差分

301 バイト追加 、 2014年2月27日 (木) 22:43
編集の要約なし
21行目: 21行目:     
ライオットのテスト中に出現した[[スクラッグ]]を撃退した功績を認められ、ジンと共に[[グラハム・エーカー]]を隊長とする対地球外生命体部隊の一員に抜擢される。<br>
 
ライオットのテスト中に出現した[[スクラッグ]]を撃退した功績を認められ、ジンと共に[[グラハム・エーカー]]を隊長とする対地球外生命体部隊の一員に抜擢される。<br>
しかし、[[アーカムシティ]]での[[エルシャンク]]および[[アンノウン・エクストライカーズ]]との戦闘中に突如現れた[[リベル・レギス]]の攻撃からジンをかばい、機体は大破。そのダメージで陽子ジェネレータが暴走を起こしかけたところをリチャードに阻止され、自身も一命を取り留めて回収される。<br>
+
しかし、[[アーカムシティ]]での[[エルシャンク]]および[[アンノウン・エクストライカーズ]]との戦闘中に突如現れた[[リベル・レギス]]の攻撃からジンをかばい、機体は大破。そのダメージで陽子ジェネレータが暴走を起こしかけたところを[[リチャード・クルーガー|リチャード]]に阻止され、自身も一命を取り留めて回収される。<br>
 
意識を取り戻した後、事情を知らされないまま修理されたライオットと共に解放されるが、連邦軍の協力者であったはずの[[ザ・ブーム軍]]の非道な所業を目の当たりにし、UXと共に彼らに立ち向かってしまう。<br>
 
意識を取り戻した後、事情を知らされないまま修理されたライオットと共に解放されるが、連邦軍の協力者であったはずの[[ザ・ブーム軍]]の非道な所業を目の当たりにし、UXと共に彼らに立ち向かってしまう。<br>
 
結果、軍にも戻れずUXの事情を知ってしまったために捕虜扱いとなり、その目で見たものと自分の立場、そして信念の間で葛藤するが、直後の[[加藤機関]]との戦いの中で独房を脱走(リチャードの仕込みで鍵が開けられていた)、自らの意志で再びUXと共闘し、UXに身を置く。その後、[[奇械島]]での戦いで肉体が限界に達したリチャードに代わって[[オルフェス]]のパイロットとなる。
 
結果、軍にも戻れずUXの事情を知ってしまったために捕虜扱いとなり、その目で見たものと自分の立場、そして信念の間で葛藤するが、直後の[[加藤機関]]との戦いの中で独房を脱走(リチャードの仕込みで鍵が開けられていた)、自らの意志で再びUXと共闘し、UXに身を置く。その後、[[奇械島]]での戦いで肉体が限界に達したリチャードに代わって[[オルフェス]]のパイロットとなる。
27行目: 27行目:  
以後はUXの一員として、世界から追われつつも加藤機関やスクラッグ、ザ・ブームとの戦いを潜り抜けていく。その中でかつての親友・ジンと些細な行き違いから激突、結果として彼を撃墜してしまう。アーニー自身はその事を後に再会するまで悔やんでいたが、二人の道が重なることはこの後二度となかった。
 
以後はUXの一員として、世界から追われつつも加藤機関やスクラッグ、ザ・ブームとの戦いを潜り抜けていく。その中でかつての親友・ジンと些細な行き違いから激突、結果として彼を撃墜してしまう。アーニー自身はその事を後に再会するまで悔やんでいたが、二人の道が重なることはこの後二度となかった。
   −
加藤機関によるテロ攻撃阻止作戦終了後も、引き続きUXとして活動。その中で、人類軍に加わったジン、そして彼のパートナーである謎の少女[[アユル・ディラン|アユル]]と対峙。互いに譲れぬモノがあると知ったアーニーは、リチャードの前例から長らく封印していたヘル・ストリンガーの使用を決断。竜宮島での激突は痛み分けに終わったが、これ以後彼の身体は空間跳躍の反動で徐々に疲弊していくことになった。
+
加藤機関によるテロ攻撃阻止作戦終了後も、引き続きUXとして活動。その中で、人類軍に加わったジン、そして彼のパートナーである謎の少女[[アユル・ディラン|アユル]]と対峙。互いに譲れぬモノがあると知ったアーニーは、リチャードの前例から長らく封印していたヘル・ストリンガーの使用を決断。[[竜宮島]]での激突は痛み分けに終わったが、これ以後彼の身体は空間跳躍の反動で徐々に疲弊していくことになった。
   −
転機となったのは奇械島でのガラン軍との決戦、そしてキバとの戦いである。その戦いにおいて、キバの持ち出した魔神・[[アイアンカイザー]]の重力炉を消滅させるべく、リチャードがライオットで出撃。陽子ジェネレータとの対消滅を狙ったが、撃墜を命じられたサヤは動けなかった。その際、「例え任務でも、子が親を撃つなどあってはならない」と割り込んだアーニーは、オルフェスの一撃でライオットを撃墜。結果として恩人であり、師でもあったリチャードをその手にかけることとなったが、この出来事がきっかけでサヤは「命」の意味を知り、空間跳躍の反動もなくなった。
+
転機となったのは奇械島での[[ガラン軍]]との決戦、そして[[キバ]]との戦いである。その戦いにおいて、キバの持ち出した魔神・[[アイアンカイザー]]の重力炉を消滅させるべく、リチャードがライオットで出撃。陽子ジェネレータとの対消滅を狙ったが、撃墜を命じられたサヤは動けなかった。その際、「例え任務でも、子が親を撃つなどあってはならない」と割り込んだアーニーは、オルフェスの一撃でライオットを撃墜。結果として恩人であり、師でもあったリチャードをその手にかけることとなったが、この出来事がきっかけで[[サヤ・クルーガー|サヤ]]は「命」の意味を知り、空間跳躍の反動もなくなった。
    
