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== デューク・フリード / 宇門大介(Duke Freed / Umon Daisuke) ==
*[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]]
**宇宙円盤大戦争(未参戦)
**[[UFOロボ グレンダイザー]]
**[[劇場版マジンガーシリーズ]]
*[[声優]]
**ささきいさお(宇宙円盤大戦争)
**富山敬([[代役]]:堀内賢雄→山寺宏一)
*種族:フリード星人
*性別:男
*所属:[[宇宙科学研究所]]
*[[年齢]]:20歳
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
*キャラクターデザイン:小松原一男(TV版)、永井豪(原案)

『[[UFOロボ グレンダイザー]]』の[[主人公]]。初出は劇場作品『宇宙円盤大戦争』(未参戦)。

フリード星の王子だったが、[[ベガ星連合軍]]の攻撃を受け[[地球]]へと逃げ延びる事になる。そして[[宇宙科学研究所]]の所長である[[宇門源蔵]]に匿われ、養子となった彼は「'''宇門大介'''」と名乗り研究所と宇門の知り合いである[[牧葉団兵衛]]が経営する「[[シラカバ牧場]]」を手伝い平和に暮らしていた。

しかし、[[ベガ星連合軍]]の[[地球]]侵攻が始まり、己の宿命からは逃れられないと判断した大介は、フリード星の守護神[[グレンダイザー]]に乗り込み、緑の星・第2の故郷[[地球]]を守るためベガ星連合軍と戦うことを決意する。

正義感が強く仲間想いで自然を愛する心優しい性格であるが、繊細でナイーブな面も併せ持ち、それ故に過去のトラウマに苦しめられて苦悩する事も多く、甲児達仲間を巻き込むまいと敢えて冷たい態度を取ったり、単独で戦おうとしたりする事も。

物語中盤、ベガ星連合軍が[[フリード星]]へ侵攻した際に受けた怪我が元で、その肉体が[[ベガトロン放射能]]に侵されており、余命いくばくも無い状態である事が発覚。以降、度々起こる発作に苦しめられながらも戦い続けていたが、終盤で敵として現れた嘗ての親友・[[モルス]]が正気に戻った際、彼からの治療を受けて全快する。

最終回でベガ大王とベガ星連合軍を倒した後は妹のマリアと共にフリード星の再建に旅立つ。

=== 漫画版 ===
彼が地球に到着した時の詳細は各媒体で微妙に異なり、永井豪の漫画版では[[ミケーネ帝国]]との決着直後に地球に到着したとされ、また桜多吾作の漫画版では地球に到着後、宇門博士に洗脳されて記憶を消されていたとされている。後者においては様々な葛藤を抱えながらも、地球とフリード星の為に戦い続けたが、その先に待ち受けていた運命は…

また、永井豪の漫画『マジンサーガ』においても同名の人物が登場し、こちらでは有翼の異星人という設定。

=== スパロボシリーズにおいて ===

原作初期は戦う事に苦悩し、甲児に対しても戦いに巻き込みたくない理由から嫌な態度を見せる面もあったが、スパロボではその一面はあまり描かれず、常に良識派と言った性格。その一方で、優等生的な正論を述べる傾向が強いため、MXでの[[剣鉄也|鉄也]]やZの[[紅エイジ|エイジ]]からは「奇麗事」と一蹴される場面も。20代という年齢設定もあり一部作品では[[アムロ・レイ|アムロ]]、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に続く第3の[[まとめ役]]として描かれる事も有る。また、[[地球]]在住の[[異星人]]ということで、他作品の[[異星人]]の存在を知っているというポジションになる事もしばしば。
作品によってはグレンダイザー以外には乗れず、マリアにグレンダイザーを奪われて2軍落ちしていることも。

