差分
→シュウ・シラカワ(白河 愁 / Shu Shirakawa)
戦いに敗れて死亡したが、『[[スーパーロボット大戦EX]]』『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]』で[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|ルオゾール]]の蘇生術により蘇る。しかし、ルオゾールの蘇生術が完全ではなかったため、蘇生時に記憶の一部を失ってしまう。ただこれが幸いし、[[ヴォルクルス]]との契約に関する部分も失われたため結果的にヴォルクルスの支配から逃れることになる。その後ルオゾールを追い落として、復讐のために自ら復活させた[[ヴォルクルス]]を滅ぼす。なお、蘇生後のシュウの肉体は本来の人間のものではない可能性が高い。蘇生術といってもそれは[[ヴォルクルス]]の邪力によるもので、[[アマンダラ・カマンダラ|ある人物]]は「貴様、ただの人間でないな?」と、シュウの肉体が普通の人間と異なることを示唆している。
戦いに敗れて死亡したが、『[[スーパーロボット大戦EX]]』『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]』で[[ルオゾール・ゾラン・ロイエル|ルオゾール]]の蘇生術により蘇る。しかし、ルオゾールの蘇生術が完全ではなかったため、蘇生時に記憶の一部を失ってしまう。ただこれが幸いし、[[ヴォルクルス]]との契約に関する部分も失われたため結果的にヴォルクルスの支配から逃れることになる。その後ルオゾールを追い落として、復讐のために自ら復活させた[[ヴォルクルス]]を滅ぼす。なお、蘇生後のシュウの肉体は本来の人間のものではない可能性が高い。蘇生術といってもそれは[[ヴォルクルス]]の邪力によるもので、[[アマンダラ・カマンダラ|ある人物]]は「貴様、ただの人間でないな?」と、シュウの肉体が普通の人間と異なることを示唆している。
自分が自由であることを他の全て(世界の運命含む)より優先させ、それを阻む者や己を利用しようとする者は容赦無く排除する。が、その割には他人はいくらでも利用しようとする自己中心型である。もっとも、この傾向は[[ヴォルクルス]]の影響下にあった時期のもので、蘇生の影響で支配から逃れてからはかなり薄らいでいる。事実、EXでは[[ヴォルクルス]]に操られる危険性のあるサフィーネを戦いから遠ざけようとしたり(これはシュウが自分のために[[ヴォルクルス]]の分身と戦ってくれた彼女を「部下」ではなく「仲間」と認めたことからの行動だったようで、彼女は「もしヴォルクルスの分身との戦いを拒否していれば自分もルオゾールのように生贄にされていた」と思っていた)、第4次・Fでは[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]打倒という目的の一致から協力を申し込んできたり、LOEではたまたま遭遇したマサキ達に協力を要請したりする(この時のシュウはヴォルクルスと融合したルオゾール相手に'''[[ネオ・グランゾン]]を解放してなお苦戦していた'''ので、利用したと受け取れないこともないが、逆にネオ・グランゾンを解放しても苦戦する相手なのでマサキ達を利用せざるを得なかったともいえる)。『魔装機神II』に至ってはかつての自分の被害者であるプレシアやセニアを気にかけている描写も見受けられる。自分の自由を世界の運命より優先させるとはいえ、そのような事態が起こった場合は、姿を見せなくとも裏で何らかの活動を行っていることが多い。
自分が自由であることを他の全て(世界の運命含む)より優先させ、それを阻む者や己を利用しようとする者は容赦無く排除する。が、その割には他人はいくらでも利用しようとする自己中心型である。もっとも、この傾向は[[ヴォルクルス]]の影響下にあった時期のもので、蘇生の影響で支配から逃れてからはかなり薄らいでいる。事実、EXでは[[ヴォルクルス]]に操られる危険性のあるサフィーネを戦いから遠ざけようとしたり(これはシュウが自分のために[[ヴォルクルス]]の分身と戦ってくれた彼女を「部下」ではなく「仲間」と認めたことからの行動だったようで、彼女は「もしヴォルクルスの分身との戦いを拒否していれば自分もルオゾールのように生贄にされていた」と思っていた)、第4次・Fでは[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]打倒という目的の一致から協力を申し込んできたり、LOEではたまたま遭遇したマサキ達に協力を要請したりする(この時のシュウはヴォルクルスと融合したルオゾール相手に'''[[ネオ・グランゾン]]を解放してなお苦戦していた'''ので、利用したと受け取れないこともないが、逆にネオ・グランゾンを解放しても苦戦する相手なのでマサキ達を利用せざるを得なかったともいえる)。自分の自由を世界の運命より優先させるとはいえ、そのような事態が起こった場合は、姿を見せなくとも裏で何らかの活動を行っていることが多い。
シュウがDCに協力した理由がビアンの思想に惹かれたためであったことから、地球防衛には思うところがあったことが伺える。本来の性格は穏やかだというが、洗脳が解けても丁寧な口調の自信家としての一面は抜けてないので、あまりそうは見えない。なお、EXシュウの章では、冒頭でジャン=ポール・サルトルによる「'''自由とは、自由であるように呪われているという事である'''」という文章が登場する。このことから、シュウを一番縛っているものは他ならぬ彼自身の「自由であることに固執している感情」であると解釈出来る。一方、この言葉には「自分の意志による行動全てが全人類を巻き込み、その責任を負わなければならない」という意味があるが、事実シュウの行動は良くも悪くも地球に大きな影響を及ぼしている。また、何故か操者が決まっていない頃の[[サイバスター]]をサフィーネ達に命じて強奪しようとしたことがある(マサキが操者に選ばれたことを知り「やはり私では無理だったようですね」と言っているので、自分がサイバスターに選ばれることはないことを悟っていたようである)。
