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、 2012年7月10日 (火) 21:17
== あしゅら男爵(Baron Ashura) ==
*[[登場作品]]:[[マジンガーシリーズ]]
**[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]
**[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]
**[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]
**[[真マジンガー 衝撃! Z編]]
*[[声優]]
**柴田秀勝(男)、北浜晴子(女)[マジンガーZ・マジンカイザー]
**石飛幸治(男)、山像かおり(女)[真マジンガー]
*種族:[[人造人間]](元・古代ミケーネ人)
*性別:男/女
*所属:[[Dr.ヘル一派]]
*役職:鉄仮面軍団・指揮官
*称号:男爵
[[Dr.ヘル]]配下の[[鉄仮面]]軍団を率いる大幹部。Dr.ヘルが[[バードス島]]の遺跡から発掘したミケーネの貴族夫婦のミイラを縫合し、1体の[[人造人間]]として復活させたものであり、体の右半分は女性、左半分は男性となっている(但しこの設定は放送中に作られた後付けで、さらに漫画『マジンカイザー 新魔神伝説』ではDNAの段階で組み合わせているという設定になっていた)。劇中では、体の右側が映っているときは女の声で、左側が映っているときは男の声で、両方が映っているときは男女両方の声で同時に話すという演出がなされた。変身能力を持ち、手に持ったバードスの杖は[[機械獣]]を操るだけでなく、破壊光線を出せる。
機械獣による[[光子力研究所]]の攻撃や[[兜甲児]]の[[暗殺]]を頻繁に実行するが、ことごとく失敗し、毎回Dr.ヘルの叱責を受けることになる。そのときの台詞「お許し下さい、Dr.ヘル」は定番であった。そればかりか中盤以降になると、同僚の[[ブロッケン伯爵]]からは無能扱いされ、協力者の[[ゴーゴン大公]]にはアゴで使われと、終生人間関係に苦しむこととなる。しかし、最後の戦いの際はその心意気を感じ取ったゴーゴンも加勢しており、結果として[[マジンガーZ]]に勝つことは遂に叶わなかったものの、その死には冷酷なヘルも涙を流し、あしゅらの像を作った。<br />
その正体と顛末は、団龍彦氏の小説『スーパーロボット大戦』で語られている。
なお、彼(または彼女)の'''下半身'''が一体どうなっているのかは、ファンの間で永遠の謎とされている。
=== OVA『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』 ===
Dr.ヘルの部下、主たる幹部として登場している(ブロッケン他の幹部は出ていない)。マジンガーZを奪い[[あしゅらマジンガー]]に改造したり、[[弓弦之助|弓教授]]に化けて[[光子力研究所]]に潜入などするが、[[マジンカイザー]]にことごとく敗れる。最後には[[地獄王ゴードン]]と一体化して決戦に挑むも敗れ、その命を落とす。TV・OVAともに死ぬときは決死の覚悟で挑み敗れている。
なおOVA第1話では実質マジンガーZに乗るうえに技名を叫びまくる彼を見ることができる。
=== 『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』 ===
[[ミケーネ帝国]]の巫女であり夫婦である[[トリスタン(真マジンガー)|トリスタン]]と[[イゾルデ]]の腐った半身を取り除き、結合された姿という設定になっている。ミケーネの謎を知る者として最後まで物語上非常に重要なポジションに位置するキャラであり、もう一人の主役といっても過言ではない。生身でマジンガーに立ち向かう姿など最初から最後まで、かつてない「'''かっこいいあしゅら男爵'''」の姿を視聴者に見せ付けた。
終盤で明かされた真相は、眠っていたトリスタンとイゾルデの半身をヘルが薬品で腐らせ、後からやって来たつばさに治療を命じてあしゅらが作り出された、というものだった。最終的には記憶を取り戻したことでヘルに反逆する。その真の狙いは、蘇生時にかけられた「命を断てない」という暗示を逃れて自害することであり、この結果、ゴードンという対応策がなくなった状態の所に[[暗黒大将軍]]をはじめとするミケーネの面々が姿を現し、世界は最悪の事態を迎えることとなった。
=== 永井豪の漫画版 ===
週刊少年ジャンプ連載時では、当初は「謎の軍団の首魁」として登場し、機械獣が敗れると総統Dr.ヘルの指示を仰ぎ、マジンガーZ攻略を命じられる。<br />
