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− | 使用したパイロットの乗るユニットの行動回数が1回増える[[精神コマンド]]。現行作品での略字は「覚」で、移動前に使用する。[[反応]]値が一定値以上になると[[2回行動]]が可能になるシリーズでは、2回行動マークが再点灯する。こちらは一度行動しないと効果がない。
| + | '''覚醒'''は、[[精神コマンド]]のひとつ。 |
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− | [[SP]]消費量は殆どの作品で高めに設定されており、1ターンの間に与えるダメージを増やす為よりも長距離を移動しなければならない場合や、[[マップ兵器]]を移動後に使ったり、マップ兵器でより多くの敵を撃墜する為の位置取りに使われる事が多い。 | + | == 概要 == |
| + | 使用したパイロットの乗るユニットの行動回数が1回増える。現行作品での略字は「覚」で、行動前に使用する。[[反応]]値が一定値以上になると[[2回行動]]が可能になるシリーズでは、2回行動マークが再点灯する。こちらは一度行動しないと効果がない。 |
| | | |
− | 近年では[[援護]]システムの登場、[[魂]]の効果が低下したこともあり、(燃費との兼ね合いもあるが)同程度の消費の[[魂]]を使うよりも覚醒を使って2回攻撃し、[[援護攻撃]]を2回引き出した方が[[クリティカル]]も発生するため、ダメージが上という場合もある。
| + | 説明に「連続で使用できない」とあるが、1度に連続使用できないだけで、使用後に行動した後ならば再使用可能。つまり'''所持しているユニットは[[SP]]の続く限り連続行動が可能になる。'''特別強力なユニットならば、[[期待]]や[[献身]]、SP回復[[強化パーツ]]を投入して1ターンに大暴れさせる運用も有効。 |
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− | 戦闘方式の違う無限のフロンティアシリーズでは、別の特殊効果をもって貢献する。
| + | [[SP]]消費量は殆どの作品で高めに設定されており、1ターンの間に与えるダメージを増やすのはもちろん、緊急に長距離を移動しなければならない場合や、[[マップ兵器]]などの位置取りにも活用できる。[[HP回復]]を持つ相手を1ターンで倒しきる際にも有用。[[熱血]]や[[魂]]よりも優先するかどうか悩むところだが、複数乗りや[[小隊]]制で別のパイロットがそれらを覚えている場合は、覚醒を覚えているキャラは覚醒に専念するのが効果的なことが多い。 |
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| + | 近年では[[援護]]システムの登場、「[[魂]]」の効果が低下したこともあり、(燃費との兼ね合いもあるが)同程度の消費の「[[魂]]」を使うよりも「覚醒」を使って2回攻撃し、[[援護攻撃]]を2回引き出した方が[[クリティカル]]も発生するため、ダメージが上という場合もある。 |
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| + | 戦闘方式の違う『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』や無限のフロンティアシリーズでは、別の特殊効果により貢献する。 |
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| == 登場作品 == | | == 登場作品 == |
| ;ほぼ大部分の作品 | | ;ほぼ大部分の作品 |
| :消費SPは50~60位。 | | :消費SPは50~60位。 |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] / [[第3次スーパーロボット大戦α]] | + | <!-- α外伝で覚醒の使用から、行動前、行動後共に援護回数回復効果は無かったため、記述を削除しました。再動には回復効果が存在するため、そちらとの勘違いかと思われます。 --> |
− | :SP消費は85~100と非常に高いが、[[小隊]]全体に効果があるので、小隊員に使わせる事により2連続で[[魂]]付き必殺技を放つ事も可能。小隊制を採用している為、[[マップ兵器]]と併用すると一気に資金が稼げる。ちなみに敵パイロットの覚醒は大体60前後と結構低い。 | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] / [[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