その後、亡きリチャードに代わってUXの戦術指揮官に抜擢され、指揮の方法を学ぼうとサヤ共々[[周瑜ヒャクシキ|周瑜]]に軍略を学ぶことになった。蒼穹作戦終了後は各地を転戦していたが、竜宮島へのフェストゥムの再侵攻に際し、部隊を率いて援軍として駆け付ける。この時期には既に人の命を奪う事の意味を知り、その覚悟を固めており、性格や言動が生前のリチャードを彷彿とさせるクールなものに変わっていた。ただ、この半分は指揮官という立場故、ある程度意識して作ったものらしく、戦闘から離れている時は以前と変わらぬ穏やかな面が垣間見られる(ただし、サヤに対しては呼び捨てで呼び、口調が第2部までよりもさらに砕けているなど、関係に進展があった事が伺える)。
 
その後、亡きリチャードに代わってUXの戦術指揮官に抜擢され、指揮の方法を学ぼうとサヤ共々[[周瑜ヒャクシキ|周瑜]]に軍略を学ぶことになった。蒼穹作戦終了後は各地を転戦していたが、竜宮島へのフェストゥムの再侵攻に際し、部隊を率いて援軍として駆け付ける。この時期には既に人の命を奪う事の意味を知り、その覚悟を固めており、性格や言動が生前のリチャードを彷彿とさせるクールなものに変わっていた。ただ、この半分は指揮官という立場故、ある程度意識して作ったものらしく、戦闘から離れている時は以前と変わらぬ穏やかな面が垣間見られる(ただし、サヤに対しては呼び捨てで呼び、口調が第2部までよりもさらに砕けているなど、関係に進展があった事が伺える)。
39行目: 39行目:  
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:主人公で担当声優の鈴木千尋氏も今作がスパロボシリーズ初出演となる。発売前情報では正統派と目されていたが、蓋を開けてみると人物としては正統派そのものながらも、心優しい新米軍人から己の信念を貫く傭兵に、そして誰も予想だにしない必殺仕事人へと変貌を遂げるという波乱万丈な人生を歩む。
+
:主人公で担当声優の鈴木千尋氏も今作がスパロボシリーズ初出演となる。発売前情報では正統派と目されていたが、蓋を開けてみると人物としては正統派そのものながらも、心優しい新米軍人から己の信念を貫く[[傭兵]]に、そして誰も予想だにしない'''必殺仕事人'''へと変貌を遂げるという波乱万丈な人生を歩む。
 
:第3部に入ると突如戦闘台詞全般がクールでドスの効いた「仕事人」風となり、多くのプレイヤーに「何があった!?」と言わしめた。
 
:第3部に入ると突如戦闘台詞全般がクールでドスの効いた「仕事人」風となり、多くのプレイヤーに「何があった!?」と言わしめた。
 
:今までの主人公とは異なり、特定の作品に深く関係することはなく、どのキャラクターともそれなりの接触を持っている。また、他人からは愛称か階級で呼ばれ、'''本名で呼ばれることはほぼない'''。ボイスで呼んでくれるのは「決別-ともだち-」でのイベント戦闘時のジンのみ。
 
:今までの主人公とは異なり、特定の作品に深く関係することはなく、どのキャラクターともそれなりの接触を持っている。また、他人からは愛称か階級で呼ばれ、'''本名で呼ばれることはほぼない'''。ボイスで呼んでくれるのは「決別-ともだち-」でのイベント戦闘時のジンのみ。
104行目: 104行目:  
:第1~2部の汎用開始台詞。内容の割に無人機にも言うコトがある。さらに第3部では……。
 
:第1~2部の汎用開始台詞。内容の割に無人機にも言うコトがある。さらに第3部では……。
 
;「僕の故郷…返してもらうぞッ!」
 
;「僕の故郷…返してもらうぞッ!」
:対[[ゴゴール]]用の戦闘台詞。この台詞から、アーニーはセンターシティ出身という事になる。
+
:対[[ゴゴール]]用の戦闘台詞。この台詞から、アーニーは[[センターシティ]]出身という事になる。
 
;「やってみせる…僕だって!」<br/>「この一撃がかわせるか!」
 
;「やってみせる…僕だって!」<br/>「この一撃がかわせるか!」
 
:必殺武器の決め台詞。第3部になるとなくなる。
 
:必殺武器の決め台詞。第3部になるとなくなる。
110行目: 110行目:  
:第2部までのラスト・テスタメントの〆台詞。
 
:第2部までのラスト・テスタメントの〆台詞。
 
;「聞け! 地獄の轟きを…!」
 
;「聞け! 地獄の轟きを…!」
:リチャードと同じ、ヘル・ストリンガーの決め台詞。しっかり言う。
+
:[[リチャード・クルーガー|リチャード]]と同じ、ヘル・ストリンガーの決め台詞。しっかり言う。
 
;「リチャード少佐…せめて、僕の手で!」<br/>「やってみせる…僕だって!」<br/>「もう、後戻りはできない…!」
 
;「リチャード少佐…せめて、僕の手で!」<br/>「やってみせる…僕だって!」<br/>「もう、後戻りはできない…!」
 
:イベント戦闘時。恩人であり、上官であり、師であった男に別れを告げ、アーニーはUXとして任務を完遂する。その手にかけた男から、世界の未来を託されて。
 
:イベント戦闘時。恩人であり、上官であり、師であった男に別れを告げ、アーニーはUXとして任務を完遂する。その手にかけた男から、世界の未来を託されて。
 
:あるいは自らの信念を貫くために師をも討ったこの瞬間、アーニーは本当の意味で後戻りが出来なくなったのかもしれない……。
 
:あるいは自らの信念を貫くために師をも討ったこの瞬間、アーニーは本当の意味で後戻りが出来なくなったのかもしれない……。
 
;「後悔はしない…。これが、僕たちの運命なら…!」
 
;「後悔はしない…。これが、僕たちの運命なら…!」
:エンド・オブ・リバースの〆台詞。サヤが運命を受け入れたように、アーニーもまた自分の運命を受け入れ、リチャードが見た地獄へと立ち向かう。
+
:エンド・オブ・リバースの〆台詞。[[サヤ・クルーガー|サヤ]]が運命を受け入れたように、アーニーもまた自分の運命を受け入れ、リチャードが見た地獄へと立ち向かう。
 