最終決戦で[[海底要塞ブード]]に座乗するが、制御不能になったブロッケンの[[飛行要塞グール]]と激突し、共に海の藻屑となる。
テレビマガジン連載時では、当初は専用の機械獣を「プレゼント」として与えられたりと扱いが良かったが、[[ゴーゴン大公]]に親書を届けて以来、出番が無くなる。そして、ピグマン子爵初登場の回では、既に死亡したことになっていた。
大部分の単行本では、週刊少年ジャンプでの結末を採用している。
=== 桜多吾作版 ===
前半はTV版では仕切った作戦をブロッケン伯爵に取って代わられたりと微妙に扱いが悪い。<br />
後半でもまた、海底要塞ブードを用いてブロッケンをフォローするという地味な仕事をこなす。その一方、地球人食料化を目論む異次元魚人チップカモイをペテンにかける、といった活躍もあった。<br />
最終的には、超兵器を手中に収めDr.ヘルにも反旗を翻すが、あえなく死亡した。
=== スパロボシリーズにおいて ===
スパロボにおいても存在感と出番はあれど、主人公達に対し連戦連敗失敗続きの無能な敵幹部(連戦連敗なのはあしゅら男爵に限った話では無いのだが)の代表格として扱われることが多かった。TV版における壮絶な最期が再現されずあっけなく死ぬ描写も多いが、[[α]]でようやくTV版の最期が再現された。
OVA版設定の場合は、格闘や防御などスーパー系パイロットに要求される能力値が高めに設定されており、[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]など搭乗機にも恵まれているため強敵となっている。
== 登場作品と役柄 ==
=== 旧シリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]所属。2度登場するが戦えるのはシナリオ「ラストバタリオン再び」のみ。残りは[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]を[[飛行要塞グール|グール]]でさらったりする他、CB版では[[アブドラU6]]に乗り込み[[ローレライ]]をホワイトベース隊と戦うようしむける。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
:[[第2次]]では[[ドズル・ザビ|ドズル]]と同格であり、彼を怒鳴りつけていたが、本作では格下であり「ドズル閣下」と呼んでいる。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:[[マジンガー]]系の敵役では一番出番が多い。<br />序盤の宇宙ステージでシャアの[[ジオング]]と共に機械獣[[アブドラU6]]を駆って[[DC]]前線基地の防衛をしているのが印象深い。本作から[[海底要塞ブード|ブード]]も登場。[[デューク・フリード]]が弟の仇と[[ナイーダ]]を騙し、彼女をけしかけたりもしてくる。
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:1シナリオのみ、マサキの章で戦う事になる。今回もグールに乗艦している。カークス軍所属の[[ラテル・アクロス]]達の援軍に現れたので、カークス軍に拾われたのだろうか?そこら辺は言及されてないが、リューネの章でリューネと共闘していたりすれば面白かったのに。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:DC残党に所属。「あしゅら男爵の最期」で基地と共に[[ロンド・ベル]]を道連れにしようとして死亡する。しかしそのステージ冒頭では「'''汚名を挽回するのだ!'''」と発言して[[破嵐万丈|万丈]]に突っ込まれるという、なんとも格好のつかないやり取りも。なおキャラクター大事典で「海の底に眠る」と表記されているが、おそらく漫画版の方とごっちゃになったと思われる。
;[[スーパーロボット大戦F]]
:なんとスーパー系第1話で[[ゲッタードラゴン]]に乗って登場する。以降はずっとグールに乗り、[[デビルガンダム]]再生のために雑用もとい暗躍する。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:[[ブロッケン伯爵]]よりも長生きするが、散り際は至って普通。出番が少なく、中盤のルート選択で地上を選ばないと最期も拝めない上に、スーパー系でないと会わない可能性がある。
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