| + | :SP消費は85~100と非常に高いが、[[小隊]]全体に効果があるので、小隊員に使わせる事により2連続で「[[魂]]」付き必殺技を放つ事も可能。小隊制を採用している為、[[マップ兵器]]と併用すると一気に資金が稼げる。ちなみに敵パイロットの覚醒は大体60前後と結構低い。 |
| + | :以降も小隊制では、「覚醒持ちは[[特殊技能]]、SPの配分を覚醒に特化して、小隊員としてメインを動かすための補助要員」とする運用が効率的となっている。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦MX]] |
| + | :消費SPは45~100で、[[サブパイロット]]のいるキャラクターは消費が重い傾向にある。今作は[[再動]]が無いため、効率や早解きを意識するなら習得者をきちんと育てる必要があるのだが、よりにもよって[[天のゼオライマー]]の[[秋津マサト|マサト]]も覚えるため、自然と彼が攻略の起点となる。 |
| + | :また'''修理、補給をすると覚醒を使用していても強制的に行動終了し、覚醒も切れる'''という仕様もある。こちらは『MXP』では修正済。 |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
| :消費SPは60~100前後と、パイロットによってかなりばらつきがある。小隊全体に効果がある。 | | :消費SPは60~100前後と、パイロットによってかなりばらつきがある。小隊全体に効果がある。 |
| ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] | | ;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]] |
| :消費SP50。 | | :消費SP50。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
| + | :消費SP60。今作は'''援護攻撃に[[熱血]]、[[魂]]の効果が乗り、かつ消えない'''ため、「覚醒持ちは援護攻撃引き出し役に特化する運用」が非常に有効になっている。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
| + | :消費SP60。[[バトルレコード]]「3回行動!?」取得に2回使えることが必須となる。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] |
| + | :戦闘仕様が全く異なる作品の1つ。効果は「長時間、攻撃速度アップ」。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦V]] |
| + | :消費SPは45~70。行動済みユニットが使用した場合は即座に行動可能となり、次ターンに覚醒の効果が持ち越される訳ではない。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦X]] |
| + | :『V』と同様の仕様だが、習得者は[[アムロ・レイ]]・[[シルキー・マウ]]・[[龍神丸]]とわずか3名、養成できるメインパイロットはアムロのみ。消費SPはいずれも50。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦T]] |
| + | :消費SPは40~50。メインパイロットの習得者が大半を占めており、サブパイロットはシルキーだけ。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦30]] |
| + | :『T』同様の消費SP。本作では習得者が全てメインパイロットになっている。 |
| ;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]] | | ;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]] |
