。しかし、彼に利用されていたことを最後の最期で告げられてしまう。ただし、リボンズ自身もアレハンドロに対して何らかの好意を抱いていたようで、後に「アレハンドロは残念だったが、計画のためやむを得なかった」と告げている。 |
− | :なお、リボンズはアレハンドロのことを「器量が小さい」と評しているのだが、2ndシーズンでのリボンズ自身の言動を見ると、アレハンドロのことは言えないものである。 | + | :なお、リボンズはアレハンドロのことを「器量が小さい」と評しているのだが、2ndシーズンでのリボンズ自身の言動を顧みるに、アレハンドロのことは言えないものである。 |
| ;[[ラグナ・ハーヴェイ]] | | ;[[ラグナ・ハーヴェイ]] |
| :リニアトレイン公社の総裁であるが、同じ監視者のメンバー。彼の財力で擬似太陽炉([[GNドライヴ[Τ]]])や[[GN-X]]を建造したが、GN-Xの配備が終了時点で用済みとしてサーシェスに抹殺命令を下した。 | | :リニアトレイン公社の総裁であるが、同じ監視者のメンバー。彼の財力で擬似太陽炉([[GNドライヴ[Τ]]])や[[GN-X]]を建造したが、GN-Xの配備が終了時点で用済みとしてサーシェスに抹殺命令を下した。 |
117行目: |
117行目: |
| :1st第1話での記念すべき第一声。[[ソレスタルビーイング]]による全世界への武力介入開始後の感想を[[リボンズ・アルマーク|従者]]に対して意味あり気に語る。 | | :1st第1話での記念すべき第一声。[[ソレスタルビーイング]]による全世界への武力介入開始後の感想を[[リボンズ・アルマーク|従者]]に対して意味あり気に語る。 |
| ;「私は『監視者』であって実行者ではない。私に出来るのは、彼らを見つめ続ける事 例えそれが、滅びの道だとしても…」 | | ;「私は『監視者』であって実行者ではない。私に出来るのは、彼らを見つめ続ける事 例えそれが、滅びの道だとしても…」 |
− | :1st第10話にて。付き人のフリをしていた頃のリボンズに、「良いのですか? このままにしておいて」と聞かれたときの台詞。この頃のアレハンドロは、監視者としての役割を果たそうとしていたようである。 | + | :1st第10話にて。付き人のフリをしていた頃のリボンズに「良いのですか? このままにしておいて」と聞かれたときの台詞。 |
− | :もっとも、00Pで描写されているところだと、口だけだったようだが。 | + | :この頃のアレハンドロは、監視者としての役割を果たそうとしていたようである。もっとも、00Pで描写されているところだと、口だけだったようだが。 |
| ;「力任せだ。ガンダムの性能に頼り過ぎている。パイロットは、刹那・F・セイエイだったか」 | | ;「力任せだ。ガンダムの性能に頼り過ぎている。パイロットは、刹那・F・セイエイだったか」 |
| :1st第12話より。[[刹那・F・セイエイ]]の戦い方を評価して。 | | :1st第12話より。[[刹那・F・セイエイ]]の戦い方を評価して。 |
169行目: |
169行目: |
| == 余談 == | | == 余談 == |
| *専用機のアルヴァトーレだけでなくパイロットスーツや拳銃も金色であるため、視聴者から「金色好き」とネタにされている。アルヴァトーレの金色は'''本人の趣味'''とは別に、ビームコーディングが施されているとされているが真相は不明。仮にコーティングが施されていても機体が目立つ為、その後のモビルスーツでは採用されなかった。 | | *専用機のアルヴァトーレだけでなくパイロットスーツや拳銃も金色であるため、視聴者から「金色好き」とネタにされている。アルヴァトーレの金色は'''本人の趣味'''とは別に、ビームコーディングが施されているとされているが真相は不明。仮にコーティングが施されていても機体が目立つ為、その後のモビルスーツでは採用されなかった。 |
− | *実は[[声優]]の松本保典氏は、かつて「SDガンダム外伝シリーズ」で黄金龍「スペリオルドラゴン」を演じている。その為、金色好きはある意味[[声優ネタ]]である。 | + | **実は[[声優]]の松本保典氏は、かつて「SDガンダム外伝シリーズ」で黄金龍「スペリオルドラゴン」を演じている。その為、金色好きはある意味[[声優ネタ]]である。 |
| *キャラクターデザインの千葉道徳氏は、アレハンドロを「織田信長のような傑物になるのでは、と思ってデザインした」とコメントしている。ちなみに、彼の従者のリボンズは信長の小姓・森蘭丸とのことである。 ……結果は御覧の通りであるが(ただし、己の野望実現を目前にして部下に裏切られて最期を遂げたという意味では、信長と似てなくもない)。 | | *キャラクターデザインの千葉道徳氏は、アレハンドロを「織田信長のような傑物になるのでは、と思ってデザインした」とコメントしている。ちなみに、彼の従者のリボンズは信長の小姓・森蘭丸とのことである。 ……結果は御覧の通りであるが(ただし、己の野望実現を目前にして部下に裏切られて最期を遂げたという意味では、信長と似てなくもない)。 |
| <!-- == 商品情報 == --> | | <!-- == 商品情報 == --> |