基本的にパイロット時は「デューク」表記でマスクをつけた状態の顔グラが使われるのだが、旧シリーズでは素顔のままだった。

== 登場作品と役柄 ==

=== 旧シリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:初登場。この頃では素顔のグラフィックで名前がデュークとなっていた。PS版(コンプリートボックス含む)では[[偽デューク・フリード|偽デューク]]も含め堀内賢雄氏が[[代役]]。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:増長した[[オデロ・ヘンリーク|オデロ]]に戦争の厳しさを説くシーンがある。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:中盤で仲間になる。マリアとともに宇宙適応は7だが、[[2回行動]]が遅く、[[熱血]]も覚えないため、終盤の使用は厳しい。コンプリートボックス版ではスペイザーと合体すればスペイザー搭乗者の精神コマンドで補う事ができる。ブランの[[アッシマー]]に対して「出たな、[[円盤獣]]!」と失礼な事を言い放った。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:リューネの章に登場。最初は[[シュテドニアス連合]]軍の[[ロドニー・ジェスハ]]の客将として扱われており、カークス軍のリューネ達と戦場で再会する事になる。その際リューネやアムロ達と問答になり、リューネに「融通がきかないんだから」と言われていた。その後暫くしてロドニーの計らいで、リューネ達と合流。前作同様に熱血を覚えないが、グレンダイザーの攻撃力は高いので主力を張れる。グレンダイザーが参戦しないF・F完結編ではその後のデュークがどうなったかは不明。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:経緯はよく分からないが、クワトロと共に[[エゥーゴ]]に参加しているという設定で、中盤の宇宙ルートが最も早く仲間になる。マジンガー系で数少ない宇宙Aで、グレンダイザー自体も終盤まで通用するが、精神コマンドを一人で担わせるのはやや厳しい為、スペイザー要員で補わせたい。
;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
:[[声優]]の富山敬氏が入院中(後に死去)であったため、主人公格にも拘らず声がつかなかった。これ以後暫くグレンダイザーの声付きでの参戦がほとんどなくなる。

=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:「・」なしの「デュークフリード」名義で参戦。本作ではフルネームでのみ呼ばれ、MXのように「デューク」とは呼ばれない。登場するなり[[ベガ星連合軍]]との決着寸前だが、[[ブレイク・ザ・ワールド]]により持ち越し。混乱する[[多元世界]]の中で自分の正義を見つめ直すため旅に出る。[[ランド・トラビス|ランド]]編で合流するが、[[エゥーゴ]]・[[ザフト]]の非道な行いに[[兜甲児|甲児]]や、[[剣鉄也|鉄也]]を敵に回すことに(これは勿論誤解だが)。人を信じきれないデュークが見られるのはシリーズを通してもこれが初めて。また、[[セツコ・オハラ|セツコ]]編・周辺警戒ルートでは、彼の[[UN]]による情報収集が、アウトサイダー組がエゥーゴ・ザフト組を嫌悪するようになる理由を示唆している。[[∀ガンダム]]組と同様、序盤のブレイク・ザ・ワールド前と中盤の[[ZEUTH]]分裂で、メインルートとなる主人公が異なる。使い勝手は悪くないが、[[グレンダイザー]]が今ひとつ目立たないのは残念(ダイザーフルパワーが追加されて劇的に強くなってはいるが)。山寺氏による二度目の収録が行われ、単独の中断メッセージも受け持つ。

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=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第2部]]
:格闘が高く本作では序盤自軍にいるボスキラー。[[熱血]]と[[必中]](もしくは[[見切り]])を確実に覚えることもポイントが高い。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:本作でも[[必中]]効果のある精神コマンドを必ず覚えてくれるため、どのパターンになっても戦力として数えられる安定感が売り。但し第2部より[[魂]]を覚えるパターンが減った。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:キャスティングが山寺宏一氏に変更され久々に声付き参戦。[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚えるので、単純な攻撃力はマジンガーチーム最強。