| :3ターンの間、自分のCOM最大値を120%にして、発動時にCOMも20%回復させる。消費SPは[[アシェン・ブレイデル]]35、[[KOS-MOS]]30とかなり低い。 | | :3ターンの間、自分のCOM最大値を120%にして、発動時にCOMも20%回復させる。消費SPは[[アシェン・ブレイデル]]35、[[KOS-MOS]]30とかなり低い。 |
| ;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]] | | ;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]] |
| :前作と同じ効果。新たに[[アクセル・アルマー]]([[アインスト・アルフィミィ]])も習得。消費SPは全員40。 | | :前作と同じ効果。新たに[[アクセル・アルマー]]([[アインスト・アルフィミィ]])も習得。消費SPは全員40。 |
| + | ;[[スーパーロボット大戦DD]] |
| + | :一度だけ自分のアクション後にもう一度行動する。必殺技がアクション数(ターン経過)で解禁の為従来の作品のように同一必殺技の連続はできないが、アップデートで必殺技の複数種使用が可能になってからは異なる必殺技の連続ができるようになり、寧ろ従来のように必殺技にエネルギーや弾数などのリソースを要求されることがないため従来作品とは一線を画すレベルの強力な精神となっている。必殺技の中には命中時に自分に覚醒を付与するものもある。 |
| + | :早解きやボスのブレイク、必殺技のアクション数稼ぎなどにも有効。特にプレイヤー同士が用意した編成でオートバトルにて殴り合うPvP形式の対決戦においては最重要ともいえる精神である。本作では[[再動]]が自分にも付与できる実質的な覚醒になるため、対決戦では同じパイロットが覚醒と再動を同時に所持することはできない(支援ユニットパーツで付与された場合に有効になる制約である)。 |
| + | === 関連作品 === |
| + | ;[[リアルロボット戦線]] |
| + | :消費SP70。自分の行動回数を+1。 |
| | | |
| == 主な使用者 == | | == 主な使用者 == |
− | [[ニュータイプ]]など、原作において何らかの特殊な能力を発揮したキャラクターが所持する傾向にある。 | + | [[ニュータイプ]]など、原作において何らかの特殊な能力を発揮、あるいは秘めた能力を目覚めさせたキャラクターが所持する傾向にある。 |
| | | |
− | [[リアルロボット]]系の[[エース]]級パイロットが覚えている事が多いが、作品によってはスーパーロボットのメインパイロット([[コン・バトラーV]]の[[葵豹馬]]、[[ダンクーガ]]の[[藤原忍]]等)が覚えている事もある。 | + | [[リアルロボット]]系の[[エース]]級パイロットが覚えている事が多いが、作品によっては[[スーパーロボット]]のメインパイロット([[コン・バトラーV]]の[[葵豹馬]]、[[ダンクーガ]]の[[藤原忍]]等)が覚えている事もある。 |
| === 版権作品 === | | === 版権作品 === |
| ;[[アムロ・レイ]] | | ;[[アムロ・レイ]] |
− | :ニュータイプ。ほぼ全作品で所持。 | + | :ニュータイプ。ほぼ全作品で所持。覚醒といえばアムロ、というほど定着している。『[[スーパーロボット大戦X|X]]』において、覚醒を習得できる自軍のメインパイロットが彼しかいない為事実上の専売特許となっている。 |
− | ;[[クワトロ・バジーナ]] | + | ;[[シャア・アズナブル|シャア・アズナブル / クワトロ・バジーナ]] |
− | :同じくニュータイプ。こちらもほぼ全作品で所持。 | + | :アムロのライバルであり、彼もニュータイプ。しかし携帯機シリーズでは『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』でしか採用されなかったのを初めとして習得可否にばらつきが目立ち、特に[[決意]]の登場以降はそちらの採用が目立つ。 |
| ;[[ジュドー・アーシタ]] | | ;[[ジュドー・アーシタ]] |
− | :[[MX]]では、消費SPが'''55'''と、かなり低かった。その為、MSパイロットの中では最も使い勝手が良い。 | + | :携帯機シリーズでは覚醒の常連で、他作品でも習得率は高いが、VXT三部作では一転して未習得。 |
| + | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では消費SPが'''55'''とかなり低く、MSパイロットの中では最も使い勝手が良い。 |