:シーン2で何度か戦う。シーン1開始前、ジャブローを襲撃するが標的の[[ロンド・ベル]]隊は[[バイストン・ウェル]]に行ってしまう。彼ら不在の間、連邦軍やジオン軍を相手に地上で暴れていた。[[ミケーネ帝国]]や[[妖魔帝国]]と共闘していたのかは不明。乗機は[[飛行要塞グール|グール]]。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
:シーン1で一度だけ戦う。特に目立った活躍もなく、気の利いた能力でもないが、何故か敵パイロットの中で獲得EXPが一番高くなっている。乗機は[[飛行要塞グール|グール]]。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
:シーン3で一度だけ戦う。タイトル「爵位を持つ者たち」と、彼と同僚の[[ブロッケン伯爵]]主役ステージである。本人はそこまで悪くないがグールが弱いため攻略本に『現金輸送車の運転手』とまで書かれてしまっている。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:第1部と第3部にそれぞれ1度ずつ登場する。第1部で撃墜を狙う場合、[[飛行要塞グール|グール]]の装甲が厚くHPも高いため苦戦必至。
=== αシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:スーパー系ルート第1話より登場。パイルダーしかない[[兜甲児]]を殺そうとしたり、すぐ後の話では[[マ・クベ]]と何か取引していた(ルートによっては、ここで受け取った物が[[ドラゴノザウルス]]と判明する)。しかし、最後は原作通り脱走し[[ロンド・ベル]]に決戦を挑み戦死する。今作では1度[[無敵戦艦ダイ]]に搭乗する。原作(TV版)冒頭でのあしゅら男爵の台詞を再現するなど、比較的最期を忠実に再現している作品となった。なお彼のまぬけぶりはスーパー系第1話から再現されており、撃墜すると時間的に間に合わないと思ったのか作戦内容を勝手に全て喋る。これさえ言わなければ、甲児が急いで[[光子力研究所]]に戻らなかった。しかも、状況的に喋らなければ[[光子力研究所]]を破壊できていた可能性は十分にあった。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:中盤、[[熟練度]]が一定より低いとシナリオが分岐するが、[[熟練度]]の低いルートを通ると[[ジェットファイアーP1]]に怨念が憑依して登場する。
=== Zシリーズ ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
:『真マジンガー』設定で登場。原作再現とはいえ'''[[生身ユニット]]として登場、おまけに専用のカットインまで用意されている。'''イベント戦闘ではあるものの、優遇されているといっても過言ではないだろう。その後は機械獣の付き添いとしてのセリフで度々登場し、最後はルート別のボスとして[[海底要塞ザルード]]に乗り込む。ちなみに、ZEUTHのメンバーは[[兜甲児|自分達の知る甲児]]達から彼を含めた機械獣軍団の存在を知らされていなかったらしく(同じ世界の出身である筈のカミーユも特に知っていたような反応は見せていないが、前作の冒頭が新兵時代なので無理もない)、初対面の時に男女が半分で1つになっているその異様な姿を見て驚愕している。様々な事象に詳しいようだが、何故か忘れている描写が目立つ。再世編での解明が待たれる。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]
:原作と違い、ミケーネの記憶を取り戻したのは[[ケドラ]]ではなく[[ガイオウ]]がきっかけに。終盤、[[地獄王ゴードン]]の次元発生装置を破壊するために戦闘デモ→[[援護攻撃]]で[[マジンガーZ]]が攻撃するという今までの[[スパロボ]]では考えられない組み合わせがある。ちなみに、この時の戦闘デモは頭身の都合上か'''生身のあしゅらが地獄王ゴードンの股間を執拗に攻撃する'''というある意味痛々しいもので、ヘルに対する積年の恨みを垣間見ることが出来る。<br />なお、今回は他作品との兼ね合いかミケーネの仲間を復活させず、どこかへ逃げ去ってしまう。もし呼び出していたら、ほぼ確実にバッドEDとなっていたであろう。
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦J]]
:OVA版設定。[[ガウルン]]と手を組み、甲児やさやか達ごと[[陣代高校]]の生徒を拉致する事になる。
;[[スーパーロボット大戦W]]