;「たとえ、地獄の底に堕ちようとも……!」
 
;「たとえ、地獄の底に堕ちようとも……!」
 
:エンド・オブ・リバースの〆。この時点でリチャードの影響を受け始めている。
 
:エンド・オブ・リバースの〆。この時点でリチャードの影響を受け始めている。
 
==== シナリオデモ ====
 
==== シナリオデモ ====
 
;「いいねぇ、夢が大きくて。じゃあ、まずは憧れのトップガンへの第一歩を踏み出すとしますか!」
 
;「いいねぇ、夢が大きくて。じゃあ、まずは憧れのトップガンへの第一歩を踏み出すとしますか!」
:第一話にてジンとの会話。一見なんとも無い会話ではあるが、この後の展開はトップガンとは程遠いものになるとは、予想もしなかったであろう……。
+
:第1話にて[[ジン・スペンサー|ジン]]との会話。一見なんとも無い会話ではあるが、この後の展開はトップガンとは程遠いものになるとは、予想もしなかったであろう……。
 
;「面白半分に人を傷つけて…命を奪って…!」<br/>「ド外道ッ…! 生かしておけないのは、貴様の方だッ!」
 
;「面白半分に人を傷つけて…命を奪って…!」<br/>「ド外道ッ…! 生かしておけないのは、貴様の方だッ!」
 
:第8話での[[王政陸|陸]]との戦闘前台詞。まだ青さの抜けない第1部のうちからこんな台詞を言っているあたりアーニーの陸に対する怒りが感じられると同時に、素質があったとも言える。
 
:第8話での[[王政陸|陸]]との戦闘前台詞。まだ青さの抜けない第1部のうちからこんな台詞を言っているあたりアーニーの陸に対する怒りが感じられると同時に、素質があったとも言える。
 
:なお、敵の命を奪い取るのを嫌がる台詞があるので第3部以前のアーニーは「不殺」キャラだと評する声もあるが、この台詞を見てわかる通り、初期の時点で外道相手には躊躇しないので「不殺」ではない。
 
:なお、敵の命を奪い取るのを嫌がる台詞があるので第3部以前のアーニーは「不殺」キャラだと評する声もあるが、この台詞を見てわかる通り、初期の時点で外道相手には躊躇しないので「不殺」ではない。
;「ジン、君の言う通りだ。今までの僕もまた、魂はなかった…」<br/>「命を守ることの意味もわからないまま、ただ流されるままに生きてきた…」<br/>「けど、今は違うッ!」<br/>「守りたい人たちがいる! 背負うべき明日があるッ…!」<br/>「君に誇りがあるように…僕にだって、譲れない信念があるんだッ!」
+
;「ジン、君の言う通りだ。今までの僕もまた、魂はなかった…」<br/>「命を守ることの意味もわからないまま、ただ流されるままに生きてきた…」<br/>「けど、今は違うッ!」<br/>「守りたい人たちがいる! 背負うべき明日があるッ…!」<br/>「君に誇りがあるように…僕にだって、譲れない信念があるんだッ!」
 
:「生命-めざめ-」にて、かつてとは違うのだと吼えるジンへの返答。他者の思惑に乗せられていたジンが「誇り」と「使命」を得て変わったように、状況に流されていたアーニーもまた、「信念」と「覚悟」を得て変わったのだ。そして、彼は親友との激突に際し、ひとつの決断を下す。――――リチャードの前例から長らく封印されていた、捨て身の必殺技の発動を。
 
:「生命-めざめ-」にて、かつてとは違うのだと吼えるジンへの返答。他者の思惑に乗せられていたジンが「誇り」と「使命」を得て変わったように、状況に流されていたアーニーもまた、「信念」と「覚悟」を得て変わったのだ。そして、彼は親友との激突に際し、ひとつの決断を下す。――――リチャードの前例から長らく封印されていた、捨て身の必殺技の発動を。
;ジン「見ておくがいい! これが…俺の『誇り』だぁぁッ!」<br/>アーニー「受けてやる、ジン! この僕の…『信念』にかけてッ!」
+
;ジン「見ておくがいい! これが…俺の『誇り』だぁぁッ!」<br/>アーニー「受けてやる、ジン! この僕の…『信念』にかけてッ!」
 
:直後のイベント戦闘前。それぞれの背負うモノを懸け、全力のガーンディーヴァと全速のヘル・ストリンガーが激突する。
 
:直後のイベント戦闘前。それぞれの背負うモノを懸け、全力のガーンディーヴァと全速のヘル・ストリンガーが激突する。
 
;「命懸けのもてなしに報いるには、こちらも命を懸けなければならない、ということですよ」
 
;「命懸けのもてなしに報いるには、こちらも命を懸けなければならない、ということですよ」
:バイストン・ウェルルート27話にて、当初は拒んでいた反乱軍とホウジョウ軍の戦いに介入する事を決めたリチャードと「報酬は既にいただいた」と語るサヤに続いて。
+
:[[バイストン・ウェル]]ルート27話にて、当初は拒んでいた反乱軍とホウジョウ軍の戦いに介入する事を決めたリチャードと「報酬は既にいただいた」と語るサヤに続いて。
 
;「たとえ傭兵でも…それが任務だったとしても……」<br/>「子供が親を撃つなんて、あっちゃいけないことなんだ…」<br/>「リチャード少佐、あなたの志は…」<br/>「僕が受け継ぎます!!」
 