| + | ;[[クェス・パラヤ]] |
| + | :『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』以外の参戦作品で所持。『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では、エースボーナスによって消費SPが'''50'''になる。 |
| + | ;[[バナージ・リンクス]] |
| + | :『V』では自前で以外にも、[[エースボーナス]]によりNT-D発動直後に効果を受けることもできる。また「30」でも同じくエースボーナスによって気力150以上で効果を受けることが出来る。 |
| + | ;[[フル・フロンタル]] |
| + | :『V』にて習得する。本作での彼は一個人として自我を完全に確立したのを表したものだと思われる。 |
| + | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
| + | :[[イノベイター]]への覚醒をまさしく表しているといえる。『BX』や『V』では[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]をサブパイロットにできるようになったため、「覚醒」+「熱血」のコンボも可能。 |
| ;[[流竜馬]] | | ;[[流竜馬]] |
− | :[[流竜馬 (OVA)|OVA版の方]]も含め、[[真ゲッター1]]に乗れる場合には高確率で習得する。原作での真ゲッターの超スピードの再現要素と思われ、終盤には[[熱血]]を弁慶に負担してもらえるのもあって最大火力を連打できるのが実に強力。 | + | :[[流竜馬 (OVA)|OVA版の方]]も含め、[[真ゲッター1]]に乗れる場合には高確率で習得する。原作での真ゲッターの超スピードの再現要素と思われ、終盤には「[[熱血]]」を[[車弁慶|弁慶]]に負担してもらえるのもあって最大火力を連打できるのが実に強力。<ref>ただしOVA版参戦後は竜馬の[[エースボーナス]]やゲームバランスの兼ね合いもあってか、弁慶は『W』を除き「熱血」を習得しないようになっている。</ref> |
| + | ;[[真上遼]] |
| + | :こちらも「熱血」は[[海動剣|相方]]持ちであり、相方とパーツ(アイテム)の効果を共有する[[マジンカイザーSKL]]独特の仕様も相まってSP関係を強化しておけば「覚醒」+「熱血」が連打できる。依存性の高い組み合わせである。 |
| ;[[秋津マサト]] | | ;[[秋津マサト]] |
− | :[[天のゼオライマー]]のパイロット。無論、彼の中の[[木原マサキ]]が覚醒する事からきた精神コマンドであろう。[[J]]では彼自身は覚えなくなったが、相方の[[氷室美久]]が覚える。覚醒しての[[マップ兵器]]版メイオウ攻撃が強力である。 | + | :[[天のゼオライマー]]のパイロット。無論、彼の中の[[木原マサキ]]が覚醒する事からきた精神コマンドであろう。また戦闘BGMも「覚醒、ゼオライマー」である。『[[スーパーロボット大戦J|J]]』では彼自身は覚えなくなったが、相方の[[氷室美久]]が覚える。「覚醒」しての[[マップ兵器]]版メイオウ攻撃が強力である。 |
| ;[[碇シンジ]] | | ;[[碇シンジ]] |
− | :殆どの作品において習得する。彼自身(エヴァ初号機自身)は覚醒の恩恵は並程度にしか受けないユニットだが、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では[[天のゼオライマー|メイオウ]]ガンダムこと[[レジェンドガンダム]]との相性が極めて良い上、この覚醒によってマップ兵器のサポートが可能であるため、恐らくLで一番覚醒を使うパイロットとなる。 | + | :殆どの作品において習得する。彼自身(エヴァ初号機自身)は大抵は覚醒の恩恵を並程度にしか受けないユニットだが、『[[スーパーロボット大戦L|L]]』では[[天のゼオライマー|メイオウ]]ガンダムこと[[レジェンドガンダム]]との相性が極めて良い上、この「覚醒」によってマップ兵器のサポートが可能であるため、恐らく『L』で一番「覚醒」を使うパイロットとなる。 |
| + | :『DD』では例外的に、初号機自身のユニットパーツ「陽電子砲」が精神の使用回数を回復する能力を所持しているため、覚醒と陽電子砲を繰り返すと行動回数を飛躍的に上げることが可能なため、運用の中心となる重要な精神。 |
| ;[[綾波レイ]] | | ;[[綾波レイ]] |
