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[[マーズ]]こと[[明神タケル]]の実の兄であり、赤ん坊の頃にマーズとは互いに行き違いの人生を送ることとなる。
 
[[マーズ]]こと[[明神タケル]]の実の兄であり、赤ん坊の頃にマーズとは互いに行き違いの人生を送ることとなる。
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ギシン帝国の支配者[[ズール皇帝]]により、イデアとアイーダは息子マーズを専用ロボ・[[ガイヤー]]と共に[[地球]]へと送り込ませることとなるが、イデアは、息子が[[地球]]破壊のために送り込まれていることに反発し、ガイヤーの守護神「[[六神ロボ|五神ロボ]]」を設計してガイヤーと共に向かわせる。それを知ったズールから反逆者として処刑され、残されたアイーダとマーグは辛い生活を送っていたが、その一方でアイーダもまたマーズを取り戻そうとしてズールへの直訴の際に門前で殺されてしまう。その光景をまざまざと見せ付けられたマーグはギシン帝国とズールへの反逆を決意する。
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[[ギシン帝国]]の支配者[[ズール皇帝]]により、イデアとアイーダは息子マーズを専用ロボ・[[ガイヤー]]と共に[[地球]]へと送り込ませることとなるが、イデアは、息子が[[地球]]破壊のために送り込まれていることに反発し、ガイヤーの守護神「[[六神ロボ|五神ロボ]]」を設計してガイヤーと共に向かわせる。それを知ったズールから反逆者として処刑され、残されたアイーダとマーグは辛い生活を送っていたが、その一方でアイーダもまたマーズを取り戻そうとしてズールへの直訴の際に門前で殺されてしまう。その光景をまざまざと見せ付けられたマーグはギシン帝国とズールへの反逆を決意する。
    
普段は飄々とした青年を演じて、青い小鳥を使い地球にいる弟のマーズとはテレパシーで交信して助け出していた。だが、やがてズールに知られることとなり、マーズと戦うよう促される。しかし、マーグはマーズと接触する千載一遇のチャンスと思い、マーズこと明神タケルと兄弟で出会うことなる。お互い兄弟であることを伝えると共に、テレパシーで両親の死も伝える。最後にマーズに「[[六神ロボ]]」を呼び寄せる[[ペンダント]]を渡してマーズの元を去る。
 
普段は飄々とした青年を演じて、青い小鳥を使い地球にいる弟のマーズとはテレパシーで交信して助け出していた。だが、やがてズールに知られることとなり、マーズと戦うよう促される。しかし、マーグはマーズと接触する千載一遇のチャンスと思い、マーズこと明神タケルと兄弟で出会うことなる。お互い兄弟であることを伝えると共に、テレパシーで両親の死も伝える。最後にマーズに「[[六神ロボ]]」を呼び寄せる[[ペンダント]]を渡してマーズの元を去る。
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;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
:[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[愛]]
 
:[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[覚醒]]、[[愛]]
:攻撃向きのラインナップがそろっている。ただし、特殊技能の「[[超能力]]」があるとはいえ、弟の[[明神タケル|マーズ]]と違って「[[ひらめき]]」等の精神コマンドを持たないために[[回避]]面では不安が残る。ちなみに「必中」「気合」「熱血」「覚醒」は、弟のマーズも所持している。
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:攻撃向きのラインナップがそろっている。ただし、特殊技能の「[[超能力]]」があるとはいえ、弟の[[明神タケル|マーズ]]と違って「[[ひらめき]]」等の精神コマンドを持たないために[[回避]]面では不安が残る。ちなみに「必中」「気合」「熱血」「覚醒」「愛」は、弟のマーズも所持している。
 
:なお、ここで言う「不屈」と「愛」とは、それぞれ「死してもなお弟のマーズを助けたマーグの意志」「マーグのマーズへの兄弟愛」に由来するものであろう。
 
:なお、ここで言う「不屈」と「愛」とは、それぞれ「死してもなお弟のマーズを助けたマーグの意志」「マーグのマーズへの兄弟愛」に由来するものであろう。
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:実の母。しかし、目の前で殺されてしまう。幼少時代のマーグには辛い出来事であった。第2次Z 破界篇では直接登場しないが、彼女の死の報はマーグから弟マーズへと伝えられた。
 