;「たとえ傭兵でも…それが任務だったとしても……」<br/>「子供が親を撃つなんて、あっちゃいけないことなんだ…」<br/>「リチャード少佐、あなたの志は…」<br/>「僕が受け継ぎます!!」
:31話より。アイアンカイザーの対消滅を狙うリチャードを撃てず、パニックに陥るサヤの前に割り込んで。そして……。
+
:第31話より。[[アイアンカイザー]]の対消滅を狙うリチャードを撃てず、パニックに陥るサヤの前に割り込んで。そして……。
;「サヤさん…この輝きが、君の命の証しなら…!」<br/>「僕も応えてみせよう!この魂を、君の命と共に…!」
+
;「サヤさん…この輝きが、君の命の証しなら…!」<br/>「僕も応えてみせよう! この魂を、君の命と共に…!」
 
:オデュッセア初合体時の台詞。
 
:オデュッセア初合体時の台詞。
;アーニー「見るがいい、ジン! ふたつの魂がひとつとなった…」<br/>サヤ「新たな命の姿を…!」
+
;アーニー「見るがいい、ジン! ふたつの魂がひとつとなった…」<br/>サヤ「新たな命の姿を…!」
 
:オデュッセア初合体時の台詞。本人達は全くそのつもりはないと思うが、別の意味に取られかねない発言である。…尤も、ある意味これは序の口だったのだが。
 
:オデュッセア初合体時の台詞。本人達は全くそのつもりはないと思うが、別の意味に取られかねない発言である。…尤も、ある意味これは序の口だったのだが。
 
;アーニー「憎しみを知るだけでは、本質に触れることはできない」<br/>サヤ「あなたたちがもし本当に私たちを理解したいなら、知らなければならないことがある…!」<br/>アーニー「痛みを受け入れ、喜びを知ることが生きることの祝福だ!」<br/>「悲しみを受け入れてもらうぞ、フェストゥム!」
 
;アーニー「憎しみを知るだけでは、本質に触れることはできない」<br/>サヤ「あなたたちがもし本当に私たちを理解したいなら、知らなければならないことがある…!」<br/>アーニー「痛みを受け入れ、喜びを知ることが生きることの祝福だ!」<br/>「悲しみを受け入れてもらうぞ、フェストゥム!」
:39話より、対イドゥンとの戦闘会話。
+
:第39話より、対[[イドゥン]]との戦闘会話。
 
;(散っていった人々の想い…)<br/>(その想いを背負って、僕たちはここで生きている)<br/>(いつか僕たちも、彼らの魂と共にさすらいの唄を歌う日が来るのだろう)<br/>(せめて、彼らの魂がやすらぎと共にあるように…)<br/>(心から、祈る…)
 
;(散っていった人々の想い…)<br/>(その想いを背負って、僕たちはここで生きている)<br/>(いつか僕たちも、彼らの魂と共にさすらいの唄を歌う日が来るのだろう)<br/>(せめて、彼らの魂がやすらぎと共にあるように…)<br/>(心から、祈る…)
:40話におけるモノローグ。自分達に想いを託した者達が安らかに眠れるよう祈りながら、アーニーは新たな戦いへと向かう。そして、このアーニーのモノローグと共に第2部は完結する(よって仕事人になっていないアーニーの最後の台詞でもある)。
+
:第40話におけるモノローグ。自分達に想いを託した者達が安らかに眠れるよう祈りながら、アーニーは新たな戦いへと向かう。そして、このアーニーのモノローグと共に第2部は完結する(よって仕事人になっていないアーニーの最後の台詞でもある)。
 
:ちなみに「さすらいの唄」は『必殺必中仕事屋稼業』の主題歌なので例によって仕事人ネタである。ちなみに第2部タイトルの「VAGABOND BLUES」も和訳すると「さすらいの唄」になる。
 
:ちなみに「さすらいの唄」は『必殺必中仕事屋稼業』の主題歌なので例によって仕事人ネタである。ちなみに第2部タイトルの「VAGABOND BLUES」も和訳すると「さすらいの唄」になる。
   153行目: 153行目:  
:合体攻撃発動時のコール。何でもないセリフだが、第2部までは「さん」づけだったのがいきなり呼び捨てに。3ケ月の間に信頼関係が確立した(プレイヤーの間では'''3ケ月の間に二人の関係が一線を越えたのでは'''とも囁かれている…)のか、戦闘中の対応にリチャードを意識した結果かは不明。
 
:合体攻撃発動時のコール。何でもないセリフだが、第2部までは「さん」づけだったのがいきなり呼び捨てに。3ケ月の間に信頼関係が確立した(プレイヤーの間では'''3ケ月の間に二人の関係が一線を越えたのでは'''とも囁かれている…)のか、戦闘中の対応にリチャードを意識した結果かは不明。
 
:ちなみにこの部以降、どちらかというとアーニーがサヤを引っ張るようになる。
 
:ちなみにこの部以降、どちらかというとアーニーがサヤを引っ張るようになる。
;「聞け! 地獄の轟きをォッ!!」
+
;「聞け! 地獄の轟きをォッ!!」
 
:第3部だと決め台詞はこうなる。声音の変化も相まってリチャード以上の迫力。
 
:第3部だと決め台詞はこうなる。声音の変化も相まってリチャード以上の迫力。
 
;「生きるも地獄、死ぬも地獄か……」
 
;「生きるも地獄、死ぬも地獄か……」
 
:そして〆。各地を転戦している間に何があったのか。
 
:そして〆。各地を転戦している間に何があったのか。
;「ひとつ!」「ふたつ!」「みっつ! どうだ!」
+
;「ひとつ!」「ふたつ!」「みっつ! どうだ!」
 
:第3部のエンド・オブ・リバースにおける斬撃時。必殺シリーズではないが'''「生き血を啜り」'''とか'''「不埒な悪行三昧」'''とか'''「醜い浮き世の鬼を退治」'''などというフレーズが思い浮かんだプレイヤーが多数いると思われる。
 