− | :所持していることは少ないが、[[MX]]では覚醒の消費ポイントが一番安かった。ただし、覚醒を使うよりは[[脱力]]を使うのがメイン。また、永久離脱がある。 | + | :『MX』では最も低消費の「覚醒」使い。ただし能力上「覚醒」よりは「[[脱力]]」を使うのがメイン。 |
| + | :『DD』では彼女自身は習得できないが、期間限定の支援ユニットパーツ「雪の中で差し出された手」の精神として設定されており、同作における最高峰レベルのパーツとなっている。 |
| + | ;[[真幌羽士郎]] |
| + | :『GC(XO)』では未再現であるが、原作で失明してなお心眼に「覚醒」したことにちなんでか習得。こちらも「熱血」をサブパイロットに分担してもらえるため、「覚醒」+「熱血」での連打が見込める(加えて「[[愛]]」まで[[佐馬之介・ドーディ|使用も可能]])。終盤[[ディーゴ・近藤|一人]]脱落するのが残念なところか。 |
| + | :なお『GC(XO)』において[[J9シリーズ]]主役ロボ3機はもれなく「覚醒」を利用でき、いずれも「熱血」が他のパイロットで分担可能となっている。 |
| ;[[ホシノ・ルリ]] | | ;[[ホシノ・ルリ]] |
− | :Jでは[[スキルパーツ]]で[[精神ポイント]]の底上げや使用精神ポイントの軽減が可能なうえ、[[ハルカ・ミナト]]の[[献身]]により終盤になれば1ターンで何度も使える。[[ナデシコ・Yユニット]]を最強の[[戦艦]]にした。 | + | :『J』では[[スキルパーツ]]で[[精神ポイント]]の底上げや使用精神ポイントの軽減が可能なうえ、[[ハルカ・ミナト]]の「[[献身]]」により終盤になれば1ターンで何度も使える。[[ナデシコ・Yユニット]]を最強の[[戦艦]]にした。 |
| + | ;[[テッカマンブレード]]([[Dボゥイ]]) |
| + | :[[ペガス]]から「[[突撃]]」も使えるので「適当な位置に移動して通常版ボルテッカ→次の行動でMAP兵器版ボルテッカ」という荒業が可能。 |
| ;[[エウレカ]] | | ;[[エウレカ]] |
| :サブパイロット時に取得。消費ポイントは高いが、[[ニルヴァーシュ type ZERO spec2]]の[[マップ兵器]]「セブンスウェル」使用は非常に強力。 | | :サブパイロット時に取得。消費ポイントは高いが、[[ニルヴァーシュ type ZERO spec2]]の[[マップ兵器]]「セブンスウェル」使用は非常に強力。 |
| ;[[早瀬浩一]] | | ;[[早瀬浩一]] |
− | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の第37話にてNPC化した際、毎ターン覚醒をかけて勝手に敵陣に突っ込む。[[城崎絵美]]を殺されて怒り狂っていると言う状況なので突っ込むのは当然なのだが、[[ラインバレル]]の強化に資金を割いていなかったプレイヤーはここで詰む可能性がある詰みポイント。<br />なお浩一はNPC化しなくても普通に覚醒を習得するが、ラインバレル自体が燃費の悪い一撃必殺ユニットである上、最高威力の合体攻撃(燃費以外の面でも連発ほぼ不可)を持つユニットなので、覚醒より熱血にSPを割かれる事が多い。 | + | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の第37話にてNPC化した際、毎ターン「覚醒」をかけて勝手に敵陣に突っ込む。[[城崎絵美]]を殺されて怒り狂っていると言う状況なので突っ込むのは当然なのだが、[[ラインバレル]]の強化に資金を割いていなかったプレイヤーはここで詰む可能性がある。 |
| + | :なお浩一はNPC化しなくても普通に「覚醒」を習得するが、ラインバレルは一撃の威力は十二分なものの燃費が悪い。最高威力の[[合体攻撃]](燃費以外の面でも連発ほぼ不可)を活かし覚醒+突撃で熱血もしくは魂付きの援護攻撃を引き出す運用も有効なので、アタッカーと援護役のどちらに特化するかはプレイヤーによる。 |
| + | ;[[ヴァン]] |
| + | :[[オリジナル7]]の一人。最終局面で「オーバーフロウ」と呼ばれる覚醒に近い現象を起こした事から『[[スーパーロボット大戦T|T]]』から習得。 |
| ;[[キリコ・キュービィー]] | | ;[[キリコ・キュービィー]] |
− | :[[異能生存体]]。第2次Zでは消費SP50という低コストで使用可能。ちなみに同作品でSP50で覚醒が使えるのはアムロ・クワトロ・キリコの3名だけ。 | + | :[[異能生存体]]。『第2次Z』では消費SP50という低コストで使用可能。ちなみに同作品でSP50で覚醒が使えるのはアムロ・クワトロ・キリコの3名だけ。 |