==== 携帯機シリーズ ====
;[[スーパーロボット大戦A]]
:一人でスカルムーンに突入し、甲児達に散々心配されつつ、ようやく中盤に登場し加入する。本作では[[テンカワ・アキト|アキト]]に戦う意味を問われ、正義について彼に説くこととなる。他のマジンガー系パイロットと違い宇宙:Aなため終盤も使用することが可能。また[[魂]]も習得するためパンチ力は高い。終盤は[[マジンガーZ]]と[[グレートマジンガー]]に宇宙:Aの[[グレース・マリア・フリード|マリア]]等を乗せ合体攻撃を中心に戦うといい。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:Aとほぼ同様。本作も[[魂]]を持つ。エースボーナスは気力130以上になると自軍フェイス開始時に[[不屈]]がかかる。
;[[スーパーロボット大戦D]]
:序盤のシナリオ「その名は"破滅"」でひかると共に合流する。本作では[[明神タケル|タケル]]や[[アール博士]]など異星人の仲間との会話が多い。[[特殊技能]]でマリアに劣るので、グレンダイザーを奪われる可能性がある。

==== 単独作品 ====
;[[スーパーロボット大戦64]]
:同作から「デューク・フリード」(戦闘服姿)と「[[宇門大介]]」(素顔)とで別々のグラフィックが用意されるようになった。
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:寺田プロデューサーの方針によりついにスーパー系第一話で原作第一話を完全再現されており、終盤まで劇場版関連のシナリオを含め原作再現のイベントが多い。使い勝手は[[グレンダイザー]]の性能を含めて良好。逆に言うと他のマジンガー勢はグレンダイザーのおまけのような感じになっている。

== パイロットステータス設定の傾向 ==

=== [[能力|能力値]] ===
格闘と防御が非常に高く、命中と回避が低い典型的なスーパー系の能力。また、地形適応が過去作品から優秀で、ほぼ全地形でA。[[グレンダイザー]]がどの[[スペイザー]]と合体しても全ての地形で力を発揮できる。

=== [[精神コマンド]] ===
[[てかげん]]、[[必中]]、[[鉄壁]]などを習得する。また、[[信頼]]、[[友情]]、[[愛]]といった精神コマンドを習得するのも特徴。[[熱血]]はたいていの作品で習得するが、習得しない作品もあり、その場合は[[魂]]や[[愛]](攻撃的な性能の)を覚える。
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]
:[[根性]]、[[信頼]]、[[気合]]、[[底力]]、[[怒り]]、[[テレポート]]
;[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]](PS版)
:[[集中]]、[[根性]]、[[友情]]、[[必中]]、[[気合]]、[[愛]]
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
:[[友情]]、[[集中]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[てかげん]]、[[愛]]
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]
:[[根性]]、[[必中]]、[[集中]]、[[気合]]、[[友情]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦EX|EX]]
:[[根性]]、[[必中]]、[[気合]]、[[友情]]、[[てかげん]]、[[愛]]
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]
:[[鉄壁]]、[[集中]]、[[必中]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[必中]]、[[友情]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[鉄壁]]
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[鉄壁]]、[[集中]]、[[必中]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[愛]]
;[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]
:[[てかげん]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[鉄壁]]、[[激励]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]])
:[[てかげん]]、[[気合]]、[[必中]]、[[信頼]]、[[ひらめき]]、[[魂]]
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
:[[不屈]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[信頼]]、[[気合]]
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
:[[てかげん]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[不屈]]、[[必中]]、[[てかげん]]、[[友情]]、[[愛]]

=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
[[底力]]Lv7くらいまで伸びる。[[IMPACT]]や[[MX]]では[[統率]]を覚え、[[魂]]と併用でき一撃の重さに比重を置いた能力となっていた。
;[[底力]]、[[切り払い]]、[[統率]]、[[見切り]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]
:

=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:命中率+10%、ダメージ-10%

=== [[エース|固有エースボーナス]] ===
;「気力130以上で自軍フェイズ開始時に「[[不屈]]」がかかる」
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]においてのエースボーナス。

== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「とべ! グレンダイザー」
:OPテーマ。旧シリーズから使われている。近年では下記のBGMが使われることが増えてきていたが、Zにて再び採用された。
;「宇宙の王者グレンダイザー」
:EDテーマ。D・MX・A PORTABLEにて採用。

== 人間関係 ==

=== 地球 ===
;[[兜甲児]]
:出会った当初は彼を心配して敢えて冷たい態度を取る事もあったが、互いのわだかまりが解けた後は良き親友となる。
;[[宇門源蔵]]
:[[地球]]における義理の父。
;[[牧葉ひかる]]
:共に好意を寄せる。
;[[牧葉吾郎]]
:弟分。
;[[牧葉団兵衛]]
:彼の元で普段は働いている。
;[[ボス]]
:劇場版を含めて三回共闘。甲児とボスの親友関係を羨ましがっていた。

=== フリード星 ===
;[[グレース・マリア・フリード]]
:妹。デュークは彼女を置いて脱出したため、当初は死んだものと思い込み、心の傷になっていた。
;[[モルス]]
:嘗ての親友で、モール星の王子。デュークは彼を庇ったがために、ベガトロン放射能に身体を蝕まれてしまう。
;[[ナイーダ]]
:フリード星時代の幼馴染。
;シリウス
:SRW未登場。ナイーダの弟で、彼とも親しい間柄であったが…
;シオン・フリード
:スパロボ未登場。団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』において名前が語られた、デュークの100年後の子孫。[[闇の帝王]]に殺害された。

=== ベガ星連合軍 ===
;[[ベガ大王]]
:デュークにとっては数々の悲劇を作った最大の仇敵。本来ならば義父にもなりえた関係である。
;[[ギルギル]]
:[[グレンダイザー]]初陣の[[円盤獣]]だが、桜多吾作版では[[ナイーダ]]からその正体について、衝撃の事実を突き付けられる。
;[[ルビーナ]]
:ベガ大王の娘で、デュークの婚約者。
;[[キリカ]]
:ベガ星人ながらも彼女を保護する等、優しい態度を見せ、デュークを討つ目的があった彼女も亡き兄に重ね合わせるようになる。
;[[偽デューク・フリード]]
:[[ベガ星連合軍]]の兵士が化けた[[偽物]]。
;[[バレンドス親衛隊長]]
:劇場版では単なる敵だが、石川賢の漫画版では大きな因縁を持つ。

== 他作品との人間関係 ==

=== ダイナミック系 ===
;[[剣鉄也]]
:劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|決戦!大海獣]]』にて共演。作中ではいがみ合いになった甲児と鉄也の仲裁をしている。[[MX]]では度々彼から状況判断の甘さを指摘されるが、対立劇に発展するほどの深刻な空気にはならなかった。
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]
:劇場版『決戦!大海獣』で共演しているので、スパロボでは知り合いである事が多い。