:第3部のエンド・オブ・リバースにおける斬撃時。必殺シリーズではないが'''「生き血を啜り」'''とか'''「不埒な悪行三昧」'''とか'''「醜い浮き世の鬼を退治」'''などというフレーズが思い浮かんだプレイヤーが多数いると思われる。
 
;「もう慣れたよ、恨みを買うことにも…」<br/>「またひとつ、この手で可能性を奪ってしまった……」
 
;「もう慣れたよ、恨みを買うことにも…」<br/>「またひとつ、この手で可能性を奪ってしまった……」
 
:〆の台詞。リチャードばりの仕事人と化したアーニーにもはや退路はない。
 
:〆の台詞。リチャードばりの仕事人と化したアーニーにもはや退路はない。
;「クッ…! リチャード少佐のようには、いかないか…!」<br/>「そろそろ僕も、覚悟の決め時か…!」<br/>「良い死に方ができないことは、わかっているけど…!」
+
;「クッ…! リチャード少佐のようには、いかないか…!」<br/>「そろそろ僕も、覚悟の決め時か…!」<br/>「良い死に方ができないことは、わかっているけど…!」
 
:瀕死時の台詞。この状態だと余裕がなくなるようで、素に戻ってしまっている。
 
:瀕死時の台詞。この状態だと余裕がなくなるようで、素に戻ってしまっている。
 
;「平和が滅びの始まりだなんて……そんなことがあるものか!!」
 
;「平和が滅びの始まりだなんて……そんなことがあるものか!!」
 
:対[[デウスエクスマキナ]]。キャラクターの変わり様が目につきがちな第3部のアーニーだが、本質は変わっていない。後にも先にも、彼の奉ずべき信念は一つ、人々の命を守ることである。
 
:対[[デウスエクスマキナ]]。キャラクターの変わり様が目につきがちな第3部のアーニーだが、本質は変わっていない。後にも先にも、彼の奉ずべき信念は一つ、人々の命を守ることである。
 
;「お前達の命に、もはや『輝き』はないッ!!」
 
;「お前達の命に、もはや『輝き』はないッ!!」
:対クイーン・フロンティア特殊戦闘台詞。低俗な野望に取り付かれたギャラクシーの[[電脳貴族]]達に、もはや「命の輝き」などありはしない。後はただ、その可能性を摘み取るのみ。
+
:対[[クイーン・フロンティア]]特殊戦闘台詞。低俗な野望に取り付かれたギャラクシーの[[電脳貴族]]達に、もはや「命の輝き」などありはしない。後はただ、その可能性を摘み取るのみ。
 
;アーニー「聞こえるぞ、みんなの声が!」<br/>ジン「行け!俺たちの命と共に!」<br/>アユル「私たちの、すべての輝きと共に!」<br/>アーニー「視るがいい!これが…!」<br/>サヤ「生きとし、生ける者たちの…!」<br/>アーニー「命の証だあぁッ!」
 
;アーニー「聞こえるぞ、みんなの声が!」<br/>ジン「行け!俺たちの命と共に!」<br/>アユル「私たちの、すべての輝きと共に!」<br/>アーニー「視るがいい!これが…!」<br/>サヤ「生きとし、生ける者たちの…!」<br/>アーニー「命の証だあぁッ!」
:イベント後のカリ・ユガに対するヘル・ストリンガー及びエンド・オブ・リバース使用時の台詞。
+
:イベント後の[[カリ・ユガ]]に対するヘル・ストリンガー及びエンド・オブ・リバース使用時の台詞。
 
;サヤ「必ず掴んで見せる…!」<br/>アーニー「新たな始まりを…!」
 
;サヤ「必ず掴んで見せる…!」<br/>アーニー「新たな始まりを…!」
 
:上記のトドメ時の決め台詞。
 
:上記のトドメ時の決め台詞。
;アーニー「感じるぞ…みんなの祈り、みんなの想いを!」<br/>サヤ「集え…始まりのもとに!」<br/>アーニー「聞け!これが…!」<br/>サヤ「生きとし、生ける者たちの…!」<br/>アーニー「'''魂の、叫びだああぁぁぁッ!'''」
+
;アーニー「感じるぞ…みんなの祈り、みんなの想いを!」<br/>サヤ「集え…始まりのもとに!」<br/>アーニー「聞け!これが…!」<br/>サヤ「生きとし、生ける者たちの…!」<br/>アーニー「魂の、叫びだああぁぁぁッ!」
 
:対カリ・ユガとのイベント戦闘でのエンド・オブ・リバースの台詞。鈴木氏の熱演により、ここでしか使われないのが勿体ないほどアーニーの叫びが凄い事になっている。
 
:対カリ・ユガとのイベント戦闘でのエンド・オブ・リバースの台詞。鈴木氏の熱演により、ここでしか使われないのが勿体ないほどアーニーの叫びが凄い事になっている。
 
;サヤ「新たな、命の物語が…」<br/>アーニー「今、ここから始まる…!」
 
;サヤ「新たな、命の物語が…」<br/>アーニー「今、ここから始まる…!」
180行目: 180行目:  
;「だが、背負っている。この手にかけたすべての可能性を…」<br/>「逝くがいい、ハザード。我欲にまみれた貴様の野心と共に、その可能性を摘み取ってやるッ!」
 
;「だが、背負っている。この手にかけたすべての可能性を…」<br/>「逝くがいい、ハザード。我欲にまみれた貴様の野心と共に、その可能性を摘み取ってやるッ!」
 
:対[[ハザード・パシャ|ハザード]]の戦闘前会話。「自分と同じく罪無き者どもを殺めた」と嘯くハザード。だが「仕事人」であるアニエスは「人々の命を守る」という信念が確かにあり、そのために「奪うべき命は容赦なく」奪ったのに対し、「我欲にまみれた」ハザードはというと、醜い野心を叶えるために「[[フェストゥム|罪なき]][[バジュラ|もの達]]」を傷つけ、「[[キバの輩|同じ]][[ガラン軍兵士|地球人]]の命」を平然と奪い、侵略者に地球をも売り払ったという点で大きく異なる。
 