| + | :『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では'''40'''と更に低くなった。 |
| ;[[明神タケル]] | | ;[[明神タケル]] |
− | :超A級超能力者。第2次Zでの消費SPは60で、スーパー系では比較的低コストで使用可能。 | + | :超A級[[超能力]]者。『第2次Z』での消費SPは60で、スーパー系では比較的低コストで使用可能。 |
| + | ;[[アル]] |
| + | :AIながら「人格」が覚醒した、ということでか『V』にて習得。[[相良宗介|宗介]]のSP次第では[[ラムダ・ドライバ]]に「[[魂]]」がけが連打されるという驚異的な事態になりうる。 |
| + | ;[[ジョウ・マヤ]] |
| + | :「忍者覚醒」の体現によるものだろうか、[[飛影]]への乗り換えイベントが再現される『[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇|COMPACT2 第3部]]』では必ず習得。以降覚醒の常連となる。位置取りがしやすくなるので、[[空魔]]の[[マップ兵器]]版突撃と好相性。 |
| + | ;[[流拓馬]] |
| + | :『DD』にて習得。[[ゲッターアーク]]のSSRユニットパーツの効果に[[2回行動]]、および条件付きの自動[[HP回復]]があるため、覚醒を合わせると3回行動しつつもりもりHPを回復できる。 |
| + | ;[[グリッドマン]] |
| + | :原作の最終話(サブタイトルもそのものズバリ「覚醒」)で真の姿を取り戻したことからか参戦作品全てで所持。 |
| + | :『30』では最後の習得精神。消費45と低コストで使用可能だが、決意も所持しているため使い分けが求められる。『DD』ではSSRユニットパーツで拓馬同様2回行動を持つが、こちらは初期気力上昇とスピードの高さによる開幕速攻3回行動と速攻性に優れる。 |
| + | ;[[イサミ・アオ]] |
| + | :『DD』にて習得。原作第6話時点での参戦だが、「覚醒」の習得は以降の展開を考慮しての習得と思われる。[[ブレイバーン]]のSSRユニットパーツ「勇気一刀流奥義 ブレイブ斬」が命中すると「覚醒」を付与できるため、瞬間的に2回行動持ち同様の行動回数を確保できる。 |
| + | ;[[ヒタチ・イズル]] |
| + | :[[ジュリア・システム]]との共鳴による「覚醒」、そして劇場版『[[劇場版マジェスティックプリンス -覚醒の遺伝子-|覚醒の遺伝子]]』にかけたものか。 |
| + | |
| === オリジナル === | | === オリジナル === |
| ;[[リョウト・ヒカワ]] | | ;[[リョウト・ヒカワ]] |
− | :[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG1]]では脅威の消費SP40で使用可能。[[集中力]]を付けると更に32まで下がる為、専らボスへのEN低下系武器と、援護発動用に利用される。OG2では消費SP55と普通になってしまった。 | + | :『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG1]]』では脅威の消費SP40で使用可能。[[集中力]]を付けると更に32まで下がる為、専らボスへのEN低下系武器と、援護発動用に利用される。『OG2』では消費SP55と普通になってしまった。 |
| ;[[ラミア・ラヴレス]] / [[アクセル・アルマー]] | | ;[[ラミア・ラヴレス]] / [[アクセル・アルマー]] |
− | :[[OGシリーズ]]における[[スーパーロボット大戦A|スパロボA]]の[[主人公|両主人公]]は使用可能。アクセルは前述に記載している通り無限のフロンティアでも持っている。 | + | :[[OGシリーズ]]における『[[スーパーロボット大戦A|スパロボA]]』の[[主人公|両主人公]]は使用可能。アクセルは前述に記載している通り無限のフロンティアでも持っている。 |
| ;[[ヒューゴ・メディオ]] | | ;[[ヒューゴ・メディオ]] |