:OVA版設定。原作よりもきちんとした策で[[マジンガーZ]]を破壊した。その後[[光子力研究所]]を攻めたが、正気に戻った甲児&鉄也のダブルマジンガーコンビに叩き落とされた。最後は原作通りと思いきや、最終話直前に[[ラウ・ル・クルーゼ]]や、[[シンクライン皇太子]]と共に出てくる。[[ガルラ大帝国|ガルラ]]との同盟は危険であると進言する(ただし却下された)など知的な部分も見ることができるが、皮肉にも最後は再び彼らと共闘した。弓教授に変装したが成り行きで[[ミス一番星コンテスト]]に参加させられたり、[[ボン太くん]]に叩きのめされるなど、普段通りの間抜けな演出も目立つ。
=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
:[[暗黒大将軍]]の部下として登場。[[ソーディアン]]の破片より、[[フラグメント]]を作り出す。
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
:初めて声付きになった。後のシリーズのように、エコーはない。[[月|月面]]で登場する。
;[[スーパーロボット大戦GC]]
:初めてOVA版設定で登場。音声も久々の新規収録。[[あしゅらマジンガー]]や[[地獄王ゴードン]]も登場した。
;[[スーパーロボット大戦XO]]
:OVA版設定。
== 人間関係 ==
;[[Dr.ヘル]]
:上司。[[W]]では、[[Dr.ヘル]]の正確な死の描写が無い事を逆手にとって決戦後も実は生きていたということになっており、あしゅらもヘルから直してもらっている。<br />また、桜多吾作の漫画版では彼から離反し、独自勢力で世界征服を狙った。
;[[ブロッケン伯爵]]
:同僚。犬猿の仲。
;[[ピグマン子爵]]
:同僚その2。原作ではあしゅらの死後に登場したため、対面するシーンは無い。ただし、TV版、永井豪版、桜多吾作版にて、あしゅら男爵を題材にした幻覚を用いていた。また、真マジンガー版では最初から登場しているため、あしゅらとも顔なじみ。
;[[ゴーゴン大公]]
:最期の決戦前に[[Dr.ヘル]]の元を脱走してきたあしゅら男爵に対し、[[妖機械獣]]を「盗んでいけ」と言って与えている。[[α]]では途中で援軍(数体の[[戦闘獣]])を送っている。
;[[鉄仮面]]
:[[Dr.ヘル一派]]の[[サイボーグ]]兵士で、あしゅらの直属の部下。
;[[ローレライ]]
:シュトロハイム博士の「娘」。「父の仇」として怨まれる。<br />CB版『第2次』では、DCにおける部下。特に怨みは買っていない様子。
;[[兜甲児]]
:宿敵。毎回作戦を破られ、Dr.ヘルの前で土下座させられることになる。
;トリスタン、イゾルデ
:『真マジンガー』にて登場したミケーネの神官と巫女の夫婦にして自身の半身。
== 他作品の人間関係 ==
=== ダイナミック系 ===
;[[闇の帝王]]
:母国の元首。<br />団龍彦の小説作品では部下だったが、後に反逆する事に。
;[[地獄大元帥]]
:『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』における[[Dr.ヘル]]本人。[[IMPACT]]では上司。<br />桜多吾作版では、反逆した事を根に持たれ、「無能な部下」呼ばわりされる。
;[[暗黒大将軍]]
:[[SC]]では上司。
;[[ナイーダ]]
:[[第3次]]では部下。弟を失った憎しみを利用して[[ロンド・ベル]]隊にぶつけようとし、過去にはあしゅら自身に反抗的であった彼女の弟を洗脳していたりしていた。
;[[ゲッターチーム]]
:スパロボでは甲児達マジンガー勢に次ぐ仇敵であり、度々激突している。
=== スーパー系 ===
;[[破嵐万丈]]
:[[第4次]]で「汚名挽回」と言ってしまったが為、彼に突っ込まれてしまう。
;[[プリンス・シャーキン]]
:旧シリーズでは同僚。[[α外伝]]ではルート次第で彼と共に敵として登場する。
;[[リヒテル]]
:[[第4次]]では同じDC所属であるが波長は合わず、正々堂々と[[早乙女研究所]]に襲撃予告したリヒテルに呆れ、愚劣な騎士道精神かぶれと批判した。<br />…リヒテルとあしゅら男爵を「軍の指揮官」として考えた場合、この一件ではあしゅら男爵の方に分がある。
;[[耐爬]]
:[[J]]にて共闘。
;[[サダック]]
:[[W]]ではあしゅらが失敗続きで一度投獄された際、彼に助け出される。しかし、彼が自分を捨て駒にして[[Dr.ヘル]]を利用しようとしている事を看破して、すぐに粛清した。
;[[ホネルバ]]
:[[W]]ではいち早く裏切りに気付き、あしゅらは彼女を撃退して[[Dr.ヘル]]への忠誠を見せ付けた。