:実の母。しかし、目の前で殺されてしまう。幼少時代のマーグには辛い出来事であった。第2次Z 破界篇では直接登場しないが、彼女の死の報はマーグから弟マーズへと伝えられた。
 
;[[ズール皇帝]]
 
;[[ズール皇帝]]
:ギシン帝国の支配者。諸悪の根源であり、マーグ・マーズ兄弟にとっては宿敵である。マーグは彼に洗脳されて、弟マーズと戦うことになる。
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:[[ギシン帝国]]の支配者。諸悪の根源であり、マーグ・マーズ兄弟にとっては宿敵である。マーグは彼に洗脳されて、弟マーズと戦うことになる。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]で[[明神静子]]を利用したマーズ暗殺作戦に失敗した際、彼から援護を受ける。
 
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]で[[明神静子]]を利用したマーズ暗殺作戦に失敗した際、彼から援護を受ける。
 
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]、[[竹尾ワッ太]]、[[赤木駿介]]、[[カミナ]]
 
;[[兜甲児 (真マジンガー)|兜甲児]]、[[竹尾ワッ太]]、[[赤木駿介]]、[[カミナ]]
:第2次Z 破界篇では[[戦闘前会話]]で彼らからタケルと闘うことを非難される。
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:第2次Z 破界篇では[[戦闘前会話]]で、彼等からマーズと闘うことを非難される。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:[[明神タケル|マーズ=タケル]]との邂逅は、[[ズール皇帝]]に強制された戦いだった。しかし、タケルと[[コスモクラッシャー隊]]の協力で、ついに話し合う機会を得る。全てを知るタケルだが、この事態にズール皇帝はマーグを洗脳して戦わせることに。
 
:[[明神タケル|マーズ=タケル]]との邂逅は、[[ズール皇帝]]に強制された戦いだった。しかし、タケルと[[コスモクラッシャー隊]]の協力で、ついに話し合う機会を得る。全てを知るタケルだが、この事態にズール皇帝はマーグを洗脳して戦わせることに。
 
;「勝負だ、マーズ! 死ね!」
 
;「勝負だ、マーズ! 死ね!」
:ズール皇帝に洗脳され、敵としてタケルの前に立ちはだかって。しかし、「勝負だ!」と言って立て続けに「死ね!」とは…。これもズールの洗脳が成せる業か…。
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:ズール皇帝に洗脳され、敵としてタケルの前に立ちはだかって。しかし、「勝負だ!」と言って立て続けに「死ね!」とは…。これも[[張五飛|ズールの洗脳が成せる業]]か…。
 
;「マーズは俺の敵! マーズは俺が倒す!」
 
;「マーズは俺の敵! マーズは俺が倒す!」
 
:タケルと交戦した後、少し洗脳力が弱まって彼の事を思い出しそうになった際、[[ロゼ]]に再度洗脳力を強化されて。洗脳されてしまったから仕方ないとはいえ、その前言撤回ぶりに、ちょっと間抜けな台詞に思えなくも無い。
 
:タケルと交戦した後、少し洗脳力が弱まって彼の事を思い出しそうになった際、[[ロゼ]]に再度洗脳力を強化されて。洗脳されてしまったから仕方ないとはいえ、その前言撤回ぶりに、ちょっと間抜けな台詞に思えなくも無い。
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:クレバスから落ちて洗脳が解けるも、弟の盾になって瀕死のマーグが遺した言葉。その後の物語でそれが事実だったことが明らかにされていく。[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では[[DVE]]により再現された。
 
:クレバスから落ちて洗脳が解けるも、弟の盾になって瀕死のマーグが遺した言葉。その後の物語でそれが事実だったことが明らかにされていく。[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では[[DVE]]により再現された。
 
;「これまでお前は、いくつも苦難を乗り越えてきたじゃないか。マーズ、お前は宇宙の全ての人々のために生き残った。全ての人の喜びや悲しみ、怒りや楽しみさえも自分のものとして働くためにだ。心の目をしっかりと見開くんだ。いいな?」
 