− | :MXで[[ガルムレイド]]選択時のみ習得可能。ダメージアップ精神は[[熱血]]止まりになるが、再動が登場しない同作では、覚醒を用いる事で1ターンあたりの総合的な火力が[[サーベラス]]選択時の[[魂]]を上回る。 | + | :『MX』で[[ガルムレイド]]選択時のみ習得可能。ダメージアップ精神は「[[熱血]]」止まりになるが、「再動」が登場しない同作では、「覚醒」を用いる事で1ターンあたりの総合的な火力が[[サーベラス]]選択時の「[[魂]]」を上回る。 |
− | ;[[カズマ・アーディガン]]
| |
− | :デフォルトでは習得しないが、2週目以降の精神コマンドカスタマイズで習得させて精神バグを駆使すると、無限回行動を可能にしてしまう。
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| ;[[アリア・アドヴァンス]] | | ;[[アリア・アドヴァンス]] |
− | :カズマに習得させていなくても[[ヴァルザカード]]なら彼女が使用でき、例によって精神バグを駆使すれば無限回行動できる(こちらは1周目からでも可能)。 | + | :[[ヴァルザカード]]解禁時の追加サブパイロット。精神バグを駆使すれば無限回行動ができる。なお2周目以降は、デフォルトでは習得しない[[カズマ・アーディガン]]に精神コマンドカスタマイズで習得させることでヴァルザカード(=アリア)解禁以前も同様に無限回行動が可能。 |
| + | |
| === 敵パイロット === | | === 敵パイロット === |
| + | ;[[アベル・バウアー]] |
| + | :戦いの中で[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]に「覚醒」したからか所持している。が、戦いにしか生かすことが出来なかった挙句[[フロスト兄弟]]に謀殺されたためか、消費SPが非常に高い。 |
| ;[[ガウルン]] | | ;[[ガウルン]] |
− | :Wでは、序盤からイベントで毎ターン[[集中]]と覚醒がかかるえげつなさ。搭乗機やガウルン自身も相当強く、苦戦は免れない。 | + | :『W』では、序盤からイベントで毎ターン「[[集中]]」と「覚醒」がかかるえげつなさ。搭乗機やガウルン自身も相当強く、苦戦は免れない。 |
| ;[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]] | | ;[[ゲイツ (フルメタル・パニック!)|ゲイツ]] |
− | :こちらもイベントで毎ターン集中&覚醒をかけてかかって来る。なお、ガウルンにしろ彼にしろ、演出上は[[ラムダ・ドライバ]]の効力によるものとなっている。 | + | :こちらもイベントで毎ターン「集中」&「覚醒」をかけてかかって来る。なお、ガウルンにしろ彼にしろ、演出上は[[ラムダ・ドライバ]]の効力によるものとなっている。 |
| ;[[シュウ・シラカワ]] | | ;[[シュウ・シラカワ]] |
− | :[[スーパーロボット大戦α外伝]]のハードモード限定ラスボス時、終盤のイベント使用コマンドに覚醒が含まれる為、敵味方共に疲弊した所に[[マップ兵器]]グラビトロンカノン2連発という荒業が襲う。対処法は[[ひらめき]]や[[鉄壁]]の他、[[脱力]]で気力制限をかける手も。 | + | :『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』のハードモード限定ラスボス時、終盤のイベント使用コマンドに「覚醒」が含まれる為、敵味方共に疲弊した所に[[マップ兵器]]グラビトロンカノン2連発という荒業が襲う。対処法は「[[ひらめき]]」や「[[鉄壁]]」の他、「[[脱力]]」で気力制限をかける手も。 |
− | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]]、[[クェパロク・ナーモ]] | + | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]](要気力160以上)、[[クェパロク・ナーモ]](要HP30%以下)、[[アドヴェント|聖アドヴェント]](要気力130以上、以降同条件)、[[ネバンリンナ]]、[[魔獣エンデ]]、[[ホープス]] |
− | :両者ともエースボーナスで覚醒がかかる。 | + | :いずれもラスボスを務める人物達。共通してエースボーナスで「覚醒」がかかる。 |
| + | ;[[ザビーネ・シャル]] |
| + | :『V』にて所持しているが、実際に使用することはない。原作での彼の豹変ぷりを表したものだと思われる。 |
| + | ;[[エメロード]] |