:対[[ハザード・パシャ|ハザード]]の戦闘前会話。「自分と同じく罪無き者どもを殺めた」と嘯くハザード。だが「仕事人」であるアニエスは「人々の命を守る」という信念が確かにあり、そのために「奪うべき命は容赦なく」奪ったのに対し、「我欲にまみれた」ハザードはというと、醜い野心を叶えるために「[[フェストゥム|罪なき]][[バジュラ|もの達]]」を傷つけ、「[[キバの輩|同じ]][[ガラン軍兵士|地球人]]の命」を平然と奪い、侵略者に地球をも売り払ったという点で大きく異なる。
;キラ「間違ってなかったんだ! 僕たちがやろうとしてきたことが!」<br/>浩一「そうだ…! 争いを無くすコトは、滅びへの道なんかじゃない!」<br/>アルト「全ての命が、手を取り合って…!」<br/>刹那「想いを、重ねて…!」<br/>アーニー「こんなに素晴らしいカタチが、滅びへの道であってたまるものかあッ!」
+
;キラ「間違ってなかったんだ! 僕たちがやろうとしてきたことが!」<br/>浩一「そうだ…! 争いを無くすコトは、滅びへの道なんかじゃない!」<br/>アルト「全ての命が、手を取り合って…!」<br/>刹那「想いを、重ねて…!」<br/>アーニー「こんなに素晴らしいカタチが、滅びへの道であってたまるものかあッ!」
 
:
 
:
 
;「取り繕った弁舌の影から薄汚い欲望が透けて見える…」<br/>「もはやその口を開くな。僕たちから貴様らに返すのは、この必殺の一撃だけだッ!!」
 
;「取り繕った弁舌の影から薄汚い欲望が透けて見える…」<br/>「もはやその口を開くな。僕たちから貴様らに返すのは、この必殺の一撃だけだッ!!」
:対クイーン・フロンティアの戦闘前会話。銀河の支配などと言う身の程知らずな野望に取り付かれた、ギャラクシーの電脳貴族。「これが理想郷なのだ」などと嘯き、オデュサイトを身に宿すサヤの命を狙う彼らに、二人の仕事人が放つ「'''唸る必殺の一撃'''」が襲い掛かる。
+
:対クイーン・フロンティアの戦闘前会話。銀河の支配などと言う身の程知らずな野望に取り付かれた、ギャラクシーの電脳貴族。「これが理想郷なのだ」などと嘯き、オデュサイトを身に宿すサヤの命を狙う彼らに、二人の仕事人が放つ'''「唸る必殺の一撃」'''が襲い掛かる。
 
;「張り巡らされた、蜘蛛の巣の中に…」<br/>「僕たちは……みんな、同じ世界に生きていたのか…」
 
;「張り巡らされた、蜘蛛の巣の中に…」<br/>「僕たちは……みんな、同じ世界に生きていたのか…」
:第50話シナリオエンドデモにて孔明から人間もフェストゥムもELSもバジュラもスクラッグも、命の始まりは同じだったこと、フロンティア船団の地球もラドリオ星や三璃紗同様この世界での未来の地球であることを聞いて。
+
:第50話シナリオエンドデモにて[[孔明リ・ガズィ|孔明]]から人間も[[フェストゥム]]も[[ELS]]も[[バジュラ]]も[[スクラッグ]]も、命の始まりは同じだったこと、[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]の地球もラドリオ星や[[三璃紗]]同様この世界での未来の[[地球]]であることを聞いて。
 
;「さあな……だが、これだけははっきりしている」<br/>「繰り返される生と死、その循環こそが命ならば……」<br/>「僕達は、まだその半分しか知らないということだ」
 
;「さあな……だが、これだけははっきりしている」<br/>「繰り返される生と死、その循環こそが命ならば……」<br/>「僕達は、まだその半分しか知らないということだ」
 
:第51話のIMにて。ヨグ=ソトースの向こうに待つであろう親友との決戦を前に、サヤと共に「命」の意味を問う。そしてアーニーは、知る。自分達はまだ、「生」の側面からしか、命を知らないのだと……「死」をも知らねば、「命の始まり」には辿りつけないのだと。
 
:第51話のIMにて。ヨグ=ソトースの向こうに待つであろう親友との決戦を前に、サヤと共に「命」の意味を問う。そしてアーニーは、知る。自分達はまだ、「生」の側面からしか、命を知らないのだと……「死」をも知らねば、「命の始まり」には辿りつけないのだと。
 
;「そうだ…僕たちは同じだったんだ…」<br/>「生を識り、死を識り、その旅の果てに、命を識る…」<br/>「そうだろ、ジン?」
 
;「そうだ…僕たちは同じだったんだ…」<br/>「生を識り、死を識り、その旅の果てに、命を識る…」<br/>「そうだろ、ジン?」
 
:
 
:
;アーニー「僕たちは掴むッ!全ての魂がひとつとなった…」<br/>サヤ「新たな、命の物語を…!」
+
;アーニー「僕たちは掴むッ! 全ての魂がひとつとなった…」<br/>サヤ「新たな、命の物語を…!」
 
:
 
:
 
;「君のことは絶対に忘れないよ、ジン…」
 
;「君のことは絶対に忘れないよ、ジン…」
198行目: 198行目:  
;「[[芝浜|シバハマ]]……?」<br/>「いや、何だろう。不思議と、どこかで聞いたような気がする」<br/>「あれは、どこで……」
 