=== スーパー系 ===
;[[明神タケル]]
:色々と共通点も多いため、彼の理解者になる事が多い。
;[[アール博士]]
:[[D]]ではデュークの身元を知っており、その参戦を喜んでいた。後に[[クロッペン]]の正体を知り意気消沈した彼を叱咤激励した。
;[[ズール皇帝]]
:[[D]]では[[フリード星]]を侵略した宿敵。
;[[ロジャー・スミス]]
:[[D]]では[[異星人]]でありながら[[ペルフェクティオ]]との決戦に協力するデュークに感心し、以後の協力を約束した。
;[[ベガ]]
:[[MX]]でデュークがベガ星連合軍への憎悪を口走っていた際、名前が名前なだけに少し複雑そうな顔をしていた。
;[[草薙北斗]]
:[[MX]]序盤で「戦う意味」についての疑問を彼から問われるが、「憎悪」も戦いの原動力となる事を敢えて肯定した上で、デュークなりのアドバイスを送る。
;[[ユニコーンドリル]]
:[[MX]]序盤、ギアコマンダーから飛び出した彼(?)を、馬を扱う要領で苦も無く手懐けた。
;[[ロム・ストール]]
:[[MX]]ではEDで共に[[フリード星]]へと旅立ち、彼と仲間達に復興を手伝ってもらう事に。
;[[ターサン博士]]
:[[IMPACT]]ではターサンの打算的な思惑に気付かずに「善意の協力者」として謝意を述べた事で、図らずも彼に釘を刺す形となった。
;[[ギル・バーグ]]
:[[IMPACT]]終盤の最終決戦で自らの敗北に愕然とする彼へ、その決定的な敗因を突き付けた。
;[[女帝ジャネラ]]、[[総統ワルキメデス]]、[[ダンゲル将軍]]
:[[IMPACT]]終盤では母星に見限られ、行く当ての無い彼女らを憐れみ見逃そうとするが、結局雌雄を決する事となってしまう。
;[[秋津マサト]]、[[氷室美久]]
:[[MX]]中盤、[[マグネイト・テン]]に被害を与えながら同部隊に配属された彼らを、敢えて「仲間」として迎え入れるが、その事で周囲から批難を浴びる羽目に。
;[[神勝平]]
:[[Z]]ではみんなに憎しみで戦ってはいけないと言うが、カッとなった彼にぶつけられてしまう。勝平の言うことも分かるため、距離を離れデュークはアウトサイダー組への合流を決意する。
;[[マリン・レイガン]]
:[[Z]]で共演。同じ[[異星人]]ということもあり、マリンたちの成長に一枚噛む事になる。後に彼とその仲間たちの成長を見て、デュークはアウトサイダー組への合流を決意する。

=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[ブライト・ノア]]
:[[IMPACT]]「宇宙激震篇」では物語開始以前から彼の指揮下に入り、戦力の乏しい[[ロンド・ベル]]隊の主力として奮闘していた。
;[[マ・クベ]]
:[[第2次]]では彼に人質にとられてしまう。
;[[クワトロ・バジーナ]]
:[[第4次]]では彼と共にエゥーゴに属していた。
;[[コウ・ウラキ]]
:[[IMPACT]]では自軍に搬入されてきた[[ガーベラ・テトラ]]についての講釈を彼から受け、ガンダムの流れを汲む機体である事を知る。因みにデューク自身は、[[ガンダムタイプ]]の機体が「全て同じに見えてしまい区別が付かない」との事。
;[[オデロ・ヘンリーク]]
:[[第2次G]]では増長した彼に戦争の厳しさを説き、戒めている。
;[[ブラン・ブルターク]]
:[[第3次]]では彼の[[アッシマー]]を[[円盤獣]]呼ばわりしてしまう。
;[[ドモン・カッシュ]]
:[[MX]]では自身の決断に迷いが生じた際、必ずと言って良いほど彼から叱咤激励を受けるなど、甲児と並ぶもう一人のフォロー役として機能している。
;[[キラル・メキレル]]
:[[MX]]では[[ベガ星連合軍]]との決戦を前にナーバスになっているデュークへ、暗殺者時代の自身の過去を語り、憎しみのまま戦わぬよう諭す。キラルの説法にデュークも一時は平常心を取り戻すが、直後に起こった[[ルビーナ]]の死によって[[ベガ大王]]への憎悪を再燃させる事に…。

=== リアル系 ===
;[[テンカワ・アキト]]
:[[A]]では彼に正義について説き、彼の成長に一役買った。
;[[マイヨ・プラート]]
:[[MX]]ではお互いに感銘を受けながらも、信念をぶつけ合った。

=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[リューネ・ゾルダーク]]
:[[EX]]のリューネ編で同行する事になるが、本作でのデュークの頑迷な正義感に呆れる事も。
;[[ロドニー・ジェスハ]]
:[[EX]]では一時期彼に世話になっていた。