シュウがDCに協力した理由がビアンの思想に惹かれたためであったことから、地球防衛には思うところがあったことが伺える。本来の性格は穏やかだというが、洗脳が解けても丁寧な口調の自信家としての一面は抜けてないので、あまりそうは見えない。なお、EXシュウの章では、冒頭でジャン=ポール・サルトルによる「'''自由とは、自由であるように呪われているという事である'''」という文章が登場する。このことから、シュウを一番縛っているものは他ならぬ彼自身の「自由であることに固執している感情」であると解釈出来る。一方、この言葉には「自分の意志による行動全てが全人類を巻き込み、その責任を負わなければならない」という意味があるが、事実シュウの行動は良くも悪くも地球に大きな影響を及ぼしている。また、何故か操者が決まっていない頃の[[サイバスター]]をサフィーネ達に命じて強奪しようとしたことがある(マサキが操者に選ばれたことを知り「やはり私では無理だったようですね」と言っているので、自分がサイバスターに選ばれることはないことを悟っていたようである)。
その口調は慇懃無礼で、尊大かつ不遜な態度を取り、「自分の自由」を最大の関心時と発言してはばからないため、一見他者全てを見下しているような印象を受けるが、真に実力を認めた者、例えば[[ビアン・ゾルダーク]]や[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]等に対しては心からの敬意を示すこともある。無神論者でもなく、ヴォルクルスの教えから解放されたいまは精霊への信仰を取り戻している。また仲間意識が非常に強く、一度仲間として認めた者は決して見捨てることがなく、特に現在も行動を共にしている[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]、[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]、[[テリウス・グラン・ビルセイア|テリウス]]の3名については「家族」と認識している。また自分と仲間とは(例えその仲間が「自分はシュウの部下または従僕である」と認識している場合でも)対等な関係であると主張している。その一方で恋愛観については全く不明である。サフィーネとモニカからは強い思慕の念を寄せられているが、そんな彼女らに対して仲間としては大事にしているが、恋愛感情については(少なくとも表向きには)一切表していない。そのためか、「マサキに対して同性愛的感情を抱いている」「プレシアに対してロリコン的感情を抱いている」等の誤解を抱かれることもある。
その口調は慇懃無礼で、尊大かつ不遜な態度を取り、「自分の自由」を最大の関心時と発言してはばからないため、一見他者全てを見下しているような印象を受けるが、真に実力を認めた者、例えば[[ビアン・ゾルダーク]]や[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]等に対しては心からの敬意を示すこともある。無神論者でもなく、ヴォルクルスの教えから解放されたいまは精霊への信仰を取り戻している。また仲間意識が非常に強く、一度仲間として認めた者は決して見捨てることがなく、特に現在も行動を共にしている[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]、[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]、[[テリウス・グラン・ビルセイア|テリウス]]の3名については「家族」と認識している。また自分と仲間とは(例えその仲間が「自分はシュウの部下または従僕である」と認識している場合でも)対等な関係であると主張している。その一方で恋愛観については全く不明である。サフィーネとモニカからは強い思慕の念を寄せられているが、そんな彼女らに対して仲間としては大事にしているが、恋愛感情については(少なくとも表向きには)一切表していない。そのためか、「マサキに対して同性愛的感情を抱いている」「プレシアに対してロリコン的感情を抱いている」等の誤解を抱かれることもある。ヴォルクルスに操られていた頃に行った悪事や自分の自由のために他人を利用する事については後悔している素振りを一切見せないが、自分のせいで親を失ったプレシアやセニアの事を気にかけている描写があったり、結果的に利用した形になってしまったフェイルについて「苦しまずに死ぬ事が出来たか」と尋ねる場面があったりと内心思うところはある模様。
「約束を破ったことはない」「嘘はつかない」と公言している。その性格から白々しい台詞と捉えられることもあるが、その能力からして虚言を弄す必要がないため、実際にその通りである。EXではクワトロやジェリドがそれで納得しており、第4次ではマサキもそれを認めている。ただし「言うべきことを言わない」ケースは往々にして存在し、そのことが無用の混乱を招くことがある。
「約束を破ったことはない」「嘘はつかない」と公言している。その性格から白々しい台詞と捉えられることもあるが、その能力からして虚言を弄す必要がないため、実際にその通りである。EXではクワトロやジェリドがそれで納得しており、第4次ではマサキもそれを認めている。ただし「言うべきことを言わない」ケースは往々にして存在し、そのことが無用の混乱を招くことがある。