;「これまでお前は、いくつも苦難を乗り越えてきたじゃないか。マーズ、お前は宇宙の全ての人々のために生き残った。全ての人の喜びや悲しみ、怒りや楽しみさえも自分のものとして働くためにだ。心の目をしっかりと見開くんだ。いいな?」
:ズール皇帝の策で[[地球]]から去らなければならなくなり苦悩するタケルの夢に現れ、「俺は思い出の中だけに生きている(=死んでしまった)が、お前は違う」と言った後に激励したセリフ。弟にかける[[期待]]がにじみ出ており、タケルが主題歌の一節通りの「[[宇宙]]をかける王者」へ進む大きな一歩となる。
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:ズール皇帝の策で[[地球]]から去らなければならなくなり苦悩するタケルの夢に現れ、「俺は思い出の中だけに生きている(=死んでしまった)が、お前は違う」と言った後に[[激励]]したセリフ。弟にかける[[期待]]がにじみ出ており、タケルが主題歌の一節通りの「[[宇宙]]をかける王者」へ進む大きな一歩となる。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
マーグは[[ゴッドマーズ]]の項にも書かれている通り、人間ドラマを中心としなければならなくなった製作側が生み出したキャラクターである。'''マーグが美形キャラクターであることもあって、放送当時は彼が登場すると視聴者が低学年生から大人の女性へと変わってしまうほど、多くのファンを獲得した'''。そして、マーグが死亡すると、ファンから追悼の手紙がスタッフへと多く寄せられるにいたった。そのため、関係者はTV局の一室を使い、マーグの追悼式を取り計らった。<br />
 
マーグは[[ゴッドマーズ]]の項にも書かれている通り、人間ドラマを中心としなければならなくなった製作側が生み出したキャラクターである。'''マーグが美形キャラクターであることもあって、放送当時は彼が登場すると視聴者が低学年生から大人の女性へと変わってしまうほど、多くのファンを獲得した'''。そして、マーグが死亡すると、ファンから追悼の手紙がスタッフへと多く寄せられるにいたった。そのため、関係者はTV局の一室を使い、マーグの追悼式を取り計らった。<br />
また、ファンの間ではマーグの復活を嘆願する声も多かったが、シリーズ構成を担当した藤川氏は「マーグの『復活』は無い」と言い(そもそもマーグは死ぬことが始めから決まっていた。三ツ矢氏も「オーディション前に、兄が先に死ぬらしいといううわさは聞いていた」と証言している)、死の痛感さを表現している。結局、「肉体は滅びてもその[[魂]]は弟を助ける」という形で再登板が実現したが、それも「ここまで女性ファンに愛された男性キャラクターはいない」とも言われる人気あってのものであろう。
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また、ファンの間ではマーグの復活を嘆願する声も多かったが、シリーズ構成を担当した藤川氏は「マーグの『復活』は無い」と言い(そもそも、マーグは死ぬことが始めから決まっていた。三ツ矢氏も「オーディション前に、兄(マーグ)が先に死ぬらしいといううわさは聞いていた」と証言している)、死の痛感さを表現している。結局、「肉体は滅びてもその[[魂]]は弟を助ける」という形で再登板が実現したが、それも「ここまで女性ファンに愛された男性キャラクターはいない」とも言われる人気あってのものであろう。
    
演じた三ツ矢氏は「僕はオーディションでは、マーズとマーグの両方を受けていた。水島君が[[明神タケル|マーズ]]役に決まったので、マーグ役になった。でも、'''結果的にマーズ役を落ちて、マーグを演じることができて良かったと思っている'''」との趣旨の発言を複数のメディアでしている。なお、前述の追悼式では、三ツ矢氏も喪服で参列していたそうである。
 
演じた三ツ矢氏は「僕はオーディションでは、マーズとマーグの両方を受けていた。水島君が[[明神タケル|マーズ]]役に決まったので、マーグ役になった。でも、'''結果的にマーズ役を落ちて、マーグを演じることができて良かったと思っている'''」との趣旨の発言を複数のメディアでしている。なお、前述の追悼式では、三ツ矢氏も喪服で参列していたそうである。
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