;「[[芝浜|シバハマ]]……?」<br/>「いや、何だろう。不思議と、どこかで聞いたような気がする」<br/>「あれは、どこで……」
 
:その続き、施設を尋ねる際に落語を披露すると述べたサヤに対して。彼女が予定している演目を聞いてデジャヴを覚えるアーニーだが、どこで聞いたのか思い出せなかった。
 
:その続き、施設を尋ねる際に落語を披露すると述べたサヤに対して。彼女が予定している演目を聞いてデジャヴを覚えるアーニーだが、どこで聞いたのか思い出せなかった。
:ちなみに、アーニーがサヤから芝浜のことを聞いたのは、'''51話でナイアが九郎に見せた夢の中'''である。あの光景が「有り得たかもしれない可能性」ならば、アーニーのこのデジャヴも[[虚憶]]の一種なのだろうか?
+
:ちなみに、アーニーがサヤから芝浜のことを聞いたのは、'''第51話で[[ナイア]]が[[大十字九郎|九郎]]に見せた夢の中'''である。あの光景が「有り得たかもしれない可能性」ならば、アーニーのこのデジャヴも[[虚憶]]の一種なのだろうか?
 
;アーニー「もう、あの頃には戻れない」<br />サヤ「流れゆくまま、消えゆくまま」<br />アーニー「それが、選んだ道ならば」<br />サヤ「ふたりの、命の意味ならば」<br />アーニー「やがて、訪れるのは愛の日か」<br />サヤ「それとも地獄の道行か」
 
;アーニー「もう、あの頃には戻れない」<br />サヤ「流れゆくまま、消えゆくまま」<br />アーニー「それが、選んだ道ならば」<br />サヤ「ふたりの、命の意味ならば」<br />アーニー「やがて、訪れるのは愛の日か」<br />サヤ「それとも地獄の道行か」
 
:第3部での[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。BGMや淡々と喋るアーニーとサヤの姿に陰鬱さが漂っているのだが、アーニーの台詞の中でさり気なく必殺シリーズネタが振られている(「やがて、訪れるのは愛の日か」→必殺仕置人主題歌「やがて愛の日が」)。ちなみにこのネタは第3部のインタールードにも存在。というか第3部サブタイトルである「SOMEDAY, LIFE TOGETHER」も「やがて愛の日が」の意訳である可能性が高い。
 
:第3部での[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]にて。BGMや淡々と喋るアーニーとサヤの姿に陰鬱さが漂っているのだが、アーニーの台詞の中でさり気なく必殺シリーズネタが振られている(「やがて、訪れるのは愛の日か」→必殺仕置人主題歌「やがて愛の日が」)。ちなみにこのネタは第3部のインタールードにも存在。というか第3部サブタイトルである「SOMEDAY, LIFE TOGETHER」も「やがて愛の日が」の意訳である可能性が高い。
;アーニー「しのぶにも なほあまりある 昔とて」<br />サヤ「わが衣手は なみに濡れつつ」
+
;アーニー「しのぶにも なほあまりある 昔とて」<br />サヤ「わが衣手は なみに濡れつつ」
 
:上記の[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]の続き。とうとう和歌まで読みだす。
 
:上記の[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]の続き。とうとう和歌まで読みだす。
 
:どちらの台詞も百人一首からの引用でアーニーは「百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」、サヤは「秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」から持ってきている。
 
:どちらの台詞も百人一首からの引用でアーニーは「百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり」、サヤは「秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」から持ってきている。
208行目: 208行目:  
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
 
ここに挙げられている迷言の数々は大体がリチャードの芝居('''落語家で牧師の極楽亭リチャード'''、という設定)を信じ込んでいるせい。
 
ここに挙げられている迷言の数々は大体がリチャードの芝居('''落語家で牧師の極楽亭リチャード'''、という設定)を信じ込んでいるせい。
;(どういうことだ…? [[リチャード・クルーガー|怪しい落語家]]に、軍事機密にまで精通している謎の技術者…)<br/>(この会社、本当に医療器メーカーなのか…?)
+
;(どういうことだ…? [[リチャード・クルーガー|怪しい落語家]]に、軍事機密にまで精通している謎の技術者…)<br/>(この会社、本当に医療器メーカーなのか…?)
 
:第5話で[[JUDA]]の牧と会話しての感想。[[ライオットB]]の修理を担当した牧から、[[ライオットB]]に'''陽子ジェネレータのリミッターが着いていない'''ことを知らされる、と言う重大なシーンで、BGMもあいまってシリアスな場面……なハズなのだが、'''「怪しい落語家」'''という単語が全てを台無しにしている気がする。
 
:第5話で[[JUDA]]の牧と会話しての感想。[[ライオットB]]の修理を担当した牧から、[[ライオットB]]に'''陽子ジェネレータのリミッターが着いていない'''ことを知らされる、と言う重大なシーンで、BGMもあいまってシリアスな場面……なハズなのだが、'''「怪しい落語家」'''という単語が全てを台無しにしている気がする。
 
;「落語家のウラの顔が傭兵だなんて、聞いて呆れますよ」
 
;「落語家のウラの顔が傭兵だなんて、聞いて呆れますよ」
222行目: 222行目:  
:しかし、'''サヤはこの発言を真に受けて吹っ切れてしまう'''。しかもこの後、揃って'''砂浜で大喜利に興じる'''。なぜそうなる。
 
:しかし、'''サヤはこの発言を真に受けて吹っ切れてしまう'''。しかもこの後、揃って'''砂浜で大喜利に興じる'''。なぜそうなる。
 
;サヤ「うふふふー」<br/>アーニー「あはははー」
 
;サヤ「うふふふー」<br/>アーニー「あはははー」
:そしてその後、仲良く大喜利中のお二人。だからなぜそうなる。当然、この異様な光景にエイーダやシズナはドン引きし、見なかった事にしてしまう。
+
:そしてその後、仲良く大喜利中のお二人。だからなぜそうなる。当然、この異様な光景にエイーダや[[遠藤シズナ|シズナ]]はドン引きし、見なかった事にしてしまう。
 