;[[マーグ]]、[[ロゼ]]
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]中盤で[[ギシン星人]]との協力関係に基づき、彼らの援護に[[ゴーストファイヤーV9]]を送り込む。
;[[ギミー・アダイ]]、[[ダリー・アダイ]]
:第2次Z破界篇では、自身の姿がトラウマになっていた模様で、再世篇で成長した時でも、そのトラウマは残っていた。
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[シャア・アズナブル]]
:旧シリーズでは、同じ[[DC]]所属の同僚だった。ちなみに彼も鉄仮面をつけている。<br />『新』では「バルマー帝国に屈した地球人」同士。[[スペースコロニー]]を占拠していたが、このことをシャアがどう思っていたかは不明。基本的に仲はあまり良くない。
;[[ドズル・ザビ]]
:旧シリーズでは同僚。FC版『第2次』では怒鳴りつけていたが、『第3次』や『第2次G』ではドズルのほうが格上になる。
;[[マ・クベ]]
:[[α]]では彼から[[ドラゴノザウルス]]を受け取った。
=== リアル系 ===
;[[マキ・イズミ]]
:あしゅらは彼女のギャグに大笑いする。
;[[ミスマル・ユリカ]]
:あしゅらには彼女が非常に艦長らしくない女性に見えるらしく、[[W]]では[[ミス一番星コンテスト]]にて彼女に票を入れた
;[[ガウルン]]
:[[J]]にて共闘。影では彼に化け物呼ばわりされていた。
;[[ボン太くん]]
:[[W]]では彼にコテンパンにされ、本気で彼のことを恐れるように。更にあしゅらは何故か名前を覚えられず「ゾン太くん」「ドン太くん」などと発言して、部下の[[鉄仮面]]に突っ込みを受けている。律儀に「くん」付けしている。
=== バンプレストオリジナル ===
;[[ミオ・サスガ]]
:[[EX]]でギャフンという言葉を使った際、彼女に突っ込まれる羽目に。
;[[ガイオウ]]
:トリスタン、イゾルデだった時代に共に戦った。
== 名台詞 ==
=== マジンガーZ ===
;「お許しください、Dr.ヘル」
:[[Dr.ヘル]]がお仕置きをした際によく言う。撃墜された時にもよく言う。
;「Dr.ヘル、なんと醜悪な顔でございましょう」
:劇場版『[[劇場版マジンガーシリーズ|マジンガーZ対デビルマン]]』で、復活したデーモン族を一瞥して漏らした感想。あしゅらの口からこの台詞を吐かせる確信犯的なスタッフのお遊びである。
;「…Dr.ヘルに伝えて下さい…あしゅらは、最期まで勇敢に戦ったと…!」
:[[マジンガー]]に最後の勝負を挑み、[[ゴーゴン大公|ゴーゴン]]に託した遺言。
;「なぜだブロッケン!」
:漫画版のいまわの際の台詞。[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]を責めているが、この時グールはコントロール不能にされたため不可抗力ではあった。
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
;女「あぁ…可笑しいな。不思議な事に笑いがこみ上げてくる…」<br />男「本当だ…笑いが止まらんよ…」<br />「何故なら、あれは確かに神であり、悪魔でもある…」<br />「そして同時に我等の仇…まさか…まさかこんな所で出会うとは!」<br />「数千年の時を超え、待ち望んでいた我等が仇との再会…!」<br />「'''うおぉぉぉぉぉぉぉ!!'''」<br />男「'''待っていろぉぉ!'''」<br />女「'''待っていろぉぉ!'''」<br />「'''ゼウスゥゥゥゥッ!!'''」
:「真」にて、[[マジンガーZ]]の起動を目の当たりにして。甲児と同じくその目には「神」の姿がオーバーラップしていた。この後、要塞のガラスを突き破り、一気に海上へ浮上。そのまま水上を[[十傑衆]]よろしく疾走するという今川作品ではお馴染みの演出が炸裂し、怒涛の人外っぷりを遺憾なく発揮したあしゅら男爵に度肝を抜かされた視聴者もいただろう。
;男「さて…いよいよ'''アレ'''を試してみるか…!」<br />女「よし…!一度やってみたかったのよ!」<br />「'''パイルダァァ・オォーン!'''」
:自身の策により甲児とさやかを捕らえ、マジンガーも鹵獲する事に成功。<br />その後、パイルダーを操縦し、パイルダー・オンまでしようとするが『マジンカイザー』の時とは違い、見事失敗するのであった。<br />ちなみに第2次Z破界篇ではパイルダーの事を「'''ちょっと可愛い'''」と発言している。