== 名台詞 ==
;「ま、君はこの際出しゃばらんほうがいいな。UFOを甘く見ていると痛い目に合うぞ」
:第1話でベガ星人の出陣の狼煙である赤い月が出た際、いまいち信用しきれない甲児へかけた言葉。デュークとしてはあくまでも甲児を巻き込みたくなかった故の忠告であるが、この時点でベガ星人やデュークの事情を知らない甲児はこれまでのデュークの冷ややかな態度もあって激怒する。
;「俺にはこの力強い大地がある! 美しい緑がある! 乗りたくない! 乗りたくない!あんな物に二度と乗りたくない! 乗りたくない!」
:ベガ星人が地球に迫っている事実を受け、再び戦わなければならないデュークの葛藤を表した台詞で、相当なトラウマ振りである。
;「ナイーダ、君に誓う…。僕らフリード星の悲劇を繰り返さない為に、全宇宙の平和の為にベガ星連合軍を必ず撃滅してみせる事を!」
:25話「大空に輝く愛の花」のラストで、デュークを追い詰めた責任からベガ星連合軍に特攻して死亡したナイーダに涙して。
;「マリア… 悲しむ事は無い。父上は生きている。」<br />「僕とマリアの胸の中にだ。二人の胸の中に父上と母上はいつまでも生き続けている…」
:69話で登場した父・フリード王がベガ星連合軍による偽者であった事に傷心したマリアへの慰めの台詞。
;「モルス! 思い出すんだ、共に学び、共に遊び、俺達がかけがえのない無二の親友になった事を!」
:洗脳されてデュークを母星の仇と憎むフリード星時代の親友であったモルスに対する必死の説得。

;「貴様の出る幕じゃない!!」
:石川賢の漫画版『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレンダイザー対グレートマジンガー]]』クライマックスより。<br />怨敵[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]を追い詰めた際、背後から襲い掛かる[[円盤獣]][[グビグビ]]を振り向き様に一蹴したデューク怒りの咆哮。

== 迷台詞 ==
;「やめろ甲児君!グレートじゃ無理だ!!」
:『[[劇場版マジンガーシリーズ|グレンダイザー対グレートマジンガー]]』にて奪い返したグレートに甲児が乗り込んだ時の台詞。確かに弱点が敵にバレてしまったので危険と言えば危険だがいくらなんでも失礼な台詞である。しかもその後グレートマジンガーの助けを借りなければ危なかったシーンがある。

== スパロボシリーズの名台詞 ==

=== 旧シリーズ ===
;「出たな、円盤獣!!」
:第3次でブランの搭乗するアッシマーと対決した時の台詞。
;「そうだな… ぼくにとっての正義とは、力のない人達を守る事かな。この戦争でそんな人達が一番迷惑しているはずだからね」<br />「この戦争をできるだけ早く終わらせる事… それが正しい事なんじゃないかな」
:EXのリューネ編の終盤、リューネに自身の正義を問われた際に答えた台詞。

=== COMPACTシリーズ ===
;「理想や夢…それを追い求める事に文句は言わない」<br />「だが、それが他人を犠牲にしてでしか実現出来ないものならば…」<br />「僕は命を懸けて、それを止める!」
:[[IMPACT]]で[[カロッゾ・ロナ|カロッゾ]]が発した旧人類への侮蔑感情に対し、怒りを燃やす。
;「この広い宇宙で…自分の星に閉じこもり、他人を認めようとせず…」<br />「見ようともしなかった時点で…お前達は負けていたんだ…!」
:[[IMPACT]]で爆死寸前ながらも選民思想を振りかざす[[アベル (ダンクーガ)|アベル]]に対し、彼の決定的な敗因を突きつける。
;「あの花は無残に散っただけか」
:ネオジャパンコロニーを襲ったカロッゾと[[ラフレシア]]の最期を目の当たりにして。
;「…帰る場所を失った者の悲しみを、僕は知っているつもりだ」
:女帝ジャネラ一派を見逃す旨の発言に、周囲から批難を浴びるものの上述の台詞で胸中を語る。だが…。
;「もしも、このままここから出られないなら…それも運命なのかもしれない」<br />「だが、運命なんてものは僕は結果論だと思う…それが運命だった、とね」<br />「ならば、その瞬間まではみっともなく足掻こうじゃないか」
:[[IMPACT]]通常ルートEDで、アインスト空間から脱出する術を失い絶望的な空気が漂う中、諦観する事無き意思を示し皆を鼓舞する。若干、遠回しな言い方を交えるところが良くも悪くもデュークらしい。

