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291 バイト追加 、 2013年12月14日 (土) 20:41
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結論から述べると、彼の言動や行動は多くのプレイヤーに嫌悪感を抱かせるものとなってしまった。主な問題点としては
 
結論から述べると、彼の言動や行動は多くのプレイヤーに嫌悪感を抱かせるものとなってしまった。主な問題点としては
 
*度々我を忘れて敵中に突っ込み、勝手にピンチになる。
 
*度々我を忘れて敵中に突っ込み、勝手にピンチになる。
*思考が両極端(周りのことを考えているようで、どこか足りていない)。
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*思考が両極端(周りのことを考えているようで、どこか足りていない。'''地球人に勝手に期待しては勝手に失望している'''というのがその最たるもの)。
 
*故郷であるアトリーム、ベザードと比較し、地球を下に見る。
 
*故郷であるアトリーム、ベザードと比較し、地球を下に見る。
 
*一人で苦悩する場面が多く、悩みをアンジェリカやシェルディアにしか打ち明けない。
 
*一人で苦悩する場面が多く、悩みをアンジェリカやシェルディアにしか打ち明けない。
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などであり、『'''他作品キャラとの絡みが少ない'''』ことと、『'''反省しても学習しない'''』点に集約される。
 
などであり、『'''他作品キャラとの絡みが少ない'''』ことと、『'''反省しても学習しない'''』点に集約される。
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うち前者についてであるが、この点は従来作(特にクロスオーバーで評判が良かったW)と比較して'''そもそも[[K]]のシナリオが他キャラと絡む機会の少ないものだった'''という外部要因もあるものの、大本にあるのはやはり彼の行動自体の問題であり、前述した嫌悪感の大半はこちらに起因する。
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うち前者についてであるが、この点は従来作(特にクロスオーバーで評判が良かった[[W]])と比較して'''そもそも[[K]]のシナリオが他キャラと絡む機会の少ないものだった'''という外部要因もあるものの、大本にあるのはやはり彼の行動自体の問題であり、前述した嫌悪感の大半はこちらに起因する。
    
部隊全体での会話に登場する場合はともかく、悩みを版権キャラクターに個人的に話すような場面は一切無く、ヒロインとの会話だけで済まされてしまう場合がほとんどで、[[D]]の[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]や[[W]]の[[カズマ・アーディガン|カズマ]]、[[L]]の[[南雲一鷹|一鷹]]らが築いたような、版権作品のキャラクター達との深い友人関係が築かれていないと言ってよい。版権キャラの側がミストの様子を心配している描写はあるのだが、ミストの方が見向きもしないので結局身内で片付いてしまう。しかも戦闘中ではなく、インターミッションでのアンジェリカ、シェルディアとの三人だけでの会話のみで終わってしまう地味な物なので、プレイヤーとしては物足りなさを感じてしまう。
 
部隊全体での会話に登場する場合はともかく、悩みを版権キャラクターに個人的に話すような場面は一切無く、ヒロインとの会話だけで済まされてしまう場合がほとんどで、[[D]]の[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]や[[W]]の[[カズマ・アーディガン|カズマ]]、[[L]]の[[南雲一鷹|一鷹]]らが築いたような、版権作品のキャラクター達との深い友人関係が築かれていないと言ってよい。版権キャラの側がミストの様子を心配している描写はあるのだが、ミストの方が見向きもしないので結局身内で片付いてしまう。しかも戦闘中ではなく、インターミッションでのアンジェリカ、シェルディアとの三人だけでの会話のみで終わってしまう地味な物なので、プレイヤーとしては物足りなさを感じてしまう。
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加えて「2つの故郷を失った生き残り」という設定がうまく生かされておらず、中盤までは思い出の中のアトリーム、ベザードと比較して(美化されている可能性も考えられる)無意識のうちに地球を下に見る格好で全ての評価をしてしまいがちである。そのこともあって、自身の葛藤を同じ生き残りであるアンジェリカ、シェルディアとしか分かちあわない状態となり、また彼が抱えることになる''地球人不信''という類の悩みは地球人である部隊メンバーには打ち明けられるわけもない……と、その影響がネガティブな方向にばかり現れてしまっている。版権作品のキャラクター達が最後までミストの地球人への(そして、極初期と終盤のとある場面には仲間にすらも向ける)不信感や苦悩を知る事が無いのも、そういったネガティブな面を助長させている(これはミストのみならず、アンジェリカやシェルディアにも同じ事が言える)。
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加えて「2つの故郷を失った生き残り」という設定がうまく生かされておらず、中盤までは思い出の中のアトリーム、ベザードと比較して(美化されている可能性も考えられる)無意識のうちに地球を下に見る格好で全ての評価をしてしまいがちである。そのこともあって、自身の葛藤を同じ生き残りであるアンジェリカ、シェルディアとしか分かちあわない状態となり、また彼が抱えることになる'''地球人不信'''という類の悩みは地球人である部隊メンバーには打ち明けられるわけもない……と、その影響がネガティブな方向にばかり現れてしまっている。版権作品のキャラクター達が最後までミストの地球人への(そして、極初期と終盤のとある場面には仲間にすらも向ける)不信感や苦悩を知る事が無いのも、そういったネガティブな面を助長させている(これはミストのみならず、アンジェリカやシェルディアにも同じ事が言える)。
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中盤以降は地球人への不信感を捨てており、序盤に比べて多少の成長を見せたが、周りが見えなくなって突撃してしまう悪癖や不用意な言動は殆ど改善されていないため、全体を通じては前述の通り『成長していない』という印象が拭えないものとなってしまっている。本編でも静流から『三つ子の魂百まで』と呆れられる場面がある。EDの後日談でもその時点で機密情報だった地球防衛隊の結成について口を滑らせたり、エルリックに遅刻を咎められた際に「でもそれ(時間厳守)はアトリームでの話なんじゃ…」と幼稚な言い訳するなど、そのうっかりさや幼稚さ、不用意な態度は最後まで大して改善されておらず、エルリックからもダメ出しを食らってしまっている。
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中盤以降は地球人への不信感を捨てており、序盤に比べて多少の成長を見せたが、周りが見えなくなって突撃してしまう悪癖や不用意な言動は殆ど改善されていないため、全体を通じては前述の通り『成長していない』という印象が拭えないものとなってしまっている(その地球人の不信感を捨てた過程も全く描かれていないため、むしろ「'''ヒロインの説得で掌を返した'''」と手厳しく評された)。本編でも静流から『三つ子の魂百まで』と呆れられる場面がある。EDの後日談でもその時点で機密情報だった地球防衛隊の結成について口を滑らせたり、エルリックに遅刻を咎められた際に「でもそれ(時間厳守)はアトリームでの話なんじゃ…」と幼稚な言い訳するなど、そのうっかりさや幼稚さ、不用意な態度は最後まで大して改善されておらず、エルリックからもダメ出しを食らってしまっている。
    
度々繰り返す愚痴、思慮や配慮の足らない幼稚にも見える軽率な言動など、スパロボにおける20歳という年齢にしては精神年齢の低さが目立つ。[[K]]は勿論、スパロボシリーズには十代でもしっかりとした思考の持ち主が多数存在するため、余計にその幼稚さが目立っている。
 
度々繰り返す愚痴、思慮や配慮の足らない幼稚にも見える軽率な言動など、スパロボにおける20歳という年齢にしては精神年齢の低さが目立つ。[[K]]は勿論、スパロボシリーズには十代でもしっかりとした思考の持ち主が多数存在するため、余計にその幼稚さが目立っている。