| + | :『T』『30』にてエースボーナスではなく、'''エキスパートモードでのカスタムボーナスで「覚醒」がかかる'''。 |
| + | :しかも、'''脱力で防げない上に彼女が習得している[[3回行動]]によって4回行動をしてくる'''のだから恐ろしい。 |
| + | ;[[エルデ・ミッテ]]、[[シュラン・オペル]] |
| + | :こちらもザビーネ同様、最終決戦における豹変ぶりからかとして所持している。 |
| | | |
| == 同じ効果が含まれる要素 == | | == 同じ効果が含まれる要素 == |
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152行目: |
| :ツイン精神コマンド。使用して敵を撃墜した時に限り、再行動が可能。 | | :ツイン精神コマンド。使用して敵を撃墜した時に限り、再行動が可能。 |
| ;[[切り札]] | | ;[[切り札]] |
− | :無限のフロンティアのみ。EXCEEDでは覚醒の効果を含まなくなった。 | + | :無限のフロンティアのみ。『EXCEED』では覚醒の効果を含まなくなった。 |
| | | |
| === [[孤高]] === | | === [[孤高]] === |
− | 無限のフロンティア版覚醒の上位コマンド。
| + | 『無限のフロンティア』版「覚醒」の上位コマンド。 |
| | | |
| === [[特殊技能]] === | | === [[特殊技能]] === |
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161行目: |
| :所持するのは基本、敵か[[NPC]]。 | | :所持するのは基本、敵か[[NPC]]。 |
| ;[[連続行動]] | | ;[[連続行動]] |
− | :連撃と同じく、敵機撃墜を条件に再行動できる。 | + | :「連撃」と同じく、敵機撃墜を条件に再行動できる。 |
| + | ;[[戦術待機]] |
| + | :自軍フェイズ時に未行動の状態でフェイズを終了させると次ターンの自軍フェイズ時に「覚醒」が掛かる。 |
| ;[[桔梗印の型]] | | ;[[桔梗印の型]] |
− | :無限のフロンティアではHP10%以下で発動。確率30%。[[有栖零児]]、[[小牟]]が習得する。EXCEEDではHP50%以下で発生し、零児のみ習得。 | + | :無限のフロンティアではHP10%以下で発動。確率30%。[[有栖零児]]、[[小牟]]が習得する。『EXCEED』ではHP50%以下で発生し、零児のみ習得。 |
| | | |
| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
| ;[[オーバースキル]] | | ;[[オーバースキル]] |
| :[[気力]]130以上で毎ターン発動。[[ラッシュロッド]](敵のみ)、[[プラネッタ]]に付与される。なお、[[XAN-斬-]]の持つオーバースキルはこれに加え、更に様々な精神効果が付加。詳しくは該当項を参照。 | | :[[気力]]130以上で毎ターン発動。[[ラッシュロッド]](敵のみ)、[[プラネッタ]]に付与される。なお、[[XAN-斬-]]の持つオーバースキルはこれに加え、更に様々な精神効果が付加。詳しくは該当項を参照。 |
| + | ;逆鱗 |
| + | :[[真・龍王機|応龍皇]]専用で、HPが60%以下で毎ターン覚醒がかかる。なおパイロットの[[孫光龍]]は2回行動を持っていない。 |
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| === その他 === | | === その他 === |
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| :現行作品では、基本的に採用されていない。 | | :現行作品では、基本的に採用されていない。 |
| ;争覇の構え | | ;争覇の構え |
− | :EXCEEDの[[アレディ・ナアシュ]]の特殊技。味方全体に覚醒と[[気迫]]の効果。 | + | :『EXCEED』の[[アレディ・ナアシュ]]の特殊技。味方全体に「覚醒」と「[[気迫]]」の効果。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| {{DEFAULTSORT:かくせい}} | | {{DEFAULTSORT:かくせい}} |
| [[Category:精神コマンド]] | | [[Category:精神コマンド]] |