差分
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== フェイズシフト装甲(Phase Shift Armor) ==
『[[機動戦士ガンダムSEED]]』及び『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』などに登場する特殊装甲。
装甲に通電させることで特殊素材が相転移(フェイズシフト)して硬化し、殆どの攻撃を無力化する。そのエネルギーの総量により防げる攻撃手段は拡大する。[[モビルスーツ]]では実弾兵器や実体剣止まりであるが、要塞クラスともなれば高エネルギー砲すら無力化できる。<br>
この理論は応用が利き、関節部への負荷を緩和するなど様々である。しかしながら、電力を使用する以上は限界時間があり、コストも高騰するので、これを採用する兵器は限られている。<br>
また、待機状態の灰色からフェイズシフトすると色が変わる。ストライクガンダムを始めとする初期のSEED系ユニットに搭載されている。
=== 設定の変遷 ===
SEEDが始まった当初は「発動すると色が変わり、ビーム以外を無効化する」という基本設定しかなかったのだが、SEED終盤ではジェネシスが陽電子砲を防いでおり(原理的に不可能のはず)、外伝やDESTINYではVPS装甲の「色により消費電力と強度が違う」という設定が登場したので機体のカラーリングとの矛盾が多くなった。
例として「最も出力と強度が高いのは赤系」との設定から[[セイバーガンダム]]は砲撃型なのに装甲で電力を無駄遣いしていたことになる。また「ビームサーベル同士の干渉はできない」設定との兼ね合いで[[インフィニットジャスティスガンダム|∞ジャスティス]]は装甲だけで[[デスティニーガンダム|デスティニー]]のビームブーメランを防いでいることになり、劇中の演出と設定の矛盾が指摘されている。
=== スパロボシリーズにおいて ===
第3次αで[[特殊能力]]として初登場。[[ビーム兵器|ビーム属性]]以外を軽減する[[バリア]]という特性は名有りの敵MSの撃破難易度向上に一役買った(攻撃の手段が整わない序盤は厄介)。<br />Z以降は[[特殊装甲]]扱いになり、[[バリア貫通]]武器では無効化できなくなった。
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
:[[ビーム兵器]]以外のダメージを2000軽減。消費EN10。
;[[J]]
:ビーム兵器以外の一部武器を除くダメージを800軽減。消費EN10。本作では武器の隠しステータスでPS装甲無効が存在する。
;[[W]]
:ビーム兵器以外の一部武器を除くダメージを1000軽減。消費EN5。
;[[Z]]
:ビーム兵器以外のダメージを2000軽減。消費EN10。本作から特殊装甲の区分が出来たのでそちらに分類される。ビーム属性がなければバリア貫通武器でも無効化できない。実はVPS装甲と同じ効果。
;[[K]]
:ビーム兵器以外のダメージを1000軽減。消費EN10。やはりビーム属性がなければバリア貫通武器でも無効化できないが、それとは別にPS装甲貫通属性が武器の隠しステータスで存在するので注意。今回はVPS装甲の下位仕様。
== フェイズシフト装甲を用いた兵器 ==
;[[ストライクガンダム]]及びその換装形態、[[デュエルガンダム]]、[[バスターガンダム]]、[[ブリッツガンダム]]、[[イージスガンダム]]
:礎となった五機のMS。
;[[デュエルガンダム アサルトシュラウド]]
:本来はMS本体にしか装備されていないが、大抵のゲームでは追加装甲にも装備されている。
;[[ストライクルージュ]]及びその換装形態
:改良型を装備しており、後の[[VPS装甲]]の雛形となった。
;[[ブルデュエルガンダム]]、[[ヴェルデバスターガンダム]]
:
;[[ドレッドノートガンダム]]([[Xアストレイ]])
:
;[[アストレイゴールドフレーム天 (未完成)]]
:ブリッツガンダムから移植した右腕のみがフェイズシフト装甲製。
;[[アストレイゴールドフレーム天]]、[[アストレイゴールドフレーム天ミナ]]
:右腕とマガノシラホコがフェイズシフト装甲製。
;[[フリーダムガンダム]]、[[ジャスティスガンダム]]、[[プロヴィデンスガンダム]]
:[[ニュートロンジャマーキャンセラー]]による核エンジンにより、従来のバッテリーから稼働時間の大幅延長を実現。
:
;[[ジェネシス]]
:要塞内部の莫大な電力によりエネルギーをも無効化。劇中その描写が出た際はいささか説明不足。
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[[Category:特殊能力]]
[[Category:特殊能力]]
[[Category:バリア]]
[[Category:バリア]]
[[Category:ガンダムシリーズ]]