;男「面白くない…!」<br />女「こんな物二度と乗ってやるもんか!」<br />
:上記の台詞の後、念願のパイルダー・オンを試みるも失敗し、憤慨して。清々しいまでの手のひら返しである。よほど腹に据えかねたのか格納庫を後にする際「'''兜甲児の操縦するものにロクなものはない!'''」とぼやいていた。
;「やあ諸君、とうとうここまでわたくしの話を見てしまいましたねえ」<br />男「わたくしことあしゅら男爵がDr.ヘルによって蘇らせられた時からこの『地獄』、いや! 新しい世界が待ち受けていたように『あなた』にも!」<br />女「そう、ここまであしゅら男爵の物語を今まで読んだり見たりした『あなた』にも、これから新しい『マジンガーZ』の世界が待ち受けているのです。そしてわたくしも例外ではなく…」<br />男「誰よりもわたくし自身が参加するのです」<br />「なぜなら、これから待ち受ける新しい『マジンガーZ』の世界こそ……」
:第16話冒頭におけるモノローグ。元ネタは漫画『デビルマン』第3巻の不動明のモノローグから。この際、原作漫画の映像がフェードアウトする演出がとられるメタ的な手法がとられた。
== スーパーロボット大戦における名台詞 ==
=== マジンガーZ ===
;「今度こそギャフンと言わせてやるわ!」
:[[EX]]で甲児と対決した時の台詞であるが、ミオには「いつの時代の言葉よ!」と突っ込まれる羽目になり、事実上の迷言となる。
;「とうとうここまできおったか…だが、それもここまでだ! 私の意地にかけても、この基地は守りぬいてみせる!! これまでの汚名を挽回するのだ!」
:[[第4次]]より。このシナリオで死亡するあしゅら男爵なりの悲壮な決意である筈なのだが、万丈に汚名は返上するものだと突っ込まれ、EXのギャフンに続いて迷言となってしまう。
;「おお、Dr.ヘル…お許し下さい!あしゅらは…あしゅらは!」
:[[IMPACT]]でのバードス島決戦でブードを撃沈され、辞世の句も遺せぬまま爆死する。
=== マジンカイザー ===
;(この女だ! 何も考えていないようなしゃべり方、能天気と紙一重の底抜けの笑い顔…)<br />(この女を艦長に選べばナデシコは無力化するはずだ)
:[[W]]にて弓教授に化けた状態でナデシコの艦長を決める水着コンテストに参加させられた時、最も艦長として役に立たなそうな人物を見つけたときのセリフ。…彼の投票が決め手で[[ミスマル・ユリカ]]は引き続きナデシコの艦長となった。
;「言われなくても、そうさせてもらう! …そして、私がまず倒すべき者…」<br />「それは貴様らガルラだ!!」<br />「貴様らの魂胆は読めている! ヘル様を利用しようとした罪、その身で償え!!」
:[[W]]にて、自分達を利用しようとした[[サダック]]を粛正する際のセリフ。
;「問答無用! 言い訳なら地獄で聞くわ!! 食らえっ!!」
:[[W]]において、敗色濃厚と知るや自分だけ脱出しようとした[[ホネルバ]]に対しての台詞。その後地獄王ゴードンの攻撃でホネルバの戦闘機を撃墜する。なお、脱出した描写こそ無かったもののホネルバは生きていた。
=== 真マジンガー 衝撃! Z編 ===
;「ひ、ひいっ!!鬼ぃぃっ!!」
:第2次Z破界篇にて[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]との戦闘前台詞。竜馬の威圧に押されての悲鳴。さすがのあしゅら男爵も竜馬の前では動揺するしかなかった。<br />……[[新ゲッターロボ|別世界の話]]ではあるが竜馬はその[[鬼]]すらも凌駕するのだからタチが悪い。
;「バアルの襲来が近い。今はその時ではないだろう」
:「死線! 総攻撃Dr.ヘル!」エンドデモにて、[[ガイオウ]]との会話にて。原作ではこの後自害することでミケーネの面々を呼び出していたが、再世篇では[[バアル]]の存在から先延ばしにしている。
;「健闘を祈らせていただきます、次元の将よ」<br />「願わくば、また再びともに銀河を駆ける日の来ることを」
:去り際。トリスタンとイゾルデ達[[ミケーネ帝国]]も、はるか昔に[[ガイオウ]]ら次元将と共に[[バアル]]と戦ったらしい。
== 商品情報 ==
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== 話題まとめ ==
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== 資料リンク ==
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[[Category:登場人物あ行]]