=== 単独作品 ===

;「今はまだ分からなくてもいい。だが、君にもきっと見つかるはず…君の戦う理由がね」
:[[MX]]序盤、戦う理由が見出せずに苦悩する[[草薙北斗|北斗]]へアドバイスを送り、「電童に選ばれた意味から逃げてはいけない」とも諭す。
;「それとも、君はそのマジンガーZを悪魔の使者にするつもりなのか!?」<br />「君と共に戦ってきたマジンガーを、本当の魔神にしてしまうつもりか!?」
:精神制御を受け、[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]の尖兵と化した甲児への説得。デュークの言葉に、甲児は叫びを上げつつ自我を取り戻す。
;「彼らには彼らの事情があるはずだ…」<br />「例えそれが僕達には言えぬ事だとしても、見る目を変えるのは良くないと思う」
:自軍に参入した[[秋津マサト|マサト]]と[[氷室美久|美久]]への批判を上述の台詞で擁護するが、[[剣鉄也|鉄也]]や[[チボデー・クロケット|チボデー]]からは「奇麗事」と斬り捨てられる。デュークも万が一の時には「覚悟を決める」と返答するが、今度は[[神隼人|隼人]]から対応の遅さが招く最悪の事態を指摘される事に…。
;「綾人君、僕達には血の色の違いなど関係ない」<br />「生まれた星、生い立ち…そして、それぞれの宿命…それら多くのものを乗り越え、団結した僕達の前にはね」
:[[第3新東京市]]で孤軍奮闘中の[[ラーゼフォン]]の救援に駆けつけた際、[[ムーリアン]]である事を知りながらも加勢してくれる[[マグネイト・テン]]の面々に戸惑う[[神名綾人|綾人]]へ、上述の台詞を贈る。
;「見苦しいぞ、バレンドス!お前は自らが信じる力に敗れたんだ!」
:爆死寸前にあっても尚、敗北を認めようとしない[[バレンドス親衛隊長|バレンドス]]を容赦無く斬り捨てる。
;「みじめだな、ブライ大帝。居城を失い、協力者を失った今のお前は裸の王様も同然だ」
:[[MX]]での[[百鬼帝国]]最終戦で、[[ズリル長官|ズリル]]に見限られた[[ブライ大帝|ブライ]]の有様を痛烈に皮肉った。
;「さあ、行こう。僕達のそれぞれの明日へ…」<br />「希望に満ち溢れた未来へ…!」
:[[MX]]のEDより。地球の戦友達に別れを告げ、デューク達はフリード星再興という新たな使命を胸に旅立つ。

== 余談 ==
桜多吾作版では[[宇門源蔵|宇門博士]]や[[牧葉ひかる|ひかる]]同様、永井版ともTV版とも全く異なった氏独自のキャラデザインで一貫して描かれている(番外編の『[[劇場版マジンガーシリーズ|決戦!大海獣]]』も含む)。<br />当時のコミカライズ作品に於いて、'''何らかの事情で本来のキャラデザインが使用されないケースは間々存在し、'''テレビマガジン版『[[勇者ライディーン]]』の[[ひびき洸]]や冒険王版『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ジロン・アモス]]などにも、同様の措置がとられている。
<!-- == 商品情報 == -->
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== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:デューク・フリード]] (全文検索結果) -->

== 資料リンク ==
<!-- *[[一覧:デューク・フリード]] -->
{{マジンガーシリーズ}}
{{DEFAULTSORT:てゆうくふりいと}}
[[Category:登場人物た行]]