;「サヤさん… 僕は前からずっと、君の…」<br>「君の落語が聞きたくて、夜も眠れなかったんだあ!」
 
;「サヤさん… 僕は前からずっと、君の…」<br>「君の落語が聞きたくて、夜も眠れなかったんだあ!」
 
:同ステージの戦闘マップ開始時、洞窟内の毒気にあてられた際の発言。
 
:同ステージの戦闘マップ開始時、洞窟内の毒気にあてられた際の発言。
229行目: 229行目:  
:ちなみにサヤからは「こんな大変な時に何を言いだすのですか!」と怒られた。
 
:ちなみにサヤからは「こんな大変な時に何を言いだすのですか!」と怒られた。
 
:……なお、「サヤの落語を聞きたい」という話は、'''なんとEDまで引っ張る'''。
 
:……なお、「サヤの落語を聞きたい」という話は、'''なんとEDまで引っ張る'''。
;アーニー「バケモノと掛けまして、浮気の証拠を掴んだ奥様と解く、そのココロは!?」<br />サヤ「どちらも死ぬほど恐ろしい、なんてバカなことを言っている場合ですか! しっかりしなさい、少尉!」
+
;アーニー「バケモノと掛けまして、浮気の証拠を掴んだ奥様と解く、そのココロは!?」<br />サヤ「どちらも死ぬほど恐ろしい、なんてバカなことを言っている場合ですか! しっかりしなさい、少尉!」
 
:上記の台詞のあと、[[ダゴン]]が出現した時に飛び出した大迷言。ダゴンを目の当たりにした事でSAN値(TRPG「クトゥルフの呼び声」で使用される、「正気度」のパラメータ。宇宙的恐怖に関する知識を知ってしまったりしたときに判定が行われ、失敗すると値が下がっていく。0になると発狂してNPCになる)が大幅に減少したようだ。…が、ダゴンが出現したときに城崎とアルがインスマスの住人の末路について推測した直後に出て来るのが'''この期に及んでなぞかけ'''。何気にノリツッコミをかますサヤにも注目。
 
:上記の台詞のあと、[[ダゴン]]が出現した時に飛び出した大迷言。ダゴンを目の当たりにした事でSAN値(TRPG「クトゥルフの呼び声」で使用される、「正気度」のパラメータ。宇宙的恐怖に関する知識を知ってしまったりしたときに判定が行われ、失敗すると値が下がっていく。0になると発狂してNPCになる)が大幅に減少したようだ。…が、ダゴンが出現したときに城崎とアルがインスマスの住人の末路について推測した直後に出て来るのが'''この期に及んでなぞかけ'''。何気にノリツッコミをかますサヤにも注目。
 
;(思い起こせば、これまでにもサヤさんには不自然な行動がいくつもあった…)<br/>(きっとリチャード少佐は、そんなサヤさんの正体を隠すために、あえていつも、あんなお芝居を…)
 
;(思い起こせば、これまでにもサヤさんには不自然な行動がいくつもあった…)<br/>(きっとリチャード少佐は、そんなサヤさんの正体を隠すために、あえていつも、あんなお芝居を…)
:32話のインターミッションにて、リチャードの言動・行動を思い返して。一応アーニーの言うような意図もあったのかも知れないが、'''リチャードの行動は8割以上悪ノリである'''。
+
:第32話のインターミッションにて、リチャードの言動・行動を思い返して。一応アーニーの言うような意図もあったのかも知れないが、'''リチャードの行動は8割以上悪ノリである'''。
 
;「い、いえ、あの……」<br/>「少尉のままでいいです……」
 
;「い、いえ、あの……」<br/>「少尉のままでいいです……」
 
:中盤、リチャードの後継者としてUXの中心人物に抜擢された際、階級の差を理由に遠慮したところ石神から「いっそ准将とでも呼ばれてみるかい?」と言われた際の返事。とことん真面目な男である。
 
:中盤、リチャードの後継者としてUXの中心人物に抜擢された際、階級の差を理由に遠慮したところ石神から「いっそ准将とでも呼ばれてみるかい?」と言われた際の返事。とことん真面目な男である。
239行目: 239行目:  
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]で大喜利の解答をする事になった際に。ちなみに元ネタは「[[芝浜]]」。本編中では芝浜をどこで聞いたのか思い出せなかったアーニーだが、こちらでは完璧に理解している。
 
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]で大喜利の解答をする事になった際に。ちなみに元ネタは「[[芝浜]]」。本編中では芝浜をどこで聞いたのか思い出せなかったアーニーだが、こちらでは完璧に理解している。
 
;「その時を楽しみにしてますよ。お二人が並んでステージに立たれる日を…」
 
;「その時を楽しみにしてますよ。お二人が並んでステージに立たれる日を…」
:[[中断メッセージ/UX|中断メッセージ]]でリチャードとサヤの小噺を食い止め、サヤから「少尉がそこまで言うのなら、続きは世界が平和になってからという事で」と言われた際の台詞。いつの間にかステージに立つ事になってしまったリチャードとサヤの心境や如何に。
+
:中断メッセージでリチャードとサヤの小噺を食い止め、サヤから「少尉がそこまで言うのなら、続きは世界が平和になってからという事で」と言われた際の台詞。いつの間にかステージに立つ事になってしまったリチャードとサヤの心境や如何に。
 
:……しかし、リチャードはアーニーの手でトドメを刺される事になってしまい、アーニーのこの言葉は叶わなかった。ある意味[[死亡フラグ]]に等しい中断メッセージである……。
 
:……しかし、リチャードはアーニーの手でトドメを刺される事になってしまい、アーニーのこの言葉は叶わなかった。ある意味[[死亡フラグ]]に等しい中断メッセージである……。
  
3,644

回編集